あさが来た 92話 うめと雁助の告白

加野屋八代目当主・榮三郎(桐山照史)は大番頭・雁助(山内圭哉)と向き合い、加野屋の銀行設立をどのように考えているのか正直な意見を求めます。大女将・よの(風吹ジュン)も、加野屋がこの先どうなっていくのかをあさ(波瑠)に訊ねます。そしてあさは、炭鉱事業の拡大にともない、炭鉱の事業部門を分けてひとつの会社を立ち上げることを報告し、その炭鉱会社の社長に。。。

『あさが来た』第16週92話「道を照らす人」あらすじ

加野屋の銀行設立

加野屋八代目当主・榮三郎(桐山照史)は大番頭・雁助(山内圭哉)と向き合い、加野屋の銀行設立をどのように考えているのか正直な意見を求める。

2年前、五代友厚が銀行経営は時期尚早だと言いつつも「銀行へ変わらない両替屋はいずれ消えてなくなる」と語ったタイミングが今なのではないかと話す榮三郎の言葉に、雁助は考えをめぐらせ250年の歴史のある加野屋ののれんを守るためにと、雁助は銀行設立に賛同します。

炭鉱の社長

加野屋が銀行になるという噂話(うわさばなし)で店の中は大騒ぎになり、大女将・よの(風吹ジュン)も、加野屋がこの先どうなっていくのかをあさ(波瑠)に訊ねます。今いるおなご衆と男衆の待遇を心配するよのは、突然の加野屋の形態が変わっても、すぐには対応できない者もいるだろうという話しに、あさは各働き手の状況を考えて対処することを約束します。

そしてあさは、炭鉱事業の拡大にともない、炭鉱の事業部門を分けてひとつの会社を立ち上げることをよのへ報告し、その炭鉱会社の社長に。。。

雁助の処遇

あさがよのと、これからの加野屋のことについて話していると、そこへうめ(友近)がやってきます。雁助の処遇を心配するうめ。そんなうに、あさは雁助には「銀行の支配人」をしてもらうように考えていることを話し、銀行には「のれん分け」という仕組みはないが、後々支店長へなってもらう予定だと説明します。聞きなれない言葉にうめは不安を感じますが、商いのことはわからないなりに、加野屋を思う雁助の思いをあさに伝え、雁助の処遇への配慮を願い出るのでした。

その夜、あさと新次郎(玉木宏)は雁助がもしかすると加野屋を辞めてしまうかもしれないという可能性や、その時はどうすべきかを話し合い、最終的に雁助の処遇に関しては新次郎から話すことになりました。

うめの告白と雁助の気持ち

そのころ雁助とうめは加野屋の奥で話をしていました。

「もうわての時代やあれへんいうことだすやろうなぁ。。。」と時代に取り残されたように感じる雁助はこれからの不安を口にする。そんな弱気な雁助にうめは、雁助は加野屋になくてはならない存在だと言い、あさや新次郎、八代目の榮三郎も大女将のよのも加野屋のみんなが雁助に居てほしいと思っている。もちろん、自分も。。。と、素直な気持ちを口にします。すると、雁助も「わてと一緒に、この家出えへんか?」と、うめに思いを伝える。予想もしていなかった雁助の言葉にうめは困惑してしまいます。

『あさが来た』第16週92話「道を照らす人」解説

今回は「雁助の思い」について解説していきたいと思います。

雁助の思い」について
加野屋の先代・正吉(近藤正臣)に仕えられるのなら「のれん分け」などいらないと加野屋に忠義を尽くし続けてきた雁助ですが、先代・正吉の体調不良、納得のいかない九州への赴任、敬愛する正吉の永眠と、苦難が続いていていました。

それでも、雁助は加野屋のため、八代目・榮三郎のためと言い聞かせて仕事に奮闘してきましたが、先日のあさと榮三郎のやりとりを聞き、榮三郎のことをあさも認め、榮三郎もあさを商人として認め合っていることを知り、もう自分は用済みと感じてしまっているのかもしれません。

これまで尽くしてきただけに、どんどん時代にも、加野屋の流れにも乗れずに置いて行かれる。そんな不安な気持ちと、榮三郎に自分は不要なのかも知れないという疑心から、加野屋を出ようとまで考えるようになってしまいました。

一気に気持ちのタガが外れてしまったのでしょうね。

【雁助の加野屋への忠義について】→コチラ 第11週「九転び十起き」~12週「大阪一のおとうさま」へ

『あさが来た』第16週92話「道を照らす人」感想

今回は、うめの告白な回でしたね。

「雁助さんに居てもらいたいと思っています。。。うめも。。。」

おとめなうめさん炸裂してましたね~見ているこちらもウキウキしてしまいましたね(笑)

そして雁助さんも「一緒に加野屋を出よう」と答え、この先どうなるんでしょうかね~明日が楽しみですね♪

そして、加野屋の炭鉱の事業を会社にして、そこへ社長をすえる話が出ていましたが。。。これはきっと、間違いなく「新次郎さん」でしょう!

あの話の流れからするとあさではなさそうですしね!

明日の新次郎さんの反応が楽しみです。

今日の名言はもちろん
雁助さんの「わてと一緒に、この家出えへんか?」です。
とうとう雁助さんとうめさんの想いが交差しました!このふたりの行く末に大注目です!!

加野屋の銀行設立が決定し、雁助は加野屋を去ろうと考え、そしてうめへ一緒に加野屋を出ようと誘います。うめの返事は?雁助とうめの恋の行く末はいかに!?

次回、『あさが来た』第93話「道を照らす人」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る