『まれ』134話「希子育てに悩む?違うことも個性、圭太双子を洗脳する!?」

歩実(横山芽生)はパティシエのほかにも将来の夢をたくさん持っているのに、
やりたい夢がないという匠(小山春朋)を希(土屋太鳳)は心配するが、
圭太(山崎賢人)は、匠が漆塗り職人になりたいと言ってくれなかったことに
ショックを受ける

『まれ』第23週 第134話「いっぱい失敗タルトタタン」あらすじ

ノートにたくさんの夢を書く歩実(横山芽生)とは正反対に、
匠(小山春朋)のノートには何も書かれていなかった。

どうしたのかと聞く希(土屋太鳳)に夢がないとしょんぼりして答える匠。

子どもたちを寝かしつけるために、元治(田中泯)はお面をかぶりながら、
アマメハギの絵本を読み聞かせている。

匠のノートを見ながら、これどう思う?と、
夢がないと言う匠のことを心配し、みのり(門脇麦)に意見を求める希

そこへ、姉ちゃんなんか、夢がないどころか
夢嫌いだったじゃないかと一徹(葉山奨之)が塩を詰めながら話す。

自分の時は理由があったと言う希に、藍子(常盤貴子)は匠もまだ一年生だから、
夢と言う言葉がピンときていないだけないだけじゃないかと言うと、
自分もそう思ったと言う希は、匠にやりたいこともないか?と聞いてみたが
それもないと答えたと言う、希のその言葉に肩を落とす圭太(山崎賢人)。

漆職人になりたいと言ってもらえなくてショックなんだろ?と一徹が笑うと、
文(田中裕子)さんのせいだと圭太は言い出すと、
でかい夢を持った徹(大泉洋)が行方不明になるなんて紙芝居を文がするから、
匠は夢を見るのが怖くなったんじゃないかとむくれていると、
文に八つ当たりするなと圭太に希に怒られてしまう。

子どもがみんな
親の職業に興味を持つわけじゃないと一徹は圭太を慰めるが、
藍子がそういう徹志はどうなのか?と一徹に訊ねると、
徹志(高橋來)は塩田継ぎたいと言っていると嬉しそうに話す一徹。

さらにふてくされる圭太の肩を一徹は叩くと、
まぁ、親の背中しだいってことかなと勝ち誇ったかのように言うのだった。

今はまだ、子どもたちも小さいから、
無理にやりたいことを探す必要はないと藍子が言うと、
そうだねと希も納得したようにうなずく。

希はいいよな、
歩実にパティシエにならりたいって書いてもらえて。。。と、
圭太はまだふてくされている。

パティシエにしたって、
歩実のたくさんある夢の中のひとつだから、
圭太と変わりないと説明する希に、
歩実は本当に好奇心旺盛だねと笑うみのり。

その分飽きっぽいんだけどね、と困り顔の希。

そういえば、
文さんは小さい頃の夢とかあったの?と藍子が文に話しをふると。

。。。フランス人。

え?????

将来の夢、フランス人。

将来の夢なのだから、
職業じゃなくてもいいだろう?と、文は言い、
宇宙旅行とか、ライオンと暮らしたいとか、
そんなことばかり言っていたと話す文。

文の子ども時代は楽しそうだと笑うみのり。

匠も夢ややりたいことはなくても、
楽しいと思えることがあればそれでいいんだよと
文は希に言うのだった。

匠の楽しいことかぁ。。。
なんだろね?みのり
いつもニコニコしてるけどね匠は、藍子
それでも、いろいろ経験させた方がいいのかもねと話す希。

そんな中、
2階で寝ている双子と元治たちの枕元に圭太が忍びよっていた。

圭太は、子どもたちに寄り添うと、輪島塗の器を片手に。。。

歩実ぃ~匠ぃ~
本当に輪島塗は楽しいぞぉ~
漆を何回も何回も重ねて
とにかく楽しいぞぉ~
漆は楽しい、輪島塗楽しい
楽しい楽しいと語りかける圭太。

双子たちの様子を見に2階へやってきた希は、
異様な光景に目を見張る。

希は、何をしているの!???と圭太の行動に戸惑っていると、
寝ている子どもたちの深層心理に輪島塗の楽しさを
訴えかけようと思ってと話す圭太だったが、
洗脳してどうするの!いい加減にしなさい!
希に頭を叩かれ怒られてしまう。

翌日の美容室サロンはるでは
匠と徹志が散髪にきていた。

店内には
お母さんその振り込みフライング
STOP!振り込め詐欺
と書かれた高志のポスターが張られている。

はい!できたとはる(鈴木砂羽)が言うと
先にはるに髪を切ってもらっていた匠は
マキ(中川翔子)に、ますます男前になったねと褒められ上機嫌。

次は徹志ねとはるが声をかけると、
匠!てっちゃん!もう終わった!?
歩実が近所の子どもたちをともなって店内に駆け込んでくる。

店内を駆け回る歩実たちにはるが注意すると
歩実は、浜へ相撲しに行こう!と匠と徹志を誘いますが、
徹志がまだ散髪していないと言うと
歩実は匠を連れてみんなと先に浜へと向かうのでした。

そんな歩実の姿に
歩実はガキ大将だね~と浩一(篠井英介)が言うと
頼もしいとマキも笑う。

すると、真人(塚地武雄)は浩一たちに歩み寄ると
匠の話を始める。

匠が輪島塗に興味がないらしいと言うと、
慎一郎が圭太はショックだろうなと
圭太を気の毒がっていると
圭太には申し訳ないが、
これは自分たちにとっても
最後のチャンスだと話す真人。
男に生まれたからには、
自分の仕事を誰かに継いで欲しいとは思わないか?
真人は慎一郎(ガッツ石松)と浩一に訴える。

自分には洋一郎(高畑裕太)がいると慎一郎が言うと
真人は、洋一郎だってずっと一子(清水富美加)のことばかり追いかけて
このまま放っておいたら一生独身で、
漁師も年寄りばかりになってしまうと言うと

一子だってまだ独身だから、
まだわからないだろう!
洋一郎は言うも。。。誰も聞いていない。

一子はがんばっているなぁ
東京でライターやってえらいなと話す慎一郎。

一子のコラムがになっていて
美容室サロンはるにもその本が並べられていた。

本のタイトル

肉を切らせて骨を断つ
すべての女は性格ブスである。

とにかく!!
自分が言いたいのは。。。と真人は
もしかすると、匠が郵便局員や漁師、
美容師になって店を継いでくれるかもしれないってことだ!
とが要点を話す。

なるほど!と納得する男たちは
何を子どもに村を背負わせようとしているのと
マキに呆れられてしまうが、
そこに。。。。

おじいちゃんと徹志が真人を呼ぶと、
子どもの夢は大人のためにあるわけじゃないんだよ?
気をつけてよ徹志に怒られてしまう真人

すいませんと頭をさげる。

夕方、
希は歩実と匠を連れ
店でホットケーキを焼いている

何をするにも歩実に譲ってしまう匠、
そんな匠のことが気になる希。

ホットケーキを食べたいた3人でしたが、
一足先に歩実が食べ終えたので、
希は歩実に徹志へのお土産
どれかケーキを選んであげてと歩実を
ショーケースもとへ行かせる。

そして希は、匠の横へ座ると
匠はいつも歩実の手伝いをしてくれて優しい
いいお兄ちゃんだねと褒めてやる。

でも、自分でもやってもいいんだよ?と希が言うと、
匠は少し困ったような顔をする。

すると希は、匠は何をしているときが楽しい?
学校は?お友達は?勉強に体育、音楽、
全部好き!!と嬉しそうに答える匠に
好きなものばかりだねと希も嬉れしそうにいうと、
うん!と匠は元気にうなずくのでした。

そんな匠の姿に希は、
そっか、うん、わかったと納得すると
自分も徹志へのお土産を選びたいと
匠は席を立っていく。

きっと大丈夫、
希はそう言って匠を見守るのでした。

その夜も文の徹紙芝居が開かれていた。

徹はようやく本当の夢に気がつきましたが、
けれども、時すでに遅し!
自分の過ちを償うために家を出て
行方不明になってしまったのです。。。

といつもはここで終わる紙芝居でしたが
この日、文はいつもの徹失踪のラストに
新しい話しを付け加えていた。

ところが!!
昨日徹から電話があったのです。
良い子の諸君!
僕は今、とても元気にしています。
夢は必ず叶うとは限らないけれど
怖いものではありません!
取り扱いに注意して
夢を見るのもいいでしょう!
おわり!!

徹元気だったんだ!
良かったね!と喜ぶ匠。

でも、元気ならなんで帰ってこないの?と
鋭いつっこみを入れる徹志に、
大人の事情だという文。
大人の事情ってなにぁに?
子どもたちに聞かれた文は言葉に困ってしまうが。。。

なにかな?なっにかな?とおとぼけて誤魔化すのでした。

苦しい付け足しだなと笑う一徹。

そして、風呂から上がった希が
藍子へ声をかけに台所へ向かうと
藍子は今夜も日記を書いていた。

日記をつけている藍子の姿に希は
日記なんてつけてたんだと口にすると
藍子はまあねと言葉を濁す。

ところで、匠は何か話か?と藍子が希に訊ねると
希はうんとうなずくと、
匠は好きなものばっかりだって言ってたと話すと
何をしている時が楽しいとか
具体的なことはないんだけどと言うが、
まだ小さいのだからそれでいいと藍子は言うと、
自分も少し安心したと肩の荷がおりたような希。

すると希は、藍子の日記へと目をやると、
その日記はお父さんのため?と聞く希に
徹が帰ってきたら見せてあげようと思ってと話す藍子。

さっきの文の紙芝居のように
元気に暮らしてくれてたらいいねと
少し涙目で話す藍子に
希もうんと切なそうにうなずくのでした。

翌日、
店でひとりホームページを見ていた希は
家族行事のページを見て、もしかして
これも徹のために。。。と気づいた希が
一徹のことを思いおこしていると
突然店の扉が開く。

そこには、いつもお小遣いでケーキを食べにきてくれる
少女・沙耶(飯豊まりえ)がいた。

希は沙耶を迎えるが、
今日の沙耶の様子は少しおかしい

もしかして、お小遣いが足りなくなった!?と心配する希は
いつも来てくれているし、今日は店のおごりと言って
店の奥へと向かうと。

あの!!ここでバイトさせてくれませんか!?
沙耶は口を開くと
ケーキを作らせてくれませんか!?
ここで修行させてください!!と言うと
沙耶パティシエになりたいと希に訴えるのでした。

『まれ』第23週 第134話「いっぱい失敗タルトタタン」解説

今回は 「アマメハギ」 について解説していきたいと思います。
石川県には六件の国指定無形文化財があります。
その最初の行事が「アマメハギ」で、
年の折り目に神が来臨し、人々に祝福を与えるという趣旨の行事です。
秋田県のなまはげをイメージいていただけると
わかりやすいかと思います。

【アマメハギ】は→コチラ 50話「藍子と徹の和解、希ぬか喜び 解説へ」

【夢嫌い希】は→コチラ 1話「夢が嫌いな小学生、津村希、人生は地道にコツコツ」

『まれ』第23週 第134話「いっぱい失敗タルトタタン」感想

今回は、 希もすっかりお母さんですね な 回でしたね。

希も圭太もすっかりお父さんお母さんになっていましたね

自分の仕事「輪島塗り」に興味を持ってもらえなかった圭太
よっぽど寂しかったんでしょうね

夜な夜な子どもたちに語りかけてましたね

はたから見るときっと異様な光景なんですが
私は思わず笑ってしまいました。

今日の名言は
徹志くんの

子どもの夢は大人のためにあるわけじゃないんだよ?
気をつけてよ

です。

さすが、一徹とみのりちゃんのお子ですね。

接客募集のつもりで出したバイト募集に
パティシエになりたいと
常連客の沙耶が言ってきました。
希は一体どうするのか!!??

次回、第135話  続 「いっぱい失敗タルトタタン」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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