『まれ』135話「希に弟子!?圭太、隠し持っていた?一子へのプレゼント」

アルバイト募集の貼り紙を見て応募してきた沙耶(飯豊まりえ)は、
本格的な修業をしたいと必死に希(土屋太鳳)に申し出るが、
希も自分もまだ修業の身だと言って、一旦は沙耶の申し出を断る。
塗師屋では圭太(山崎賢人)が子どもたちに漆塗りを教えていたが、
飽きっぽい歩実(横山芽生)と正反対に慎重に塗り続ける匠(小山春朋)、
圭太は匠に漆職人にならないかと誘導するようなことを言ってしまう。
そして翌朝、希の前に再び沙耶が現れて。。。

『まれ』第23週 第135話「いっぱい失敗タルトタタン」あらすじ

【プチ・ソルシエールアルバイト募集張り紙内容】

「アルバイト募集
フロアの片づけ
そうじなどお手伝いを
してくださる方
お待ちしております。

時給850円
資格高校生以上(未経験でもOK)
時間
平日、土曜 9:00~15:00
日曜9:00~20:00

ご希望の方は当店スタッフに
お声掛け、もしくは電話で
ご連絡ください。

0768-22-***」

バイトさせて欲しい
ケーキ作らせて欲しい
パティシエになりたい
ここで修行させて欲しいと願い出る沙耶(飯豊まりえ)

そんなつもりのなかった希(土屋太鳳)は驚いてしまう。

沙耶は立て続けに、
自分は子どものからケーキを作るのが好きで、
パティシエになるのが夢なんです!、
ここのケーキを全部食べました。
本当に美味しいです!
修行させてくだい!

希はそんな沙耶を座らせると、
パティシエの募集ではないことを説明し、
自分もまだ修行の身で弟子なんてとんでもない!と断る。

本気でパティシエになりないのなら、
一流のシェフのもとで修行するのが一番だから、
もっといろいろところをたくさん食べ歩いて、
良く考えたほうがいいと希は沙耶を説得する。

すると沙耶は、コクッとうなずくと、
わかりました、また来ます!と言いと沙耶は帰っていく。

修行したいほど美味しいと言われたと希は、
魔女姫に向かって喜ぶのだったが。。。

その頃圭太(山崎賢人)は、
漆は上からきれいに塗ってしまえば中はわからない、
騙そうと思えばいくらでも騙せる、
だからこそ余計に騙してはいけない、
それが輪島塗なんだぞと
子どもたち輪島塗のすばらしさを熱弁していた。

何を熱弁してるんだ?と驚いて見ている井田(塩山誠司)に、
輪島塗をさせようとして必死なんですよと呆れ顔の亜美(梶原ひかり)。

どうだ?かっこいいだろ輪島塗!と自慢げに語る圭太だったが、
歩実(横山芽生)はよくわかんないと答え、匠(小山春朋)は少し考えると、
。。。かっこいい!と答えたので、
そうか!そうか匠!!と大喜びの圭太。

午後になり、希が塗師屋へ帰って来ると、
作業場に子どもたちのランドセルがおいてあったので、
歩実と匠も来ていることを知った希は
ただいま!と大きな声でいいながら作業場を覗くと、
しーーーー!っと人差し指を口元に当てた圭太に注意されてしまう。

何事かと驚いた希が覗き込むと
そこには、漆を塗る子どもたちの姿があった。

どうだ?楽しいだろ!?と聞く圭太に
歩実は、飽きた。と言うと、
前にもやったもん。お絵かきしたいと言い
歩実の天真爛漫ぶりに作業場は笑いに包まれる。

そんな中、黙々と漆を塗る匠を見た圭太は
その手つきを見ると
匠は上手だなと大いに褒めると
いい感じに塗れていると藍子(常盤貴子)が褒めると
そこへ歩実も駆け寄ってきて
匠上手だねと言うと
本当!?と嬉しそうな声を上げる匠。

すると圭太は匠に、
匠、大人になったら、漆職人になるか?と聞くと
匠はうん!!と答える
そうかそうかと喜ぶ圭太だったが、
それって誘導じゃないの!?と心配する希。

それでも、匠が楽しそうに漆を塗っているから
いいじゃないと藍子も笑っている。

そこに弥太郎(中村敦夫)とまきえがやってくる。

匠が漆を塗っているのを見た弥太郎も大喜び
すると、まきえも歩実の描いている絵を見て
歩実の絵も上手だと褒め
塗師屋は温かい雰囲気に包まれるのでした。

その夜、
元治(田中泯)と文(田中裕子)は子どもたちのことを話していた。

元治は竹とんぼを作りながら、
匠は漆をするのか?と文へと聞くと
文は、先のことはわかあなが、
少し漆を舐めさせてみると希たちが言っていたと話す。

それなら、塩もやらせてみるか?と元治が悪戯に言うので
うちには徹志(高橋來)がいるのに欲張りなさんなと文に諫められてしまう。

すると文は、今度の5月の休みに哲也たちが帰ってくると話し、
またにぎやかになるわねと元治へ言うと
元治は、ありがたいことだなと嬉しそうに竹とんぼを回るのでした。

2階では、圭太が昼間の匠の漆塗りを褒めていた。

匠が自分から何かをしたいと言ったのは始めてだから嬉しいと話す圭太に
希は、自分からではなかったでしょう?と言うと、そんなことないよな~匠ぃ?
と匠に同意を求める圭太。

そんな夫婦のやり取りを匠は嬉しそうに笑って見ていた。

圭太の浮かれように呆れた希は
歩実の髪をとかそうとすると、
歩実があるものを首からさげていることに気づく。

それは圭太がその昔、
一子(清水富美加)のために作ったペンダントだった。

そのペンダントを見た圭太は息をのむ。

そんなのどこにあったの?と希が歩実に聞くと
引き出しに入ってた、ココ!と圭太の机の引き出しを指差す。

コレ圭太の?と希に訊ねられた圭太は
え、あ、ん?どれ??と動揺し慌てるが、
あぁ、それな試しに作ってみた試作だと答える圭太に
へぇ~かわいいねと希には好評。

さらに驚く圭太に歩実が、
お父さんちょうだい!と、さらに追い討ちをかける。

どうしていいかと動揺する圭太だったが、
希たちを前に断る術がみつからず、
思わずいいよと歩実に言ってしまうのでした。

翌朝5時、
希が店に来ると店の前に沙耶が立っていた。

こんな朝早くにどうしたの!?と驚く希に
能登中のケーキ屋を食べ歩いて来たと言う沙耶は、
食べながらいろいろ考えて、
それでもやっぱりここで修行したいと希に訴える。

そんな沙耶に希は、
いろいろと言うのは東京とか金沢とか
都会の方にある店をと言う意味で。。。と言うと、
都会は無理なんです!!
家の事情で能登から出られないと話す沙耶に
なんで??と希が訊ねると、沙耶は言葉を濁す。

する希は慌てて店の戸をかけると、沙耶を連れ込み、
もしかしてお父さん駄目人間なの!?
だから都会には出れないの!?と
自分の身の上と重ね沙耶のことを心配すると、
そういうことではないと沙耶は否定してので安堵する希。

すると沙耶はおもむろにスマホを取り出すと、
動画を再生しだす。

それは「マ・シェリ・シュ・シュ」のシェフ・池畑大悟(小日向文世)が
西園寺一真(黄川田将也)「料理の巨人」で戦ったものだった。

小学生のときに見たと話す沙耶は、
希がメレンゲを作っていたのも見ていたと話し、
大悟のケーキについて、材料について、
スイーツの枠を超えてひとつの料理のようなのだと話し、

沙耶は、そのテレビを見て
パティシエになりたいと思ったのだと希に言うと
この店のケーキを食べて感動して、
ホームページを見て運命を感じたと話す。

そして沙耶は、
自分は世界一のパティシエになりたいと言うのだった。

世界一。。。
その言葉に心動かされる希。

こんな恥ずかしいこと普通は言わないですよねと照れる沙耶だったが、
それって恥ずかしいことなの?とこぼす希に構わず沙耶は話し続ける。

自分は本気なんです!
池畑シェフ仕込のケーキを教えてください!と
頭を下げる沙耶に。。。。

基礎の基礎だけだよ?と希は言うと
ここで基礎を勉強している間に
なんとか調整して他の店で修行できるようにすること!
そうしないと一流のパティシエになれなからね!!と希は言う。

ところで。。。名前教えて?と希が言うと
沢沙耶です!と挨拶するのでした。

その日の夕飯時、
コレお父さんにもらったの!と嬉しそうにみんなに見せる歩実。

その歩実の持つペンダントを見た藍子は驚いて圭太へ振り向くと、
藍子と視線の合った圭太は小刻みに首を振ると
黙っていて欲しいと目配せするのでした。

その女の子、まるで希みたいだねと話しながら、
おかずをテーブルに並べるみのり(門脇麦)。

その言葉に希はそうなの!と言うと、
昔も自分があんな風にシェフに
修行させてほしい押しかけたのかと思うと
冷や汗が出るよと若気の至りを恥じていた。

世界一のパティシエになりたいと
言われたら放っておけないでしょうと笑う藍子。

世界一??と匠が興味を示すと
希は、お母さんにも世界一のパティシエになるっていう夢があるんだよと
子どもたちに話す希だったが、いつ?いつなるの?世界一?と歩実が聞くと
今は練習中なんだよとみのりがフォローするも、
お母さん、もう大人でしょ?いつなるの?と歩実は希に問い詰める。

もうやめなよと歩実を止める徹志と
容赦ない追求だなと呆れる一徹(葉山奨之)。

その歩実の言葉にハッとした希は、
いつだろう?いつなるんだろう?
ねぇ?ねぇ!?と自分お夢を思い出し慌てるのでした。

『まれ』第23週 第135話「いっぱい失敗タルトタタン」解説

今回は 「希、圭太の遍歴」 について解説していきたいと思います。

今回は希と圭太の過去の話がたくさん盛り込まれていたので、
いくつか振り返れるように下記にリンクを貼らせていただきました。

【料理の巨人】は→ コチラ 第10週 57話~第11週 61話
【漆舐める】は→ コチラ 28話 「情熱ミルフィーユ 解説へ」
【一子のペンダント】は→ コチラ 62話「希初めての合コン、右脳で恋をするには?」

『まれ』第23週 第135話「いっぱい失敗タルトタタン」感想

今回は、 圭太パパ大丈夫!? な 回でしたね。

大問題勃発の予感??ですね。

圭太パパ、
なんであんなところに
元カノへのプレゼントとか残して置くんですか!!

藍子さんもびっくりですよね。

ここでまた一子ちゃん挟んでひと悶着とか
勘弁ですよーーーー!???

そして、弟子なんて取れないといいながらも
結局沙耶ちゃんを受け入れてしまった希です。

そもそも、
アルバイト雇う余裕なんてあるのでしょうか??
大丈夫でしょうか???

今日の名言は
徹志くんの もうやめなよ です。
なんでしょうね。。。この達観した7歳児。
個人的に徹志くん大好きです。

弟子を取ってしまった希に
元カノに送るはずだったプレゼントが
娘によって発掘されてしまった圭太
大問題続出です!!!!
穏やかな家族シーンもここで見納めになるのか!!???

次回、第136話  続 「いっぱい失敗タルトタタン」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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