あさが来た 108話 よろず屋・萬谷与左衛門の襲来

娘・千代(小芝風花)の京都の女学校進学について話し合う、あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)。そのころ、進路を悩む千代によの(風吹ジュン)は、一度京都に行って、進学を検討している女学校を見に行ってみないかと優しく誘い、千代とよのは京都へ。一方、女性行員たちのおかげで、店内が明るくなったと評判になっていた加野銀行に、よろず屋・萬谷(ラサール石井)という男が現れ、ある騒動がおきる。。。

『あさが来た』第18週108話「ようこそ!銀行へ」あらすじ

子どもが戻ってこれる港のような親に

娘・千代(小芝風花)の京都の女学校進学について話し合う、あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)。千代が京都の女学校へやることを心配するあさは、千代を手元に置いて将来の進む道を導いていきたいと願う。

「わてらは船を動かす船頭やあらへん、いつでも振り返ることのできる港にあならなあかん。」と、新次郎はあさに千代の将来を静かに見守るようにと諭します。

千代の知らない母・あさの姿

そのころ、進路を悩む千代によの(風吹ジュン)は、一度京都に行って、進学を検討している女学校を見に行ってみないかと誘います。どうにも気乗りしない千代はよのの部屋であるモノを見つける。

それは、千代が幼い頃にあさが作った「からくり人形」でした。

そして千代は、よのから母・あさが忙しい合間をぬって、自分のために手作り人形を作っていてくれたことをはじめて知る。

加野銀行に現れた珍客、よろず屋・萬谷与左衛門

加野銀行に女性が働いているという噂(うわさ)は瞬く間に広がり、店内が明るくなったと評判で、客足も伸びていました。

そんな中、加野銀行によろず屋・萬谷与左衛門(ラサール石井)というガラの悪い男が現れ、銀行頭取か新次郎を呼べと言い、先代・正吉(近藤正臣)との付き合いのあったよしみで無担保で金を貸してほしいとごねはじめます。

萬谷の無理難題に困り果てる榮三郎(桐山照史)たちの様子に、あさが代わって対応しようとするも、萬谷はおなごなどと話しできるかと憤り帰っていく。

あさと千代のびっくりぽん

よのと京都見物にでかけた千代は、京都の街を気に入り、とんとん拍子で女学校への入学が決まります。数ヶ月後、京都の女学校へ入学して寄宿舎へ引っ越していきます。

その京都の女学校寄宿舎「花霞寮」で千代を待っていたのは、眼鏡をかけ本を読みふける同室者。あまりの無愛想に千代はびっくりぽん。

一方、千代の居ない加野屋では、新次郎がたまには夫婦でゆっくり旅をしようとあさを和歌山へ誘う。

あさと新次郎結婚してからはじめての旅です。

『あさが来た』第18週108話「ようこそ!銀行へ」解説

今回は「よろず屋」「新撰組のからくり人形」について解説していきたいと思います。

よろず屋」とは
さまざまな商品(食料品や日用雑貨)をひとつの店に集めた商店、現代でいうコンビニのようなお店です。また、頼まれれば何でもする「なんでも屋」のことをさすこともあります。

新撰組のからくり人形」とは
「あさが来た」第12週72話で、幼い千代を置いて九州の炭鉱へ通っていたあさは、少しでも千代に何かしてやりたいという一心で、苦手な裁縫をがんばって山に落ちてる枝や着物の端切れを縫ってつくったのが、今回登場した「新選組のからくり人形」です。しかしこのからくり人形は、お花や千代紙が大好きな女の子らしい千代にはまったく見向きもされませんでした。

*エピソードとしては第12週「大阪一のおとうさま」72話なのですが、当サイトのあらすじでは書きもれており登場しておりません。もうしわけありません;;;

【千代とあさのエピソード】→コチラ 第12週「大阪一のおとうさま」へ

『あさが来た』第18週108話「ようこそ!銀行へ」感想

今回は、一人娘・千代が心配でたまらないあさな回でしたね。

今日はあさにびっくりぽんしました。

私はてっきり、千代ちゃんが千代ちゃんの進む道が広がるようにという港的な気持ちでいたのかと思っていたのですが。。。実は千代ちゃんの行く先を導く船頭さんだったんですね!!

その話を聞くと千代ちゃんが反発する気持ちもわからなくないなぁ~と、今回のお話でちょっと見方が変わりました。

今日の名言は
新次郎さんの「いつでも振り返ることのできる港にあならなあかん。」です。
この夫婦のかじとりは実は新次郎さんがとっているのではないでしょうか???

突然やってきたよろず屋・萬谷与左衛門。一旦は、加野銀行から去っていきましたが、このままで終わるような人物ではなさそうです。そして、千代が京都の女学校へ出てしまった、あさと新次郎が夫婦になってはじめての旅に出かけます。一体どんな旅になるのでしょうか?
次回、『あさが来た』第109話「みかんの季節」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

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