『まれ』76話「一子の嫉妬と希の告白、圭太への想い」

希(土屋太鳳)と圭太(山崎賢人)が話ているところへ、
大輔(柳楽優弥)が帰国、この半年間、希に気持ちに変化はないかと確認する。
展示会の準備をする希に、一子(清水富美加)が現れ圭太との終わりを告げる
一子の勝手な物言いに、希は怒り涙ながらに圭太がかわいそうだと擁護するが、
それを美南(中村ゆりか)に聞かれてしまい。。。

『まれ』第13週 76話 「運命カカオ64%」あらすじ

「マ・シェリ・シュ・シュ」で、希(土屋太鳳)と圭太(山崎賢人)が話ていると、
大輔(柳楽優弥)が南国から帰ってきた。

大輔の後ろに隠れていた南は、気を利かせ、圭太を厨房から連れ出しす

二人が去り、少し沈黙したあと、希がホッとした笑顔でお帰りなさいと言うと、
大輔は遅くなってごめんと謝り、ひと月前の日本への帰り間際に、
現地で新種の野鳥発見の騒動に巻き込まれ、なかなか帰ってこれなかったと、
楽しそうに話し出すと、希は何も変わらないねと笑う。

大輔はたった半年では何も変わらないよと優しく笑い、
むしろ、君はこの半年の間で気持ちは変わってない?と希に聞く。

希は、少しうつむいて笑うと、変わりはありません、私と付き合って下さいと、
晴れやかに言うと、2人は抱きしめ合うのでした。

その頃美南は、「天中殺」の前に立っていた圭太と鉢合わせる。
美南は、厨房で希と何をしていたのかと訊ねると、聞かれた圭太は、
何のことかと不思議に思ったが、展示会の話だと答え、それだけだと伝える。
すると美南は安心したように、そうなんだと納得して「天中殺」へ入って行った。

美南が「天中殺」に帰ると希の母・藍子(常盤貴子)から、
能登の幸がたくさん入った小包が着ていて、みんなが大騒ぎしている。

厨房の中から、文が炙った『干ダラ』を手に出てくると、おもむろに木槌で叩き割り、
周りに配り始め、能登の食べ物はみんな美味しいと食べるようにと勧めた。

文は島の子供たちが、干し柿や海産物など、新鮮な旬に採れる物ばかり、
毎日おやつがわりに食べて育っていると言い、能登の良さを語る一方で、
大悟(小日向文世)は、それでかと希の舌の良さの理由に納得するのでした。

圭太と高志(渡辺大知)は希の部屋に来て、高志のライブの報告に来ていた。

今度のライブは大きなライブらしく、高志本人よりも嬉しそうな圭太に希は、
フィエルテ」のレシピ渡すと、ケーキにも理解を深めるように求める。

そこへ大輔が希迎えに来ると、希は大輔と付き合いようになった2人に伝え
食事へ行って来ると部屋を出る間際に、圭太は大輔に勝利アピールをされ、
憮然とする。

希は大悟の考えた展示会プランを持ち、弥太郎たちと打ち合わせをしていた。
すると弥太郎と圭太たちは、別の用件の打ち合わせで外出することになり、
希は1人で留守番を任される。

そこへ圭太たちと入れ替わりに一子(清水富美加)が姿を現す。

希は、今圭太が出て行ったと伝え、一子に圭太と会うように勧めるが、
一子は会わないと言い、今追いかけてもどうせいつかはダメになると答え、
圭太には感謝しているが、今は圭太から開放されてすっきりしているのだと、
一方的に関係の終わりを希に伝える。

それを聞いた希は、それでは圭太があんまりだと、成人式で何があったのか、
圭太が自分を責め落ち込んでいたを話す。

しかし、一子は自分は大きなところに来てわかったと言う。

そして、友達も住むところも自分で選べると突き放すかの様に言い放つが、
希は言う、横浜へ来ても自分は何もかわらない、今でもみんな大切な仲間だと。

一子にはそれが嫌だった、昔からそういう希が嫌いだった、
希を見ていると自分が嫌いになる、比べられる様で嫌で嫌で堪らなかったと、
仲間と言っても何、たまたま地元が同じだから一緒に居ただけだと、
圭太に執着していたのも希がいたからで、本心からではなかったのだと、
言葉を叩きつけるように希に言うのでした。

一子の言い様に怒った希は、あまりに圭太がかわいそうだと訴えたが、
そんな希に一子は、だったら希が圭太と付き合えばいいと反論する。

希は、できることならそうすると激怒する。

しかし、圭太がまだ一子の事を想っているのだと、もう一度一子に訴えかけた
しかし、その話しを美南に聞かれてしまう。

美南は、そんな気持ちで大輔と付き合うとしているのかと希に食って掛かり、
幻滅したかのように去っていく。

その場にいた一子は、私には関係ない事だが、希もそういうことするのねと、
嫌みを含めて希に言うのだった。

そして一子は、自分は必ず成功してみせる、みんなの中で一番幸せになると、
吐き捨てる様に言うと、展示会会場から出て行ってしまう。

残された希は何も言えず、ただ泣き崩れるのでした。

『まれ』第13週 76話 「運命カカオ64%」解説

今回は 干ダラに ついて解説していこうと思います。

劇中、文さんが木槌で叩いていた、
あの謎の食べ物 『干ダラ』 とは何なのでしょうか。

12月5日。
能登では、タラ漁が解禁になると、旬のタラをいつでも楽しめるように、
鱈を干して保存する習慣があります。
タラは少しでも傷があると売り物になりません。

そこで、そのタラを丁寧に開いて家の軒下につるして干ダラにするというのが、
漁師の奥さんたちの大切な仕事。

タラ漁の時期の漁師の家、魚屋さんにはこの光景が見られます。

能登の“冬の風物詩”です。

【干ダラの食べ方】
劇中でも文さんがしたように、少し炙って食べる方法。

少し柔らかくなるので、食べやすいのですが、
やはり身が締まっていて噛めば噛むほど味が出る食べ物です。

ご飯が何杯でも食べれそう。。。

干ダラをほぐして、炊き立てのご飯の上に乗せるもよし、
熱いお茶をかけてお茶漬けにしても絶品です。

能登七尾の方ではこういう食べ方が一般的ですが、
韓国でよくしている「干ダラをスープで食べる」というもの
いいかもしれませんね。
韓国では、二日酔いの時に飲むといいそうで、
日本のしじみと同じ感覚かもしれません。

干ダラは、アスパラギン酸アミノ酸を多く含むので
肝機能改善に効くそうです。

『まれ』第13週 76話 「運命カカオ64%」感想

今回は 一子のプライド大爆発した 回でしたね。

幼少期から、何度か垣間見えていましたが、
「プライド」も「理想」も高い一子には、
自由奔放に見えて、みんなに囲まれ、
常に誰かに大切にされているのに、なんでもやってのけてしまう
そんな希がずっと羨ましくて「嫉妬」してたのでしょう。

そんな一子の思いが圭太との出来事を気に爆発、
とうとう思いのたけを希にぶつけてしまいました。

今まで希がいい子過ぎたのもあるのでしょうが、
友達に、本当は嫌いだったなんて言われたら、
傷つきますよね。

そして、圭太を擁護していた希の不用意な一言
あの人をまた敵にまわします。

そう、「美南ちゃん」です。

怒らせたら一番やっかいで怖い彼女に聞かれてしまい
今後大波乱間違いなしです。

せっかく順風満帆かと思った矢先の大どんでん返し!
本当に困りました。

今日の名言は
大輔の たった半年では何も変わらない です。
大輔の大きな優しさが現れているようないいセリフです。

希と一子、2人の関係はこの先どうなっていくのか、
そして、希への美南の誤解??は解けるのか、
朝からハラハラがとまりません!!

次回、第 77話  続 「運命カカオ64%」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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