『まれ』9話「希役所へ就職?「今日から赤の他人」の徹一人ぼっちの夜」

スカウトに浮かれる一子(清水富美加)、希たちは話がうますぎると疑うが、
絶対に東京に行くと聞く耳を持たない一子と、対照的な希(土屋太鳳)は、
夢を求めることもなく就職を希望する。
突然6年ぶりに能登に帰宅した徹(大泉洋)は、希たちに言い訳を繰り返す。
そんな徹に、藍子(常盤貴子)は「今日から赤の他人」と言い放つのだった。

『まれ』第2週 9話 「告白シュークリーム」あらすじ

夢に人生かけるなんて無理、地道にコツコツと生きてく!と宣言した、
そんな希(土屋太鳳)を、つまらんやつだと言う圭太は一触即発になる。
高校卒業したら東京へ行くと言う一子(清水富美加)に、希たちは怪訝な顔、
事務所への登録もレッスンも無料で、寮があるので家賃もいらないと言うが、
希たちは、話がうますぎる、詐欺かもしれないと心配する。

しかし、一子は聞く耳を持たない。希は東京はそんないい所でもないと言うと、
風の人」には分からないと一子に言われ、ショックを受ける希。

神社へ参っていた藍子(常盤貴子)と顔をあわせると、
たまらず、今日一子に「風の人」と言われて寂しくなったこと藍子に相談する。

すると藍子は、「土の人」も「風の人」もお互いに憧れてしまうのだろうと言い、
希は、それを聞いて納得したかのように晴れやかに笑うのだった。

徹(大泉洋)は、なかなか家に帰える踏ん切りがつかず神社に隠れていた

村の男性陣におにぎりなど、必要なものを恵んでもらいながら暮らしていたが、
とと楽」のこの村では隠し事はできなかった。

徹の目の前に、最近の不審な行動を見抜かれてしまった浩一(篠井英介)が、
はるに申し訳なさ気にはるに連衡されている姿がそこにあった。

桶作家に連れ戻された徹は、元治(田中泯)と文(田中裕子)同席のもと、
ずいぶんと言葉を探し続けていたが、一言。

もうしわけありませんでした!大きく土下座をしては言い訳を並べはじめた。

今まで書いていた手紙を、次々と文が読み上げていくが、手紙の山を見ると、
ほとんどが未開封のままになっていた事に徹はショックを受けていたが、
そんな徹に藍子たちは、手紙なんて置いていたの?や、売れない映画だとか、
6年も経つと父親がなんだったか忘れたなど真綿で締めるように徹を攻める。

元治は、今までの希たちの苦労を話して聞かせる。

徹がいない間、藍子は一人で懸命に子育てし、その甲斐あって、
2人は立派に育ち、一徹(葉山奨之)は野球部で甲子園を目指しているし、
希は高校出たら公務員になり家計を助けると言っていると伝える。

すると、徹は希が夢を抱くでもなく公務員になることに不満をもらすが、
藍子は他人にそんなことを言われる筋合いはないと言い、今後一切、
徹とは「赤の他人」だと宣言するのでした。

呆然とする徹に、文は別の部屋をお貸ししましょうか?と言い、
徹がお願いしますと言うと、ひと月1万3000円光熱費込み、
敷金礼金合わせて3か月分先払いでお願いいたしますと付け加えた。

その日、徹は一人寂しく狭い物置部屋で眠るのでした。

『まれ』第2週 9話 「告白シュークリーム」解説

今回は、「風の人」と「土の人」 について解説していきたいと思います。
風の人」とは、居場所を転々と変えて生きてきいる人のことで、
土の人」とは、その土地にしっかり根付いた暮らしをしている人を指します。

どちらにも魅力がありますよね。

しかし、「風の人」と「土の人」、どちらになるかなんて、
自分で選ぶということはできるのでしょうか?

できると言えばできるかもしれないし
答えは、いろいろあると思います。

人にはいろいろあって、お互いが調和して風土を作り上げていく。
私はそう思います。

どちらが、どちら、ということは無いのではないでしょうか?

『まれ』第2週 9話 「告白シュークリーム」感想

今回は、コントのような修羅場?な回でしたね。
モデルにスカウトされて喜ぶ一子ちゃんですが、みんな心配そうでしたね。

私も心配です。
そんなうまい話がある分けないと、やっぱり思ってしまいますし、
希や、洋一郎も説得していましたが、聞く耳を持たなさそうですね。

でも、いくらスカウトされたといえ
あの母・はるさんが、一子の東京行きを許すとは思えません。

一体どうするつもりなのでしょうか?

そして、そのはるさんですが、
さすが「とと楽」能登、能登の女性はすごいですね。
浩一さんの行動もすぐにバレて、連衡されてました。
旦那のことはすべてお見通し、この島では隠し事ができないようです。

そして、見事な徹さんの土下座から始まった、家族会議ですが
この家族に真に迫った会話ってあるのでしょうか?

もうすべてがコントにしか見えません(笑)

さすがに、「赤の他人」と言われてショックだった徹さん、
物置や廊下で寝る姿は居たたまれませんでしたね。

今日の名言は
藍子さんの 「土の人」も「風の人」もお互いに憧れてしまう です。
人は無いものねだりとはよく言ったものです。

徹は家族に許してもらえるのか?
スカウトは話はどうなるのか?一子は東京へ行けるのか!??

次回、第 10話  続 「告白シュークリーム」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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