『まれ』154話「希と圭太の結婚式は8月10日」

コンクールを終え能登へ戻ってきた希(土屋太鳳)は、実力を出し切ったこと、
コンクールを通して父・徹(大泉洋)への想いを伝えられたことに満足していた。
そんななか、一徹(葉山奨之)とみのり(門脇麦)の婚約式の写真を見た
歩実(横山芽生)と匠(小山春朋)は、ある疑問を希と圭太(山崎賢人)に
まっすぐににぶつけるのだった。。。

『まれ』第26週第154話「希空ウエディングケーキ」あらすじ

無事にコンクールも終わり、
翌日希(土屋太鳳)たちが能登へと帰ってくると
藍子(常盤貴子)とみのり(門脇麦)、子どもたちは
「しっぱいおっぱいせかいいち!」と
書いたケーキで希を出迎える。

そのケーキをみんなで食べていると、
匠(小山春朋)が希に
ケーキのコンテスト負けちゃったの?と聞く。

せっかく応援してくれたのに
優勝できなくてごめんねと
子どもたちに謝る希だったが、
それでも悔いはないのだろう?と
文(田中裕子)がいうと、
悔いはないとうなずく希。

でも結局
徹(大泉洋)は出てこなかったんだよね?と
徹のことを気にかけるみのり。

コンクールのあと、
派遣会社にも問い合わせてみたが、
派遣登録の住所もウソで
徹の消息を見つけることができなかった。

もし徹があの会場にいたなら、
希の気持ちはきっと届いていると
圭太(山崎賢人)は希を慰める。

するとおもむろに、歩実(横山芽生)が
一徹(葉山奨之)とみのりの婚約式の写真を取り出し、
どうして希と圭太の結婚式の写真がないの?と
不思議がっていた。

希と圭太は結婚式をしていないことを子どもたちに話すと、
歩実と匠はなんで?と希たちへ素直な疑問をぶつける。

希が言葉に詰まっていると、
そこへ真人(塚地武雄)、浩一(篠井英介)、
慎一郎(ガッツ石松)の3人がやってきて
「圭太&希ちゃん結婚式おめでとう!」の横断幕をひろげる。

今年の祭りは圭太と希の結婚式をするぞ!と
元治(田中泯)が立ち上がる。

日程は8月10日、会場は桶作家。

突然のことに驚いてしまう希と圭太だったが、
子どもたちは「結婚式!」と大喜び。

希と圭太と子どもたちは、
むかし徹たちとよく出かけていた海の見える丘へとやってきていた。

家族4人でスイカをほおばると、
希は今回はケーキのコンテストに負けてしまったけど、
またがんばるねと子どもたちに言うと、
匠も歩実の2人も希を応援する!といい、
希と圭太は子どもたちと円陣を組み
威勢よく「オー!」と声をかける。

今まで結婚式しなくてよかった、
子どもたちと一緒に結婚式をあげれるなんて
本当に幸せだという希に
圭太も希や子供たち、
そして徹の誕生日の日に
結婚式をあげれるなんて
素敵だなと嬉しそうに微笑む。

コンクールに出て良かった、
自分の原点になったバースデーケーキが
大悟(小日向文世)がつくったものだったことや、
いろいろなことを教えてもらったと
晴れやかな表情で話す希。

はじめて大悟のケーキを食べたときに
「コレだ!」と思ったのも当然だったねと
希は圭太に嬉しそうにいうと、
これからもこの道を歩いていきたい、
世界一のその向こうになにがあるのか
見てみたいと圭太に宣言すると、
そうだなと優しく微笑む圭太。

あれ?日本一って言わないの?と圭太に訊ねる希。

さすがに30を過ぎて「日本一」は。。。と
恥ずかしそうにいう圭太に、
そんなことないと言ったまれだったが、
いざ圭太が「日本一の親方になる」と言葉にすると
おもわず笑ってしまう。

そんな希にふてくされる圭太だったが、
2人はとても楽しそうに笑うのだった。

翌日から営業開始するために、
希が店で仕込みをしていると
そこへ一子(清水富美加)がやって来て、
先日のコンクールの記事ができたと見せる。

しばらくすると、希の様子を見に
地元の常連客たちがやってくると
入賞を逃した希を励ます常連客たち。

海辺に立つ希と一子。

一子は、希の店は能登の人たちに愛されてるねと言うと、
そのむかし希に「風の者」に「土の者」の気持ちはわからないと
言ったことを思い出し希に話す。

それは高校のときの話。

希も当時の事を思い出し、
今でもそう思ってる?と一子に訊ねる。

一子はどうだろう。。。と言葉に困るが、
それでも東京へ行ってみてわかったことがあると言うと、
東京はふるさとから出てきた「土の者」ばかりだったと笑う一子。

希もずっと「土の人」に憧れていた、
ふるさとという根っこがほしかったと話すと
希が「風の人」でよかった、
能登に来てくれてよかったと一子が微笑むと
その言葉に感動した希は「一子ぉ~!」と叫んで
一子にしがみつく。

希の店のホームページに
希の結婚式の記事を書く一徹のもとに圭太がやってくると、
結婚式の記事を書いているのか?と一徹へ訊ねる。

希の花嫁姿で(徹が)釣れないかと思ってと話す一徹に、
それはでかいエサだなと笑う圭太は、
「あっちは話がついた」と一徹へ報告する。

あとは、徹が出てくるかどうかだけだなと
神妙な表情を浮かべる2人。

そのころ希は、
店のテーブルで1人「ウエディングケーキ」のレシピを考えていた。

『まれ』第26週第154話「希空ウエディングケーキ」解説

今回は 「希と圭太の結婚」について解説していきたいと思います。

希と圭太の結婚は突然のことでした。

付き合い始めてしばらくしたころ、
仕事に追われる希とケンカになった圭太に
突如「見合い話」が持ち上がり
圭太はその話を受けてしまいます。

圭太を失ってしまうことを改めて感じた希は
慌てて能登へと帰ります。

そして、その流れでそのまま結婚してしまったので
入籍のみで済ませ結婚式は上げていませんでした。

【希と圭太の入籍を祝う場面】→コチラ 第85話 「下克上駄菓子ケーキ」へ
【希と圭太結婚へのエピソード】は→コチラ 第14週78話~84話「絶体絶命メッセージプレート」へ
【一徹とみのりの婚約式の場面】は→コチラ 第54話「再出発エンゲージケーキ」へ
【風の人・土の人とは】は→コチラ 第9話「告白シュークリーム」へ

『まれ』第26週第154話「希空ウエディングケーキ」感想

今回は、やっぱり一子は親友!な 回でしたね。

これまで一子とは本当にいろいろとありましたが
「希が能登へきてくれてよかった」
この言葉がすべてを表現していましたね

やっぱり2人は親友!

そして元治さん
希と圭太の結婚式を提案するなんて粋ですね!
徹が生きているとわかり少しほっとしたのもあるでしょう
希を本当の孫のように思っていることが伝わってきます。

今日の名言は
一子の 希が「風の人」でよかった です。
この言葉にうるっとしてしまった方もいるのではないでしょうか?
本当に打ち解けられてよかった!!

「まれ」のクライマックスが近づきます!!
7年越しの希と圭太の結婚式!
「あっちは話がついた」とは
一体どういうことなのでしょうか!!?
最終回まで、あと2日です!!

次回、第155話  最終週続 「希空ウエディングケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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