スカウトの逮捕で東京行きが消えた一子（清水富美加）は、次の手段を探す。
一方、圭太（山崎賢人）は高校を中退、日本一の漆塗り職人を目指すため、
祖父の弥太郎（中村敦夫）に直談判していた。
安定か夢かに悩む希（土屋太鳳）は、ケーキコンテストの情報をみつけ。。。
『まれ』第3週 14話 「卒業ロールケーキ」あらすじ
スカウトが逮捕され東京行きがなくなった一子（清水富美加）だったが、
まったく落ち込むそぶりもなく、次の芸能事務所を探すと張り切っていた。
希（土屋太鳳）たちは安心し、そんな一子を見た高志（渡辺大知）は、
待ってましたと言わんばかりに、新人オーディションの応募雑誌を差出すと、
希たちに歓声があがる。
そんなことよりと、一子は仕切り直し、圭太（山崎賢人）の事はどうするのかと
希に切り出し、圭太のことを。。。の、あの続きを教えるように詰め寄ると、
圭太も夢のことを希に話したことは反省していると洋一郎（高畑裕太）も続く、
しかし、逆に希は本当に圭太は漆職人になるのかと一子たちに聞く。
ここ数日、圭太は学校に来ていなかった。
その頃、圭太（山崎賢人）は大荷物を抱え家を飛び出し、走り回っていた。
作業場に来た圭太は、祖父で塗師屋の弥太郎（中村敦夫）に高校を中退し、
日本一の漆塗り職人になりたいと直談判するも、親に認めてももらえず、
女の子に告白して蕁麻疹を出されるような、人間的にも魅力のない漆職人に、
人の心を掴む器は作れない、そんな男を弟子にするわけにはいかないと、
きっぱりと断られてしまう。
その夜、桶作家では希と圭太の話でもちきりだった。
文（田中裕子）は、村内放送であれだけ村中の話題になったにも関わらず、
何も言ってこない圭太に苛立ちを感じ、一徹に電話をかけるように言うが、
一徹は放っておけばいいと素知らぬ顔。
しかし、
実は一徹も２人が付き合わない方に「賭け」ていのだった。
一人落ち込む徹（大泉洋）、そこに藍子（常盤貴子）の電卓を叩く音が聞こえる。
たまらず徹は、藍子のもとへ近寄るが、藍子は寝たフリをする。
徹はかまわず話し続ける、返事がないのが返事と受け取っていいのかと、
そして、徹はしばらくし島で働くが、貯金ができれば島を出て行くと言い、
寝ている藍子の頭を優しく撫でるのでした。
同じ頃、圭太は希に電話をかけようと公衆電話の前に立っていた。
日が変わり、再び圭太から呼び出された希は、圭太の夢を聞かされる。
日本一の漆職人、日本一の漆職人と言う圭太に、希はまた苛立ち
また喧嘩してしまう。
途中、喧嘩腰の圭太に、ケーキ職人の夢はどうするのかと
突きつけられ言葉につまった希は、無心にクッキーを作っては迷うのでした。
そうこうするうちに９月の半ば、輪島市役所の一次試験がやってきた。
役所の試験は受けたものの、本当にこれが正しいのか迷いが深まる一方の希、
そんな希は、一子の見ていた雑誌の中に、ケーキコンテストの広告を見つける。
「ロールケーキ甲子園」、それを見た希は、やってみなければわからないなら、
やってみると出場を決意するのでした。
『まれ』第3週 14話 「卒業ロールケーキ」解説
今回は ロールケーキ について解説していきたいと思います。
一般的にロールケーキとは、薄い長方形に焼いたスポンジに、
ジャムやクリームなど、果物などをのせて筒状に巻いたものを言い
食べる時は、適当な厚さに輪切りにして食べるのが普通ですね。
フランスのクリスマスケーキの定番の一つである、
薪を模して丸太の形に飾りつけた
ブッシュ・ド・ノエル「クリスマスの薪」もそのひとつです。
日本では「スイスロール」も有名ですね。
『まれ』第3週 14話 「卒業ロールケーキ」感想
今回は チャレンジ の回でしたね。
一子をスカウトしたスカウトマン、捕まってましたね。
しかも、一子のスカウトも詐欺だったなんて
相当なショックを受けるかと思った一子でしたが、
ものすごくさっぱりしていましたね。
もう次へのステップを見据えてるなんて
さすが一子です。
一方圭太は、祖父・弥太郎にこっ酷く言われてしまってましたね。
しかし、弥太郎さんの言うことももっともです。
父親の説得もできないで、家出して、それでいいのか？
それではこの先誰も納得させられるような、行動も言葉もわからないまま
人に感動を与える職人になれるか？
なれないと思います。
圭太にはしっかりとお父さんと向き合って欲しいですね。
今日の名言は
弥太郎さんの 人間的にも魅力のない漆職人に、
人の心を掴む器は作れない です。
ごもっとも。
一子はオーディション、圭太は弥太郎へ弟子入り志願、希はケーキコンテスト。
それぞれがいろんな未来に向けて一歩踏み出そうとしていましたね。
明日の放送が楽しみです。
次回、第15話 続 「卒業ロールケーキ」お楽しみに！！！
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