『まれ』8話「圭太、高校最後の思い出作り、一子、モデルにスカウトされる」

圭太(山崎賢人)が能登に戻り、7年ぶり幼なじみが揃った
高校最後の思い出を作りをするため、希たちは夏祭りでキリコを担ぐ
輪島職人の姿を目の当たりにし涙ぐみ、夢を追いかけるより、
安定した人生を送ると宣言する。
そこに一子(清水富美加)が、金沢でモデルにスカウトされたと駆けこんでくる。

『まれ』第2週 8話 「告白シュークリーム」あらすじ

小学生のころ転向した、圭太(山崎賢人)が輪島に引っ越して来ることに、
そして、また希(松本来夢)たちと同じ学校に通うことになるが、もう高校3年
卒業してバラバラになってしまう前に、高校最後の思い出作りを決意し、
希たちは、圭太の提案でキリコを担ごうと言う話になった。

その夜、希は、夏祭りの計画を藍子(常盤貴子)に話しながら、
シュークリームを作っていた。

輪島祭りでみんなでキリコを担ぐのだと楽しそうに話していると、
祭り』と聞いた元治が隣の部屋から走って来て自分もついて行くと目を輝かせる

翌朝、希たちと元治は輪島塗りの作業場に来ていた。

作業場は、天井が高く、木造建てのとっても立派な建物で、その中には、
それはそれは、さらに立派なキリコが飾られており、元治はキリコを見るなり、
早く下ろしてもっと見ようと脚立へ登るとそこへ、作業場の主で圭太の祖父、
紺谷弥太郎(中村敦夫)が現れた。

弥太郎は相変わらずの祭り馬鹿だと元治を揶揄すると、元治も負けず、
格好ばかりのキリコを持ち腐れにしてる道楽者と揶揄し、一歩も譲らない。

その頃、美容室サロンはるでは、元治と弥太郎の話題で持ちきりだった。
なんでも、その昔は輪島の中でも仲のよかった2人だったが、
一人の魔性の女を巡って、大喧嘩したと言う。

相手は絶世の美女で、元は弥太郎の見合い相手だったが、
元治もその女性に惚れてしまい、2人は大喧嘩、
結果その女性が選んだのは元治だったのだと言う。。。

そう、その『魔性の女』は文(田中裕子)だった。

作業場ではキリコの点検が行われていた。
その間、希はシュークリームを食べようと、器がないか圭太に聞く、
圭太が適当に使えと指差した棚にはぎっしりと輪島塗りの器が並び
驚いた希は圭太に理由を尋ねた。

すると圭太は、希を奥へ連れて行き、弥太郎が『塗師屋』なのだと言い、
輪島塗について教えると、希はその作業工程と職人の姿に感動し涙ぐんだ

その頃、畑仕事を終わらせた文と藍子は神社の前にいた。

いつものように神社へ行こうとする藍子に、文はいつまで参るのか?と尋ね、
藍子の気持ちを確認するように、母親がはっきりしないと子どもたちが迷う、
そろそろけじめをつけてはどうかと藍子に言う。

藍子は少し考え、文ならどうするかと尋ねると文は、離婚届を偽装して、
若いいい男と再婚するわと嬉しそうに笑って歩き出すのでした。

さすが、『魔性の女』文。

その2人の後姿を見る人影、それは徹(大泉洋)だった。

シュークリームを食べる希たちのところへ、一子(清水富美加)が息を切らせ、
金沢でモデルにスカウトされたと駆けこんで来たのでした。

『まれ』第2週 8話 「告白シュークリーム」解説

今回は 塗師屋 について解説していきたいと思います。
塗師屋はその昔、全国の最新情報を収集し、顧客の要望に応えていたため、
その教養の深さから顧客先では「輪島様」と呼ばれるほど、
文人、墨客の扱いを受けていました。

塗師屋は、旅から帰ると仲間と共に情報を共有し、技術の鍛錬に努めました。
この地道な努力は、今の輪島塗の物づくりに活かされています。

輪島塗は、絵画のような美術品とは違い一人で制作するものではありません。
大勢の職人の手を介して生まれる合作の芸術作品なのです。

そのため、輪島塗の製作は分業されいるため、その職人たちの作業進度や、
納期などを統括する為のプロデューサーが必要となります。

それが塗師屋なのです。

塗師屋は材料の吟味から、職人の指導、技術のチェック、商品の企画に、
輪島塗に関する事すべてを一手に行います。

こうしてみると、圭太の祖父・弥太郎は本当にすごい人物なのだなと思います。
まさに、『輪島塗のドン』納得ですね。

『まれ』第2週 8話 「告白シュークリーム」感想

今回は 驚きの連続な 回でしたね。

まずは、圭太の実家が塗師屋の家系だったことでしょうか。

圭太くん、ものすごいお坊ちゃんでしたね
幼少期にはまったくその片鱗がなかったのが逆に驚きです。

他にも、仲が悪いのに弥太郎さんの作業場へお構いなく乗り込んで行く
元治さんにもびっくりでしたね。

知ってて行ってたの!!?しかも高校生と一緒に(笑)

そりゃあ、サロンはるでも話題に。。。

そういえば、原因は文さんを取り合っての喧嘩だったとか、
しかも、文さん『魔性の女』と言われてましたが、
その昔に一体何があったのでしょうか?

気になります。

文さんと、藍子さんのやり取りも気になるし。。。

気になることだらけです。
明日が待ち遠しくて仕方がありません!!!

今日の名言は、
文さんの 離婚届を偽装して、若いいい男と再婚するわ でしょうか?

『魔性の女』文、すごい過ぎです。

金沢でモデルにスカウトされた一子、その後どうなったのか、
本当に東京へ行ってしまうのか!!??

次回、第 9話  続 「告白シュークリーム」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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