あさが来た 123話 あさの弱みを知った千代

昼間の「言霊(ことだま)」の話しを聞いて、母・あさ(波瑠)のことが心配になった千代(小芝風花)は、突然病室に泊まると言い出し、父・新次郎とともに病院へやってくると、母・あさと娘・千代、そして父・新次郎(玉木宏)は病室で久しぶりに親子3人で夜を過ごす。そのころ、夜の大阪の町である男が警官に職務質問され。。。

『あさが来た』第21週123話「夢見る人」あらすじ

親子3人川の字で

昼間の「言霊(ことだま)」の話しを聞いて、母・あさ(波瑠)のことが心配になった千代(小芝風花)は、突然病室に泊まると言い出し、父・新次郎(玉木宏)とともに病院へやってくる。

すると千代は、新次郎に昼間自分が母・あさが元気になって嬉し泣きしていたことを本人に言わように詰め寄り、約束させられた新次郎は「母と娘というのはめんどうやなぁ。」とおかしげに笑う。

急遽、泊まることを決めた千代は布団を借りることができず、あさとふたりでベッドに入ることになる。久しぶりに千代と一緒に眠ることになったあさは大喜びし、病室で母・あさと娘・千代、そして父・新次郎(は久しぶりに親子3人で夜を過ごす。

熱々な惣兵衛とはつ

あさの見舞いに大阪の加野銀行へやってきたはつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)は、長男・藍之助(森下大地)の間借りする部屋で夜を迎えていた。藍之助が寝入ったあと、妹・あさの無事を知ったはつと惣兵衛は安堵したように会話を始める。

「あの妹やったら、煮ても焼いてもなんともない。」と冗談めかしに話す惣兵衛の言葉に、はつの張り詰めてた糸もほぐれ笑顔を見せていたが、もし、あのままあさの意識が戻らなかったと思うとはつは怖くて仕方がなかった。

不安に肩をすくめるはつを惣兵衛はそっと優しく抱きしめると、ふたりは若かりしころを思い出すかのように、夫婦だけの静かな時間を過ごす。

白岡銀子と白岡炭子

一方、千代と一緒にベッドに入るあさは、まさか自分がこんな風に人から恨みを買っていたなんて思ってもなかったと口にすると、隣で横になっていた千代はあさのように弱みのない女性は、人に嫌われるものだと苦言する。

「はぁ!?弱みやったらあります!あんたと旦那さまだす。」そう断言するとあさは、新次郎と出会ったときの話しや、嫁いで来たばかりの頃は新次郎に放ったらかしにされていたこと、過去にも新撰組に立てついて一触即発になったことなどを話します。

「やっぱり、土方さんお金返すどころやあらへまへなんだなぁ。。。」そういうと手を合わせるあさの話しに驚きを隠せない千代。そして、あさは千代を出産し、子育てに専念していたときのことを話し、今もその頃の思い出が自分の宝だと誇らしげに話すあさ。

なのにどうして「自分は生まれてこない方がよかった。」と考えになったのか、皆目検討がつかないと口にすあさに千代は、毎日”銀行”や”炭鉱”とばかり聞かされていれば自然とそうなる「お母ちゃんの娘は白岡銀子と白岡炭子やわ。」と言うと、母と娘は

萬谷与左衛門捕まる

そのころ、人気のない夜の大阪の道端でひとり座り込む初老の男に警官が職務質問をする。花見をしていると意味不明なことを話すその男は萬谷与左衛門(ラサール石井)だった。警官が「萬谷だな。」と訊ねると、萬谷は大きな声をあげて泣き崩れる。

翌朝、はつと惣兵衛は、加野銀行の立派な様子を改めて見て感心し、その中で、懸命に働く長男・藍之助の姿を見て顔をほころばせていると、そこへ頭取の榮三郎(桐山照史)が外回りから帰ってきて、今日は仕事はいいからと、藍之助にはつと惣兵衛を連れてあさの病院へ向かうように伝えます。

そして、はつと惣兵衛は藍之助に連れられてあさの入院する病院へとやってくる。

『あさが来た』第21週123話「夢見る人」解説

今回は「萬谷与左衛門の幻覚」について解説していきたいと思います。

萬谷与左衛門の幻覚」について
萬谷与左衛門が「花見をしていた」というセリフが衝撃的なシーンでしたね。

これまでにも萬谷の登場シーンでは、足元がおぼつかなかったり、手が震えたり、妙に汗をたくさんいかいていたり、イライラや短気を起こしていたりと”離脱症状”と思われる症状が出ていました。

この状況と今回の言葉からの推測すると、萬谷はある種の”依存症(コントロール障害)”をわずらっていて、その末期症状のひとつ”幻覚”に襲われていたのだと思われます。

一連の萬谷の行動の原因はもしかすると、その”依存症(コントロール障害)”にあるのかもしれませんが、だからと言って、萬谷があさにしたことが許されるものではありませんよね。。。なんともやるせません。

【あさと新次郎新婚エピソード】→コチラ 第3週「新選組参上!」へ
【あさと土方歳三のエピソード】→コチラ 第17話「新選組参上!」へ
【言霊(ことだま)について】→コチラ 第122話「夢見る人」解説へ

『あさが来た』第21週123話「夢見る人」感想

今回は、やっぱり銀行と炭鉱にやきもちを焼いていた千代な回でしたね。

やっぱり千代ちゃん銀行と炭鉱にやきもち焼いてたのねと、千代ちゃんの素直じゃないツンデレな感じにニンマリとしてしまった朝でした。

今週に入ってからようやく千代ちゃんの可愛らしさが出てきましたね~。よかったよかった。

突然ですが、五代さまファンに朗報です!

五代友厚のスピンオフ」の話しがもちあがっていますよ!
NHK広報部によるとすでに準備が進められているとのこと、具体的なドラマの内容は一切明かされませんでしたが、ファンの声がNHKさんに届きましたよーーーー!!

スピンオフの放送予定日なども発表されませんでしたが、今放送しているメインの終了後になるので、4月2日以降となると予想されています。

今から待ち遠しくてたまりませんね!!!

早く来い来い4月♪

今日の名言は
千代ちゃんの「お母ちゃんの娘は白岡銀子と白岡炭子やわ。」です。

をおちゃめな言い回しを使って、銀行と炭鉱ばかりに手をかけるあさへ抗議する姿がなんとも可愛らしかったですね。

警官によって萬谷が発見され、ようやくあさたちにも平和な日常が戻ってきます。そして、入院するあさのもとへ姉・はつがやってきました。はつがあさにかける第一声は!?
次回、『あさが来た』第124話「夢見る人」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

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