あさが来た 81話 ふゆのお妾(めかけ)

五代(ディーン・フジオカ)から大阪商法会議所設立の立役者は、新次郎(玉木宏)だと聞かされてあさ(波瑠)はびっくりぽん。新次郎は、商法会議所に反対する旦那衆にさりげなく、その意義を説明して回ったのでした。新次郎の人望の厚さに見直す五代。そして、加野屋では、ふゆ(清原果耶)の縁談の話が進むなか、あさは。。。

『あさが来た』第14週81話「新春、恋心のゆくえ」あらすじ

大阪商法会議所設立の立役者は新次郎

大阪商法会議所設立の立役者とは新次郎(玉木宏)のことでした。

あさ(波瑠)は、五代(ディーン・フジオカ)から大阪商法会議所設立に反対していた人びとの皆が皆、新次郎(玉木宏)から話しを聞いたと言って五代のもとやってきたという。

商法会議所を作って盛り上がらないことには大阪は東京にも勝てない。東京になぜ商法会議所がいの一番にできたのか?それは、商法会議所ができれば、さらに後々儲かるからだ「儲けたいという心は古今東西、みんなおんなじなんだすなぁ。」と、新次郎は三味線や謡(うたい)、お茶の席などの先々でさりげなく説明してまわっていた影での活躍があったという話を聞いてあさはびっくりぽん。

「I thought it’s husband not to cherish wife (ぼんくらな亭主だと思っていたのに)」

新次郎の人望の厚さに五代は新次郎を見直し、そしてあさも。。。

あさと新次郎のやきもち

大阪商法会議所の集まりが終わり旦那衆が帰って行く。

商法会議所設立に影ながら助力していたことをあさが新次郎に訊ねると、あの頃は、たまたまあさが不在にすることが多く、あちこち出歩いて遊んでいただけだとシラをきる新次郎のもとへ、榮三郎(桐山照史)が千代も連れて美和(野々すみ花)の経営するレストラン「晴花亭」で外食をしたりしていたと話しに入ってきて、あさは自分がいないときに新次郎が美和の店で羽を伸ばせて楽しそうにしていたことにやきもちをはじめる。そんなあさを「たまのやきもちも嬉しいものだ」とからかう新次郎。

そこへ「わたしとあささんにも東京での秘密があるんですから」と五代が笑いながら割って入ってくる。東京でのほとんどは仕事の話しだったが、夜になるとどうにも心のコントロールが利かなくなると五代が面白がるように話すので、あさがたしなめると「well about that excuse me.(これは失礼しました)」と五代は笑って奥へ引っ込んでいく。

五代が去ったあと、新次郎はあさに東京でなにがあったのかと詰めよるので、今度はあさが新次郎に「やきもち焼いてくれてはるんだすか?」とからかいます。

こうして、あさと新次郎は仲むつまじい夫婦の時間をすごしたのでした。

揺れるふゆと亀助の想い

そのころ加野屋では、ふゆ(清原果耶)の想い人が新次郎だと知った亀助(三宅弘城)をうめ(友近)が慰めるなか、大女将・よの(風吹ジュン)の手配でふゆのお嫁入り仕度が進んでいた。

あまりの計らいに恐縮するふゆに対し、よのは夫・正吉(近藤正臣)には反対されたが、一度はふゆを新次郎のお妾(めかけ)にと考えたこともあるほど、ふゆのことを認めているのだと話すと、ふゆは複雑な表情を浮かべます。

ふゆの縁談を心配するあさは、姉・はつ(宮崎あおい)からふゆにいい縁談をと頼まれていたが、本当に大切なのはふゆの気持ちだと話すと、ふゆは自分にも女性として憧れている人が2人いると話すと今まで誰にも話さなかった気持ちをあさに打ち明ける。

ドキドキしながら見守るあさに、ふゆは憧れる女性の名前を「おはつ様と。。。うめさんだす!」と応え、ずっとはつのように聡明で、うめのように立派なおなご衆になりたかったと話します。しかし、はつの嫁いだ山王寺屋も潰れてしまい、はつを守ることができなかった。だから、こんな自分でもお嫁にほしいと言ってくれるのなら嫁ぐのが一番いいと答えるのでした。

それでもあさは、ふゆには想いを寄せる人がいるのではと訊ねますが、ふゆはそれはもういいといってその場から逃げるように去っていくのでした。

ふゆの長い間、秘めていたこの恋心は、この後とんでもないことを引き起こしてしまうのです。

『あさが来た』第14週81話「新春、恋心のゆくえ」解説

今回は「ふゆの片思い」について解説していきたいと思います。

ふゆの片思い」について
女性であれば、一度はステキな既婚者の男性に憧れを抱くものですが、ふゆちゃんのようにあそこまでのめり込むような事はあまりありませんよね?

なぜふゆちゃんがあそこまで優男の新次郎に想いを寄せるのかと言うとそれはきっと、父・彦三郎さんの影響が大きいでしょう。

ふゆの彦三郎さんがどちらかといえば女性蔑視というか、あまり口の上手くない男性なので、新次郎のような真逆の完全フェミニストの男性に癒しのようなものを求めてしまっているように重います。

よくありますよね?悲しいかな、お父さんと真逆の人と結婚したいって言葉にする娘さん。。。

そんな感じなのだと思います

【よの、ふゆを妾にエピソード】→コチラ 第44話「京都、最後の贈り物」へ
【あさと五代の東京での秘密エピソード】→コチラ 第78話「東京物語」へ
【はつがあさにふゆ託したエピソード】→コチラ 第33話「妻の決心、夫の決意」

『あさが来た』第14週81話「新春、恋心のゆくえ」感想

今回は、意地悪な五代友厚な回でしたね。

あさと新次郎の仲むつまじい姿に五代さんの意地悪が炸裂していましたね(笑)普段は真面目一徹の五代さんですが、ことあさと新次郎さんの前ではすごくおちゃめさんです。

そして、よのさんですよ!やっぱりふゆちゃんのことをお妾(めかけ)さんにしようと一度は考えてました!あの44話の「にょほほ(笑)」はやっぱりそうでした。。。

そこをとめた正吉さんさすがです!

今日の名言は
新次郎さんの「儲けたいという心は古今東西、みんなおんなじなんだすなぁ。」です。
このひと言で、大阪商人たちの心をつかんだ新次郎さん。あの類希な話術あっぱれです。

よのから新次郎のお妾(めかけ)候補だったと聞かされ
一度は封印した気持ちが揺れ動くふゆ。
自分にイマイチ自信の持てない亀助。
一体このふたりはどうなっていくのか!?
次回、『あさが来た』第82話「新春、恋心のゆくえ」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

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