『まれ』148話「圭太と大輔の男の友情、徹の行方は!?」

大輔(柳楽優弥)から、埼玉で徹(大泉洋)を見かけたという話を聞いた
圭太(山崎賢人)と一徹(葉山奨之)はこの事実を、希(土屋太鳳)には圭太が、
藍子(常盤貴子)には一徹がそれぞれ伝えること約束する。
そのころ希は「世界パティシエコンクール」へ出展するケーキのテーマを
考えていたが、なかなかいいアイデアが浮かばず。。。

『まれ』第25週第148話「秒読みコンクールケーキ」あらすじ

大輔(柳楽優弥)が能登へやってきた
本当の理由を訊ねる圭太(山崎賢人)に
大輔は意を決したように
圭太と一徹(葉山奨之)に話し始める。

一週間くらい前、
埼玉の所沢にあるクライアントのところに
打ち合わせに行ったとき、
そのビルで清掃をしている
徹(大泉洋)を見かけたと話す大輔。

大輔は声を掛けたが
徹は大輔の顔をみるなり逃げてしまい
ビルの管理人に確認したところ、
清掃員は派遣だと聞き、
急いで派遣元に連絡してみものの、
徹はすでに辞めてしまっていたあとだった。

大輔は派遣会社の連絡先が
書かれたメモを圭太に渡すと
この件は圭太に任せるといい
希(土屋太鳳)や藍子(常盤貴子)にどう話すのか、
全部自分で決めてほしい、
そうしようと思って
能登に来たのだと話すと、
大輔は一徹に向かい、
それでいいかな?と了承を求める。

すると一徹は、
希のことは、圭太に任せる。
でも、藍子には先に自分から、
話しをさせてほしいと圭太に言うと
先寝るわと言って気が抜けたように
自分の部屋に戻っていく。

2人静かに残され気まずい雰囲気。

そんな雰囲気を変えるかのように
大輔は圭太に、ちょっと飲みますか?と
一息つくよう誘う。

そのころ希は、店に1人残り
コンクールのテーマについて
書き出しては思案していたが、
なかなかいいアイデアが浮かばず
頭を抱えていた。

グラスを手にした大輔が圭太に、
希にはどうはなすのかと訊ねると、
何もなければ、すぐにでも言うんだけど
今すこし複雑なんだと話す圭太。

複雑って?

何事かと驚く大輔に、
圭太は、希が自分が親になって、
子どもを愛おしく思うほど、
子どもを置いて出て行った徹のことを
許せない気持ちが強くなってしまうらしいと話すと、
希の気持ちを気にかけ、
もう少し調べてから、様子見て話すと大輔にいい、
いろいろ気を使ってもらって
本当に助かったと大輔に礼を言うのだった。

そのあとも、大輔と圭太はグラスを手に
輪島塗や夢に対しての想いを語り合い

自分は、世界中を旅してきたけど、
圭太は、器の中に世界を見ているのかというと
でも、そんなに一途でいたら、
失ったときに怖いと思わないのか?と
大輔は圭太に疑問を投げかける。

すると圭太は
それは、人でも夢でも
大事なものほど怖いと思う
それでも自分は、
目の前のものしか見えないから
そこから逃げたら、行くところがない
だから、ぶつかっていくしかない
それだけだと答える。

大輔は圭太の肩を叩き、
希が圭太を選んだ理由は
そういうところなんだろうなと笑うと
自分も結婚したくなってしまったとふてくされる。

結婚すればいいだろと呆れて笑う圭太に
するよ!待たせてる子もいるからと答える大輔に
圭太は、結婚っていいぞと笑う。

そんな圭太の言葉に
うるさいんだよとそっぽを向いた大輔だったが
(希と)結婚して幸せ?と圭太に問う。

迷いなく「うん!」と答えた圭太に
満足そうに何度もうなずく大輔。

大輔はメモを指さすと、それ頼むね!と
いってと横になって休む大輔に
圭太は深々と頭を下げ、
ありがとうと言葉をかけるのでした。

そのころ、布団に入って横になる一徹に、
なんかあったの?と声をかけるみのり(門脇麦)。

お父さん(徹)が生きていたと答える一徹に
そうなの?とみのりは驚いたが、
そっと一徹の横へくると、
みのりは何も言わず寄り添う。

一徹の瞳からは一筋の涙が流れていた。

徹が作った企画書と、
派遣会社の連絡先を
圭太がみつめていると
希が帰ってくる。

慌てた圭太は、
企画書と連絡先のメモを
座布団の下に隠すと寝たふりをする。

大輔の姿がないことに気づいた希に
圭太は、さも今起きたかのように
希の顔を見たら気が済んだといって
大輔は帰ったと説明すると
何も言わず、希の肩を抱きしめる。

翌日、店の盛業が終わると
希は早速「ピエスモンテ」の練習をはじめていた。

作業する希に驚いた沙耶(飯豊まりえ)が、
もうテーマが決まったのかと希に聞くと
何も思い浮かばなくて悶々としてきたから
とりあえず手動かしてるだけだと答える希。

すると沙耶は、動画を撮ってもいいですか?と
希の作業を撮影を始める。

そんな沙耶に希は作業をしながら
この技法は、「引き飴」と言って
煮詰めた飴を引いて伸ばして、
花びらや葉っぱなど
好きな形に作っていく
技法だと説明する。

塗師屋から帰ってきた藍子に
子供たちが駆け寄ってくると
今日は元治(田中泯)に「キリコ会館」へ
連れて行ったもらったと
嬉しそうに報告していると、
そこへ一徹がやってくる。

すると、一徹はちょっと話があるといって
2階を指差し藍子に声をかけると
2階へと上っていく一徹。

その様子を藍子は
不思議そうに見つめるのでした。

『まれ』第25週第148話「秒読みコンクールケーキ」解説

今回は 「引き飴」「キリコ会館」 について解説していきたいと思います。

《飴細工の基本》
飴の扱いよる製法は
「引き飴」、「吹き飴」、「流し飴」の大きく3つあります。

80℃ほどに熱した飴を扱うため、
洋菓子では基本やけど防止の手袋を使用して作業しています。

引き飴とは、
熱した飴を引っ張り伸ばすことにより空気を含ませる技術で、
空気を含ませる量によって飴の色は変化し、
きらきらとした線状に光沢をもつようになります。

そこから飴を引き出し、ハサミなどを使って
花びらや葉、リボンなどのパーツを作っていき、
それぞれのパーツをくみ上げて、
最終的に「ピエスモンテ」が形成されます。

キリコ会館とは、
石川県輪島市にある、「キリコ」の展示やショップがあり、
キリコ展示スペースには、大キリコ7基とキリコ24基が展示されていて
その数と大きさに迫力満点です。

ショップにはキリコ会館オリジナルのお土産品も販売もあり、
ここでしか手に入らないキリコグッズが売り。

そのほかにも、スクリーンシアターでは、
いつでも能登の「キリコ祭り」の雰囲気が楽しめるように
「キリコ祭り」の映像を随時上映しています。

輪島キリコ会館

入館料 個人 団体(20名以上)
一般 620円 440円
高校生 470円 360円
小・中学生 360円 310円

所在地:石川県輪島市マリンタウン6番1
営業時間:8:00~17:00(年中無休)
TEL:0768-22-7100

【ピエスモンテついての解説】は→コチラ 第146話「希世界へ挑戦、大悟の激励はつべこべ言うな」解説へ
【キリコついての解説】は→コチラ 第10話 「告白シュークリーム」解説へ
【徹の失踪のエピソード】は→コチラ 第20週「男たちのウィークエンド」へ

『まれ』第25週第148話「秒読みコンクールケーキ」感想

今回は、徹さん発見!? な 回でしたね。

前回は浩一さんの枕元
今回は大輔くんが働く徹さんの姿を発見
派遣会社にも確認されて
徹さんの生存は白日のもとになりました。

圭太や一徹でもあんなに驚く状況になっているということは
希や藍子さんにこのことを伝えたらどうなってしまうのでしょうか?

でも、私は思うのです。

徹さんはまた、
外裏村のどこかに潜んでいるのではないかと。。。

今日の名言は
大輔くんの それ頼むね! です
メモだけでなく、徹だけでなく、希のことを頼むね!と圭太に託したような
この言葉に大輔くんのけじめが見えたような気がしました。

いよいよ徹の生存していたことが告白されます。
一徹が藍子へどう告げるのか?
圭太は一体どのタイミングで希に話すのか!??

次回、第149話  続 「秒読みコンクールケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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