『まれ』143話「希パティシエと母親の両立、母の味は昆布味?」

コンクールのケーキ作りに行き詰まってしまった希(土屋太鳳)だったが、
圭太(山崎賢人)のアドバイスをうけて、パティシエと母親との両立をテーマに
一から食材を探しを始め、ついにコンクールのケーキを完成させるが。。。

『まれ』第24週第143話「女たちのジレンマムース」あらすじ

そんなにすぐ弱音を吐くくらいなら、
どちらかをやめろ!

もし希(土屋太鳳)がパティシエを選ぶなら、
子どもたちは自分が育てる
と声を荒げる圭太(山崎賢人)。

子どもといた時間はブランクではないと
言っていたし、いろいろ経験した自分だから
作れるケーキがあるとも言っていただろ?
どちらかなんて選べるわけがないんだと希を諭す。

反省する希。

翌日、
庭で遊ぶ歩実(横山芽生)に話しかける希は、
怒鳴ってしまったことを謝ると、
描いてくれた絵がすごく上手で
本当に嬉しかったと伝えると、
匠(小山春朋)と歩実に相撲をとろう!と誘う。

桶作家では、
文(田中裕子)の行司で相撲合戦がはじまり、
希に元治(田中泯)、洋一郎(高畑裕太)が
次々と子どもたちと相撲をとり、
最終的には洋一郎と子どもたちとの
追いかけっこへとかわっていくのだった。

そんな子どもたちの
遊ぶ姿を見ていた希は、
子どもたちの合い言葉
「失敗おっぱい世界一!」を聞いて
あることを思いつく。

店の厨房に立った希は、
どちらかを選ぶことができないことを
つくづく思い知らされたと沙耶(飯豊まりえ)に話すと、
だから、それをケーキのテーマにすることにしたと言う。

「パティシエと母親の両立」

パティシエを表す食材と
母親を表す食材をあわせてケーキを作る

母親は「おっぱい」

うちの子どもたちはおっぱい大好きなのよと
嬉しそうに笑う希。

しかし、沙耶は冷静に
「おっぱい」は食材じゃないですよね?と突っ込む。

だから、
これから「おっぱい(母乳)」にかわる
食材をこれから探すと話していると、
突然店に一子(清水富美加)が尋ねてくる。

一子はうみねこ座で
マキ(中川翔子)への応援歌を作るから
手伝って欲しいと希に話す。

曲は高志(渡辺大知)に書いてもらったから、
あとは村のみんなで歌詞を書いて
うみねこ座で歌うと言い、
マキがこれから先もずっと
東京を避けて生きていく姿を
見ていたくないと話す一子。

そんな一子の申し出を
希は快く承諾する。

「おっぱい(母乳)」にかわる食材を探す希と沙耶は、
母乳の成分を調べ出して、
その中の成分「グルタミン酸」に注目する。

「グルタミン酸」旨味成分。。。

子どもたちが美味しそうに
みそ汁を食べる姿が希の目に浮かぶ。

昆布!!!

昆布だし=お母さんの味=懐かしい味

昆布を使えば「お母さんの味」になるのではと考えた希。

お母さんの食材「昆布」を使って、
陶子(柊子)も驚くような新しい味を探しはじめました。

昆布にマンゴーピューレ、
昆布と豆腐、
様々な食材との組み合わせを試していく。

その頃、美容室サロンはるでは、
マキへの応援歌の歌詞制作と
歌の練習が行われていた。

【マキへの応援(仮)】

「さあ、見せてやれ東京で
サロンはるの底力
ひとりぼっちのままで
泣く夜が続いても
本当のわたしへ
風が強くても運ぶよ
村の手紙を
マキちゃんや大大好き
さかな~
希望はいつも
秘密のきのこと共に

~♪」

続きは希の作詞を待つだけだったが、
慎一郎(ガッツ石松)と洋一郎の「さかな」
文の「きのこ」は却下!と
一子はやり直しを求めるのでした。

試行錯誤のすえ、
希はひとつのケーキを生みだす。

「Deux vies(ドゥ ヴィ)」

2つの人生と名づけられたケーキを
希は切り分けると、
桃とホワイトチョコのムース
ベリーのジュレ
加賀棒茶の生地
このケーキの中に
昆布のだしが入っていると説明し、
圭太に試食してもらう。

ケーキのことは
よくわからない圭太でしたが、
それでも希のケーキの良さを
嬉しそうに希に話すのでした。

翌朝、
子どもたちの相撲大会は
雨で延期になってしまう。

落ち込む子どもたちを慰める希でしたが、
相撲大会の振替日は明日。

希のコンクールの当日です。

『まれ』第24週第143話「女たちのジレンマムース」解説

今回は 「加賀棒茶」 について解説していきたいと思います。

「加賀棒茶」とは、
石川県のとくに加賀地方で広く飲まれている「ほうじ茶」です。

棒茶は、普通のほうじ茶とは違って、
お茶の茎の部分だけを原料にしたお茶です。

粗い目の茶漉しでお茶をいれると茶柱がたくさん立って、
すこし得した気分になります。

加賀棒茶は、お茶をいれると、
澄み切ったきれいなオレンジ色と
普通のほうじ茶にない独特の香ばしさが特長。

食事から甘いお菓子にとても相性がよいお茶です。

《効果、効能》
緑茶の1種であるためカテキンの含有量が多く、
殺菌・消毒、解熱や老化防止、
虫歯の予防などの効果を持っています。

棒茶を焙煎しているのでカフェインが少ないことが特徴、
胃にも優しいお茶です。

『まれ』第24週第143話「女たちのジレンマムース」感想

今回は、いつもの希に復活 な 回でしたね。

一時はどうなるかと思いましたが
ようやくいつもの希に戻ることができました。

やっぱりこの夫婦は
お互いがお互いに差さえあっていて
持ちつ持たれつなステキなバランスで
いいですね。

今日の名言は
希の うちの子どもたち、おっぱい大好きねんよ です。
テレビでおっぱいを連呼されるとものすごく
不思議感があるんですが。。。ね?
でも、希お母さんがこういって笑ってる顔がステキですよね。

さて、一難去って、また一難
双子たちの相撲大会振替日と
希のリベンジコンクールが同じ日に!!
やっとの思いで作りあげたケーキは
日の目を見ることができるのか!!???

次回、第144話  続 「女たちのジレンマムース」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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