あさが来た 124話 千代、東柳啓介にときめく

あさ(波瑠)の病室に、はつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)が藍之助(森下大地)に連れられ見舞いにやってくる。あさの顔を見るなり小言を口にしようとするはつにもう堪忍してほしいと肩をすくめるあさ。そして、新次郎(玉木宏)から萬谷与左衛門(ラサール石井)が捕まったこと聞かされ、ほっとする千代でしたが、あさは。。。

『あさが来た』第21週124話「夢見る人」あらすじ

萬谷をかばうあさ

あさ(波瑠)の病室に、はつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)が藍之助(森下大地)に連れられ見舞いにやってくると、はつは、あさの顔を見るなり「ホンマにもう、あんたは。。。」と小言を口にしようとする。そんなはつにもう堪忍してほしいと肩をすくめるあさ。すると、元中番頭・亀助(三宅弘城)は、あさが意識を取り戻してから周りにずいぶん怒られて気落ちしているので勘弁してやってほしいと口を添えます。

新次郎(玉木宏)があさと千代(小芝風花)に萬谷与左衛門(ラサール石井)が捕まったこと伝えると、ほっとする千代。しかしあさは、こうなってしまう前にもう少し萬谷の話を聞くなりなんなりできたはずなのに、萬谷をこんな風に追い込んでしまったのは自分のせいでもあると言い、新次郎に萬谷の処遇に温情をかけてくれるよう警察に口添えしてほしいと新次郎に頼みます。その言葉に驚きを隠せない千代。

千代が一番怒っている

そして、うめ(友近)からあさが女子大学設立の手伝いに熱中していることを耳にしたはつは、本当にそのようなものが必要なのかとあさに問う。女子が学問ができるようになることは素晴らしいことだとは思うが、そのことであさが命をすり減らすようなことになるなら反対だと話す。

すると千代ははつの言葉につづき、男性はできることなら女性に一歩下がっていてほしいと心で思っている。だから、女性はどんなに物知りであっても「ちょっと下ですよ。」というふりをしてニッコリ笑っていることが一番いいのだと、女学校で習った「良妻賢母の心得」をあさに説いて聞かせる。

世の男性は「十中八九お母ちゃんのこと嫌いだすわ。」と千代は言い放つと、新次郎のような男性は珍しいのだというと千代は少し怒ったように病室を出て行ってしまう。

女性が独りぼっちにならないために

あさははつの投げかけた疑問に対して、女子の教育とは家や旦那に縛られ、外の世界も知らず、関わることもできずに世間から切り離され女性が独りぼっちになってしまわないためのものだと話す。

あさの言葉に、はつは自分が山王寺屋に嫁いだ頃の孤独を思い出します。

女子の教育の本当の目的は、女性が周りの人々と関わりながら、ひとりの人間として、その場所の一員として生きていくためのもなのだとあさははつに説明すると、これからの女性たちが自分らしく生きていくために、どんなことがあっても女子の高等教育の推進を訴え続けると決意を伝える。

千代の初恋

千代が病院の給湯室を通りがかると、そこには恩師の見舞いのために東京からやってきていた東柳啓介(工藤阿須加)が不器用そうにリンゴの皮を剥く姿があった。千代は啓介の姿を見つけると先日の失態を啓介に詫び、換わりにリンゴの皮むきをさせてほしいと申し出る。

千代が、器用にリンゴを剥いていると啓介は「実にべっぴんだな。」と言葉をかけるので、啓介の言葉に驚いた千代は恥ずかしくなり逃げ出してしまいます。

養之助の結婚

その頃、あさの病室の外で待っていた新次郎と惣兵衛は養之助(西畑大吾)の結納の品を買いに町へ出かけていた。そのことを聞かされたあさが”結納”という言葉に驚いていると、はつは養之助が近所の幼なじみのセツという娘と恋仲になり、20歳になったらお嫁さんにもらうと言い出して、結婚する予定なのだと照れくさそうに笑う。そしてあさは、はつの口から千代も女学校を卒業したらお嫁に出てもいい年頃だと聞かされハタとします。

一方、成澤(瀬戸康史)は「元はといえば、あんたのせいやろ!」と投げられた平十郎(辻本茂雄)の言葉に悩んでいると、そこへいきなり数人の男たちが駆け込んでくる。突然の出来事に戸惑う成澤。

『あさが来た』第21週124話「夢見る人」解説

今回は「養之助の年齢」について解説していきたいと思います。

養之助の年齢」について、
養之助が生まれたのは、はつと惣兵衛が和歌山へ移住してからです。

あさがは千代を妊娠していた頃にはすでに生まれていて、当時3歳でした。

現在千代は高等小学校を卒業して、女学校1年目の15歳。つまり、養之助の今の年齢は18~19くらいだと推測されます。なので、養之助の結婚の時期は後1年ほど先といったところになります。

【はつ和歌山へエピソード】→コチラ 第10週「お姉ちゃんの旅立ち」へ
【あさの妊娠エピソード】→コチラ 第11話「九転び十起き」へ

『あさが来た』第21週124話「夢見る人」感想

今回は、子どもの成長な回でしたね。

養之助の結婚話しにびっくりぽんな今朝です。

養之助くん、もうお嫁さんもらってしまいますか!?早いなぁ。。。もう20歳かぁ。。。。

そういえば、あさとはつたちがお嫁に行ったのも、今の千代ちゃんと同じ年頃の15歳くらいのときでした。自分がお嫁に行った年頃に娘がなっていたなんて、あさも今頃びっくりしていることでしょうね~まだ子どもだと思っているでしょうから(笑)

そんな千代ちゃんの前に現れた、東京からやって来た学生・東柳啓介くん。登場2回目にして「実にべっぴんだな。」のこのセリフはダメでしょう!もう。。。恋の予感じゃないですか!!

千代ちゃんも早々にお嫁に行ってしまうのかなぁ~そうなるとなんだか寂しいなぁ~。

今日の名言は
千代ちゃんの「十中八九お母ちゃんのこと嫌いだすわ。」です。

まぁ、確かに新次郎さんや五代さん、成澤さんのような人は珍しいので、正論は正論なんですが。。。はっきり言ってしまうところがさすが千代ちゃんです。やっぱりあさの娘ですね。

萬谷に温情をと口にするあさ。萬谷与左衛門の処分は一体どうなるのか?そして、成澤の前に現れた男たちの正体は!?
次回、『あさが来た』第125話「夢見る人」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

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