『まれ』155話「希の花嫁姿が見たかった、帰ってきた徹」

2015年8月10日、希(土屋太鳳)と匠(小山春朋)と歩実(横山芽生)
そして徹(大泉洋)の誕生日に、村をあげて結婚式が行われることになった。
サロンはるでは、そろそろ身を固めてみてはと促された一子(清水富美加)が、
洋一郎(高畑裕太)にこれまで口にしてこなかったある言葉を。。。

『まれ』第26週第155話「希空ウエディングケーキ」あらすじ

2015年8月10日、
今日は希(土屋太鳳)と匠(小山春朋)と歩実(横山芽生)と。。。
いちおう徹(大泉洋)の誕生日。

希が座布団を天日干しし、
布団叩きではたいていると
匠と歩実が遊びにいってくると言って
元気に飛び出していくふたり。

台所では藍子(常盤貴子)とみのり(門脇麦)が
宴会用の料理の準備をしていると
そこへ久美(ふせえり)が「おめでとう」と言いながら
サケのパイ包みを手にやってくる。

朝から結婚式の準備に追われる希と圭太(山崎賢人)。

桶作家の居間に座布団を敷き詰める希、
来席者用の座布団がまだ足りないので
圭太は塗師屋へ取りに戻る。

すると希は、部屋を見回すと
ここでいろいろなことがあったと思い返していた。

文(田中裕子)がどうしたと声をかけると
家族で桶作家へ転がり込んで、
元治(田中泯)と文にたくさん迷惑をかけて
何度も何度も助けてもらったことを
心から感謝していると希が話す。

そんな希に文は
助けることなんて何もしていない
でも、なぜかだんだん大事になって
希たち家族がどんどん光になっていった
それだけだと話す。

希は元治と文の2人に今までありがとう
2人とも本当に大好きと言うと
だまって涙をぬぐう元治と文。

そのころサロンはるでは
真人が式にむけて
小顔マッサージをしていた。

真人(塚地武雄)は、その奥に
日焼けした肌を洋一郎(高畑裕太)が
美容パックをして座っているとも知らずに
希の結婚式に嬉しくなってか
早く一子(清水富美加)も
身を固めてはと話し出す。

そんな真人に浩一(篠井英介)は
話をやめるように言うが
突然、一子がちょっと話があると
洋一郎へ声をかける。

これは何か起きると察した浩一とはる(鈴木砂羽)は
真人を2階へと連れてあがる。

自分がなかなか結婚できないのは
洋一郎のせいだと言い出すと、
自分の人生の中で洋一郎以上に
自分のことを考えてくれる人がいなかった、
これだけは一生口にしないでおこうと思ったけど
今日は言いますと改まる一子。

そして一子は
洋一郎からネコ柄の美顔パックを取ると、
洋一郎の顔を見て笑ってしまう。

やっぱり
男としては好きになれないわと笑うと、
洋一郎は本当に最高の仲間だから、
お願いだから幸せになってねと
洋一郎の肩を叩くのだった。

そのころ、
希が店でウェディングケーキの仕上げをしていると
突然店の扉の開く音がする。

振り向いた希の目の前には
失踪したはずの徹が立っていた。

驚きのあまり固まっている希に
元気?と声をかける徹に
その言葉を聞いた希は、
最初の言葉がそれなの!!?と憤る。

どうして声をかけていいのか
わかんなかったから。。。と
うつむく徹に希は立て続けて、
元気なのは知ってるでしょ!?
コンクールに来ていたんだから!!
どうしてあのとき出てきてくれなかったの?と
徹へ詰め寄る。

本当は、コンクール終わったあと
徹はまた消えるつもりでいたと話す徹は
大悟(小日向文世)とのやり取りを希へ話す。

大悟から思い出の誕生日ケーキの話を聞いたのは
希だけではなかった。

あのとき、徹も大悟からその事実を聞かされていて、
そして大悟は、希の夢は徹が繋いでいるんだと言うと、
コンクールを見に来るくらい気になるなら
責任をもって最後まで見届けろと大悟に言われたという。

コンクールでの希の姿をみた徹は、
あんなケーキをつくれるようになったんだな
こんないい店ももって、本当に希はすごいなと言うと、
コンクールでの希の言葉を聞いて、
一徹(葉山奨之)や藍子、匠や歩実に。。。

なにより、
やっぱりどうしても希の花嫁姿が見たくて
帰ってきてしまったと涙する徹。

そんな徹に希は
最初から消えなくてよかった
迷惑をかけてもいい
一緒にいるだけで
家族はきっとなにもできなくても
一緒にいるだけでいいんだよと言い
泣きながら抱きしめあう二人。

そこへ一徹が店へと入ってくる。

一徹は徹の姿を見るなり
徹の顔を殴りつけ、
徹は勢いで倒れ込んでしまう。

痛みに顔をしかめる徹に一徹は
あのとき、
こうやって止めなくてごめんと徹へ謝ると、
お前強くなったなと嬉しそうに言う徹。

そして徹が起き上がると
一徹と徹は強く抱き合うのでした。

そんな一徹と徹の姿に涙が止まらない希。

徹の姿に固まる藍子。

藍子は徹へと歩み寄ると
徹を殴りつける。

1発、2発、3発。。。

泣きながら
徹へしがみつくかのように
藍子は徹を殴り続けるのでした。

『まれ』第26週第155話「希空ウエディングケーキ」解説

今回は 「津村家」について解説していきたいと思います

元々津村家は、夜逃げ同然に能登へとやってきました。

ところが、借りるはずだった貸家を突然借りることが出来なくなり
ひょんなことから桶作家へと転がり込みます。

それからも徹は夢ばかりを追って家族を振り回していましたが
藍子はそんな徹をいつも支え、徹へ残念な気持ちを持つ希でしたが
藍子を希が支えてなんとか生活をしていました。

しかし、一徹だけは人知れず徹への憤りを溜め込んでいました。

一徹の結婚を機に、一度は溝を埋めたかのように思えた2人でしたが、
徹の会社の倒産が原因で、家族や仲間たちに危険が迫ってしまったとき
徹はだれにも相談できずに黙って家族のもとを去ってしまいます。

その最後の姿を、家族で唯一目撃したのは一徹でした。

一徹はそのとき、徹を引きとめようと思えば引き止められましたが
今まで徹に感じていた嫌悪感を拭い去れない気持ちと、
徹の決意を尊重する気持ちとの葛藤を抱いたまま何も出来ずに
徹を失踪させてしまいます。

それから、大輔から徹の生存を聞くまでずっと1人で
さまざまな事を抱え込んできました。

希もそのことを知ったのは一徹が結婚してから
みのりから折々聞いた話からでした。

そんな2人が再会し、拳を交えながらも
こうやって今回抱き合うことが出来たことに
希は心から安堵したのでした。

【一徹の成長、へなちょこパンチ】→コチラ 第19週111話「潮時じゃがいもガレット」へ
【失踪する徹と見送る一徹エピソード】は→コチラ 第20週120話「男たちのウィークエンド」へ

『まれ』第26週第155話「希空ウエディングケーキ」感想

今回は、息子の成長に感動!な 回でしたね。

徹さんおかえりなさい!

今回は徹さんをちゃんと殴ることができました!
一徹くんたくましくなりましたねぇ~
あのへなちょこネコパンチから。。。
私も一徹くんの成長に感動してしまいました(笑)

藍子さんも徹さんを殴ってましたが。。。
一瞬ドキッとしたのは私だけでしょうか???
藍子さんのパンチは危険ですからねぇ
そのむかし徹さんノックアウトされてますし
(若かりし頃の藍子さんはボクシングされてました
そのエピソードはコチラ↓↓
第3週17話「卒業ロールケーキ」

感無量だったんでしょうね。

今日の名言は
徹さんの お前強くなったな です。
一徹が自分より立派になって嬉しかったでしょうね
うるっときました。

「まれ」もいよいよ最終回です!!
無事に徹も帰ってきて
希と啓太の7年越しの結婚式が行われます
明日、怒涛のラスト!!

次回、第156話  最終回 「希空ウエディングケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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