『まれ』145話「希の成長と圭太の想い、大悟節炸裂!」

希(土屋太鳳)の店に、突然現れた大悟(小日向文世)は、あいさつをする間もなく、
希がコンクールに出したケーキの素材について詮索を始める。
能登の食材に触発された大悟は好奇心がおさまらず、桶作家にまで押し掛け、
出される料理の食材について目を輝かせながら周囲を質問攻めにする。
その夜、台所で能登の食材を見聞する大悟に希は「世界一」について話し出すが。。。

『まれ』第25週第145話「秒読みコンクールケーキ」あらすじ

大悟(小日向文世)は突然希の店へと訪ねてくると、
希(土屋太鳳)や圭太(山崎賢人)があいさつをする間もなく、
コンクールに出品したケーキはどこにあるかと訊ねる。

店を見渡した大悟は、
子どもたちの食べているケーキを取り上げるとまじまじと見つめる。

厨房へ大悟を招き入れた希は、
「母親とパティシエの両立」をテーマにしていること、
子どもたちが気に入っている言葉「失敗おっぱい」がヒントになって、
「母親の味とはなにか?」をさがしていて、
このケーキが生まれたことを話すと、
大悟はそうか、あの子供たちが「発想の源」かと言い、
きびすをかえすと希を置いて桶作家へと向うのでした。

この日マキ(中川翔子)が結婚のため、
東京へ旅立とうとしていた。

マキはこれまでの間、
本当に世話になったこと、
はる(鈴木砂羽)と浩一(篠井英介)に
これまで本当に2人には救われていたこと、
もう故郷である青森には親戚もいないから
はるたちの優しさが嬉しかったと話すと、
マキは自分たちの家族だと浩一は言い、
はるも救われいていたのは自分たちも同じだと言うと、
ここがマキの故郷だから、行っておいでと笑顔で送り出す。

マキはいってきます!と言うと
深々と浩一とはるに頭をさげサロンはるをあとにする。

夕飯時、
大悟は遊ぶ歩実(横山芽生)と匠(小山春朋)に寄り添うと、
「失敗おっぱい」以外になにか好きな言葉はないのか!?
俺にもヒントをよこせと詰め寄っていた。

コンテストで希のケーキが失格にはなったものの、
実質的には一位だったことを陶子(柊子)から聞いて
大悟は駆けつけてきたのだった。

夕食に出された、
ししっぽ(=カナガシラ)の味噌汁に鯛の舟盛り、
バイ貝の煮物、どれもこれもが物珍しく、
興味をそそる食卓に夢中になる大悟。

藍子(常盤貴子)が輪子(りょう)たちのことを訊ねるが、
今の大悟にはまったく耳に入らない。

そこへ元治(田中泯)と一徹(葉山奨之)が帰ってくる。

希が大悟に2人を紹介すると、大悟は慌てて立ち上がり、
あの塩は本当にすばらしい!
あんなすばらしい塩は世界どこを探してもない!
ぜひ、話を聞かせて欲しいと瞳を輝かせている大悟を見た希は、
8年経ってもなにも変わっていない大悟の姿に嬉しさを覚えるのでした。

食材への探究心に火がついた大悟は、
桶作家の台所でいろいろなものの味を吟味している。

そこへ希がやってきて、布団をしいておいたことを伝えると、
そんな希に大悟は、まだ帰ってこないのか?と徹(大泉洋)のことを聞き、
希がまだと答えると続けて、
次はどんなコンクールに出るんだ?
予定がないなら俺がいくつかみつくろってやるという大悟。

大悟の言葉に驚いた希は、
まださ気に事は考えていないと答えると、
自分の力の無さを痛感したので、
もっと勉強しようと思っていることを伝える。

勉強したいならなおさらだ、もっと腕を磨け、本場の空気を吸え
世界一になりたいなら、自分のケーキを世界に問い続けろ!と
話す大悟に希は、シェフ、世界一とはなんなんでしょうか?と
突拍子も無いことを言い出し、知るか!と大悟一喝されてしまうが、
「世界一美味しいケーキを作る」ことと「コンクールで世界一になる」ことは
同じことなのかと祖直な疑問投げつける。

そんな希に大悟は、そんなことは世界一になってから悩め!
禅問答している暇があったら練習しろ!と怒られてしまう。

久々に大悟に説教をされた希は、
修行時代に戻ったかのように恐縮すると
失礼します!と言って自分の部屋へと戻っていく。

希が去っていくのとは入れ違いに圭太がやってくる。

圭太は、8年前自分がいたらなかったせいで、
大悟が大切に育てていた希のフランス行きを駄目にしてしまい、
希のパティシエ人生を変えてしまったことを
本当に申し訳なく思っていることを伝え、
敬意と感謝と謝罪の気持ちで精一杯、
頭をさげて謝る。

大悟は、持っていたボウルを投げ出すと、
圭太にそっぽを向いて、謝ってすむか!と怒鳴りつけ
お前のせいで8年もブランクだ、
貧乏くさいセンスもそのままだと言って
ため息をつく。

唯一の進歩はケーキの味が豊かになったことふだな、
ここでの家族との暮らしがあいつを成長せている、
それが味の深みになっていると話すと、
それでよしとしろ、それ以上は贅沢だと言い、
食材探求の邪魔だあっちへ行け!と
圭太を追い払うようにいう。

圭太は大悟の背中に深くお辞儀をすると、
自分たちの部屋へと戻っていく。

すると大悟の背後から、
ちょっといいか!?と文(田中裕子)が声をかけると、
驚いて飛び上がる大悟。

今度はなんだ!!と声をあげる大悟に
能登で作られている珍しい野菜を持って来てやったんだが。。。
いらないならと文が持って帰ろうとするのを必死で引き止め、
文から見せてくれ!と野菜を奪い取る大悟。

文の持ってきた野菜を興味深そうに大悟がみつめていると
ありがとうね!と文は大悟の背中を大きく叩き奥の部屋へと戻っていく。

いきなり叩かれた大悟は驚いていたが、
すっと身を起こすとなんだか嬉しそうな表情を浮かべるのでした。

『まれ』第25週第145話「秒読みコンクールケーキ」解説

今回は 「マキの結婚相手(祭りの男)」 について解説していきたいと思います。

マキの結婚相手は「田中光男(アンガールズ田中)」さんです。

この田中光男との出会いのきっかけは第2週の「告白シュークリーム」で
行われた村の祭りです。

田中光男の登場は、第3週13話「卒業ロールケーキ」で
サロンはるで働くマキをデートに迎えに来たという一瞬だけでした。

残念ながら、このサイト内ではそのお迎えシーンが振り返せません
すみません。

なぜ省いてしまったのかというと、
てっきりマキちゃんの火遊びだと思ってたのです。。。
そのくらいのちょい脇役さんでした。

まさかのドンでん返しで驚いております。
本当にすみません。

あの出会いが、希が高校最後の夏祭りの時期だったので、
18歳だった希が今32歳なので。。。かれこれ14年!?

そんなに長くつき合っておられたとは、本当に驚きです。

それにしても。。。
マキちゃんは一体おいくつなのでしょう!?
やっぱりマキちゃんはまだまだ謎の女ですね。

『まれ』第25週第145話「秒読みコンクールケーキ」感想

今回は、久しぶりの大悟節炸裂 な 回でしたね。

大悟さんが登場すると『まれ』がキリっと締まりますね

大悟さんの傍若無人さとぶっきらぼうさは相変わらずでしたが
心なしか、希の子供の双子たちにはなんだか接し方が
すごく優しかったような気がします。

昔の大悟さんだったらあんなふうに寄り添ったり
クッション投げられたり、お相撲ごっこてきなことには
ならなかったと思います。

希の子供たちが強いのもあるかもしれませんが、
希の子どもがかわいいのと、大悟さんも年を重ねて
すこし丸くなったのかもしれませんね。

今日の名言は
大悟さんの

そんなことは世界一になってから悩め!
禅問答している暇があったら練習しろ!

です。

久しぶりの大悟節にしびれますね。

希のコンクールに出品したケーキに満足し
次々と出てくる能登の食材に夢中になる大悟
しかし、それだけのために能登へ着たとは思えません
大悟の本当の目的は!!???

次回、第146話  続 「秒読みコンクールケーキ」お楽しみに!!!

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