あさが来た 73話 あさを東京へ連れて行きたい

五代(ディーン・フジオカ)は、あさ(波瑠)に近代化の進む東京へ行って新しいものをたくさん学ぶことをすすめる。大阪の発展のためにもあさは東京へ行きたいと思うあさでしたが、まだ幼い娘・千代のことが気になり、東京に行けないとあさは五代の誘いを断ってしまうが、そんなあさに夫・新次郎(玉木宏)は。。。

『あさが来た』第13週73話「東京物語」あらすじ

東京へ行きませんか?

五代(ディーン・フジオカ)はあさ(波瑠)に日本ではじめて作られる東京商法会議所の視察に誘い大阪の発展のためにも、まずあさに文明開化が進む東京で商いだけでないいろいろなものを学ぶことをすすめる。

しかしあさは、五代の話す東京行きに興味をそそられながらも、あさはまだ幼い千代のことが頭をよぎり、せっかくの五代の誘いを断ってしまいます。

あさと新次郎の葛藤

一旦は五代の誘いを断ったもののあれやこれやと何かと理由をつけて東京行きを無理に諦めようとするあさの様子に、新次郎も五代のことを心配しながらも、家のためではなく自分のために行きたいというなら自分が母・よの(風吹ジュン)や榮三郎(桐山照史)を説得すると言ってとあさの東京行きを応援します。

八代目はわてですのに

新次郎があさの東京行きを許したと聞いて呆れるうめ(友近)。

男盛りのイケメン鉱山王・五代とふたりで東京へ行かせるなんて、何か間違いがあったらと心配する亀助(三宅弘城)の言葉にとたんに心配になって動揺してしまう新次郎。

一方榮三郎は五代が加野屋の当主でなく夫も子どももいるあさに声をかけたことに「加野屋の八代目はわてだすのに」と不満がる榮三郎に対し、新次郎は自分たちが思うよりもあさは商いをよくわかっている「五代さまの目は誤魔化されへん」と断言するので、榮三郎はしょんぼりとしてしまう。

おなごの先輩として

千代と遊んでいたあさは千代の女の子らしい好みや日に日に成長していく娘の姿に目を細めていました。

突然、よのに呼び出されたあさは、東京へ行きたい好奇心といい母親でありたい気持ちの両方で思い悩んでいることを義母・よのに今の本心を打ち明ける。

そしてよのは、そんなあさにおなごの先輩としてひとこと言っておきたいことがあると改まると「ええか、あんたは欲張りや!」と言い放つのでした。

『あさが来た』第13週73話「東京物語」解説

今回は「セブライゼーションの花(しびれる芸者の花)」「物見遊山(ものみゆうざん)」「東京商法会議所(とうきょうしょうほうかいぎしょ)」について解説していきたいと思います。

セブライゼーションの花(しびれる芸者の花)」とは
しびれる芸者と空耳英語で聞こえたセブライゼーション(=civilization)とは文明という意味です。

あさの空耳英語はいつも面白いですね(笑)

物見遊山(ものみゆうざん)」とは
物見と遊山と字にも現れているように物事を見物して遊び歩くことを言います。

東京商法会議所(とうきょうしょうほうかいぎしょ)」とは
まず、商法会議所(しょうほうかいぎしょ)とは明治政府が商人たちや実業家からの意見を広く集めるために設立された組合のようなものです。

渋沢栄一が中心となり1878年(明治11年)に東京商法会議所が設立され、それに続いて五代友厚が大阪商法会議所を設立し兵庫や横浜・福岡・長崎などなどが1881年までに続々と日本全国で商法会議所が組織されました。

【五代友厚と大阪商業について】→コチラ 第4話「小さな許嫁(いいなずけ)」へ

『あさが来た』第13週73話「東京物語」感想

今回は、新次郎と五代のシンクロな 回でしたね。

五代さんと新次郎さんのあのセリフかぶりが個人的にはとてもツボでした。

案外ふたりとも似たもの同士なのかもしれませんね。

そして、あさと新次郎と五代の3人が揃うとなぜこんなに漫才のようにコミカルになるのか、いつも楽しくてしかたがありません(笑)

それにしてもあの感じの悪い???五代さんの後ろにいた三坂という男は
一体何者なのでしょうね?

今日の名言は
新次郎さんの「あさが自分のために行きたい言うのやったら
わて、止めしまへん」です。

あさの気持ちを理解して尊重しつつも去り際のあの言ってしまったという感のある後悔顔がステキでしたね(笑)

義母・よのに「あんたは欲張りや!」と言われたあさは
はたして東京へ行くことはできるのでしょうか?
次回、『あさが来た』第74話「東京物語」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

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