あさが来た 80話 ふゆの縁談相手・山本平蔵

加野屋の番頭・亀助(三宅弘城)は、勇気を振りしぼって想いを寄せるふゆ(清原果耶)にこのまま縁談を受けてしまっていいのかと問いかける。そんな亀助の言葉に一度は心を決めていたふゆの決意が揺らぎます。亀助をなんとか応援したいと考えるあさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)。そんなある日、ふゆの父・彦三郎(上杉祥三)が縁談の相手の男をつれて加野屋へあいさつにやってくる。。。

『あさが来た』第14週80話「新春、恋心のゆくえ」あらすじ

ふゆの決意と亀助の想い

加野屋の番頭・亀助(三宅弘城)は、想いを寄せるふゆ(清原果耶)に本当に縁談を受けていいのか、ふゆには別に想う人がいるのではないのかと問いかける。あさ(波瑠)やはつ(宮崎あおい)のように、自分も父親の決めた相手に嫁ぐと心を決めていたふゆは、亀助の言葉に決心が揺らいでしまいます。

「番頭さん、いけずだす!」涙をこらえながら立ち去ろうとするふゆの背中に亀助は「それはあんたのこと想ってるからや!」と言葉をかけ、亀助の言葉にふゆは驚いて振り返りますが、そんなふゆに亀助は兄貴分としてふゆの幸せを案じているのだと取り繕ってしまうのでした。

ふゆの父・彦三郎と縁談相手・山本平蔵

三が日も過ぎたある日、ふゆの父・彦三郎(上杉祥三)が谷山町で洋傘屋を営む縁談相手・山本平蔵(山本浩司)をつれて加野屋にあいさつへやってきます。しかし、京都で染物屋を営むふゆの父・彦三郎はクセのある父親で、陰では「加野屋が潰れかけている」や娘ふゆのことを「出来の悪い娘」「犬猫のほうがマシだった」などたいそう口の悪い人間でした。

あさと新次郎はふゆの父・彦三郎にはいい気がしなかったが、縁談相手の山本にはふゆのことが好きな気持ちが伝わってきて、好印象を感じると亀助に話す新次郎。

加野屋の大女将・よの(風吹ジュン)が、小正月になったらふゆを嫁に出すと話していることを知った亀助は慌てた様子を見せるが、それでも自分の気持ちに素直になろうとしない亀助に新次郎(玉木宏)は「逃げてんと、いっぺん手をとめてよう考えてみなはれ」と言い残し新次郎は去っていく。

あさと五代の再開

そのころあさは、寄合所へ新年のあいさつへやってきていました。

大久保利通卿が亡くなって以降も五代は大阪株式取引所や大阪商法会議所を設立し、その会頭になるなど。ますます精力的に活動していました。

五代(ディーン・フジオカ)の活躍ぶりを称賛するあさ。しかし、五代は商法会議所設立に関しては、当初ずいぶん旦那衆から反対されていたことをあさに話し、商法会議所の設立には、ある人物の助力があった言います。

そこへ、その商法会議所設立の立役者と言われるある人物がやってきます。

その人物とは!?

『あさが来た』第14週80話「新春、恋心のゆくえ」解説

今回は「小正月(こしょうがつ)」「谷山町(たにやまちょう)」について解説していきたいと思います。

小正月(こしょうがつ)」とは
お正月の三が日を過ぎてから15日までの期間。正確には、14日から16日までの3日間のことをさします。と、いうことは、ふゆちゃんはあと一週間もしないうちに洋傘屋の山本さんのところへお嫁に行ってしまうということになります。超スピード婚!?

谷山町(たにやまちょう)」とは
ふゆの縁談相手・山本平蔵は谷山町で洋傘屋を営む人物と言うことで、よのさんが町名しか言わなかったことから恐らく大阪ではないか?と、調べてみたのですが「谷山町(たにやまちょう)」という地名を探すことはできませんでした。

そこで「老舗の洋傘屋」という違う方法で探してみました。

すると、あさたちの次第とは少し離れてしまいますが明治35年創業の洋傘屋さんが京都にありました!「小野内商店」さんというところで、こちらのお店が京都で一番はじめに洋傘の製造販売をはじめたお店のようです。もしかしたら、このお店がモデルなのかもしれませんね。

【五代と大阪ついて】→コチラ 第4話「小さな許嫁(いいなずけ)」へ

『あさが来た』第14週80話「新春、恋心のゆくえ」感想

今回は、びっくりぽんなお父さんな回でしたね。

とうとう登場しました!
ふゆちゃんのお父さんと縁談相手の山本さん!!

前々から劇中でふゆちゃんがお父さんのことをあまり良いようには言ってませんでしたが。。。その理由がようやくわかりましたね。あのお父さんはすごい(笑)

あの加野屋さんを噂で聞いただけで潰れかけているとやや見限ったような言い方や、今流行りの洋傘屋さんに媚を売っているような感が見えるので。。。どちらかといえば日和見な方なんでしょうかね?

でも、あのふゆのお父さん。かなり頑固で短気そうなので亀助さんがあのお父さんに立ち向かってけるのかが心配です。

今日の名言は
亀助さんの「それはあんたのこと想ってるからや!」です。
亀助さんの渾身の一言でしたが、今ひとつ勇気のでない亀助さんです。
頑張れ亀助さん!!!もう一息!!!

ふゆの嫁入りが小正月と聞かされた亀助
あさと新次郎の後押しでもう一歩踏み出せるのか!?
亀助さんの恋の行方はどうなってしまうのか!?

次回、『あさが来た』第81話「新春、恋心のゆくえ」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

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