徹（大泉洋）が塩田の仕事へ行っていなかったと知った希（松本来夢）は、
あまりのショックで家を飛び出すが、祭りの採決を行うと聞くと役場に駆けつけてしまう。
そこで希は同級生からよそ者と呼ばれ、抑えていた希の気持ちが爆発する。
希の思いを感じた元治はみんなへ能登の心意気を伝え、祭りの採決へ挑む。。。
『まれ』第1週 6話 「魔女姫バースデーケーキ」あらすじ
誕生日の翌朝、深々と頭を下げる徹（大泉洋）姿があった、
祭りを開催しようと力を合わせ、村のみんなと話し合ううちに飲みすぎてしまい、
昼間は役場で紺谷（板尾創路）にずっと掛け合っていて塩田に行けなかったと言う。
それを知った希（松本来夢）はショックのあまり、私たちもう終わりね、さようならと、
恋人同士の別れの挨拶ような言葉を残し桶作家を飛び出して行ってしまう。
縁側で、希を傷つけてしまったと落ち込む徹に藍子（常盤貴子）は、
なぜそんなに必死に祭りをしようとしているのか尋ねた。
徹は恥ずかしそうに話す。
元治（田中泯）から子どもたちが曳山に登って楽しむと聞いて、
今の自分では、希にも一徹にも何もしてやれないが、せめて、
希の誕生日に祭りだけでも見せてやりたいと思い必死だったのだという。
それを聞いた藍子は、嬉しそうに笑って希を捜しに行こうと徹と駆け出していく。
一人東京へ帰ろうと、バス停で途方に暮れている希に
祭りの開催を問う採決の村内放送が流れ、希は思わず役場へ駆け出していた。
役場では採決の真っ最中、希は一子（愛川あおい）からよそ者には関係ないと強く言われ、
能登になじもうと頑張り、必死に抑えていた気持ちが大爆発、能登の言葉でまくしたてた。
希の思いを感じた皆に元治は、ないものを数えるな、ここに生きると腹をくくれ、
能登で生きる心意気をみんなに伝え、ここに居る人間だけで祭りやろうと訴えかけ、
村全員の合意で、祭りは無事開催されることが決定した。
寄り合いの帰り道 オレには地道に生きるという才能がないと落ち込む徹、
そんな徹に希は駆け寄り、私はお父さんのこと好きだよと優しく微笑む、
そして、お父さんがダメでも私が助ける、家族みんなで助け合おうと続けた。
涙をこらえる徹、希誕生日おめでとう！
希も、お父さんも！
徹は希を強く抱きしめた。
島の先、海の見える丘で家族四人は壊れたケーキの山を一緒に食べていた。
家族４人は、この能登で、この村でこれからも頑張っていこうと絆を固めるのでした。
翌朝、意を決して台所に立つ文の前に向かう藍子。
すると、ひと月9.500円光熱費込みと、文が言い出し、驚く藍子に文は続けるた、
食費は徹の塩田バイト代から差し引く、滞納したら即刻退宿だと告げ、
藍子に野菜配りに行くと言うと、藍子は大喜びで文と近所へ野菜配りへ出るのでした。
祭りは無事開催され、村は賑わいをみせた。
圭太（山崎祐馬）が希を港へ呼び出す。
圭太は、今までの態度を謝り、2学期から金沢へ引っ越すことを希に告げた。
島から出たことのない圭太は、島を出ることが不安で希に八つ当たりをしていたと、
恥ずかしそうに言い、そして、ジタバタがんばってる希を見て元気が出たと笑った。
それから、7年後（2001年）希は17才、高校生になっていた。
徹は6年前からどこかへ行ってしまい、行方知れずになっているものの、
希は健やかに高校生活を送っていた。
希が夢にたどり着けるのはいつの日か
いざ夢に向かって元気いっぱいにスタートです！！
『まれ』第1週 6話 「魔女姫バースデーケーキ」解説
今回は お父さんの愛情表現 について解説していきたいと思います。
劇中の徹の不器用すぎる愛情表現には、女性陣には頭を抱えてしまうかもしてませんが、
これは結構、どこのお父さんにも少しは心当たりがあるのではないでしょうか？
生き方が不器用で、言葉で愛情表現はできないけど、行動で示したい。
お父さんはすごくて、かっこいいんだって思っててほしい。
情は深くてお節介、たまに口が過ぎて怒られる。
嫁さんに言われるより、子供に怒られる方がショックが大きい。
酒はそんなに飲めないが、酒の席は大好き。
何より家族に苦労をかけたくない。
だから、なんとしても稼たい！
頑張って稼げば、家族が幸せを守れると
日々頑張ってくれているはずです。
それが極端に出ると徹お父さんなのだと思います。
大きく稼いで希たちを幸せにするんだ！！！っていう
家族を愛する気持ちが大き過ぎるのでしょうね。
だいぶダメダメな徹ですが、そんな徹を通して
ちょっと回りに目を向けてみるのもいいかもしれませんね。
『まれ』第1週 6話 「魔女姫バースデーケーキ」感想
今回は 徹お父さんに頑張った 回でしたね。
朝からかなり、泣かされました。
希ちゃんちゃんと能登弁しゃべれてましたね！！
感動しました！
なんとも、部外者なのにうるうるしました（笑）
あとは徹さん、今回かなり頑張って
ちゃんと考えて行動してるのに
ちゃんとできていないところが徹さんらしかったですね。
仕事休んでまで祭りの交渉してたのは、予想してたものの
やっぱりびっくりしました。
さすが徹さんです！
今日は徹さんのことしか書いていない気がします。
今日の名言
希ちゃんの 私たちもう終わりね、さようなら です。
大人でもなかなか言えないこのセリフ、
情感たっぷりに言えてしまう希ちゃん素敵です。
次回からは 希が高校生になります。
これからどうなって行くのか、さらに気になりますね。
次回、第7話 新 「告白シュークリーム」お楽しみに！！！
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