『まれ』17話「希のウソ、徹への藍子怒り大噴火」

藍子(常盤貴子)は希(土屋太鳳)に、本当にやりたいならウソをつかず、
正々堂々とするように言い、徹(大泉洋)に、家に帰らなかったことでなく、
途中で諦めて帰ってきたことへの怒りをぶつける。
希は家族にロールケーキをふるまうと、その笑顔を見てある決断をする。

『まれ』第3週 17話 「卒業ロールケーキ」 あらすじ

一子(清水富美加)の部屋からオーディション雑誌が見つかり
希(土屋太鳳)ウソも藍子(常盤貴子)にバレしまうが、
藍子は希がモデルオーディションに行っていたと勘違いをする。

自分は本当に金沢に行っていたと伝えるが、そういう問題ではないと、
さらに藍子に怒られてしまい、なぜ本当の事を言わなかったのか
藍子に問い詰められた希は、藍子が反対していたからと、
恐る恐る話し出したが、藍子は本当にやりたいならコソコソせず、
正々堂々とやるべきだと言い放つ。

親を説得できる気概もないのなら、何をしたって駄目に決まっていると、
一蹴すると、希は素直に藍子の言うとおり駄目だったと答えた。

その言葉に驚く藍子へ希は、審査員の先生にボロクソに言われたと
今日の報告をはじめる。

その話に割って入る徹(大泉洋)に、藍子は黙るよう制止すると、
徹は、もう口出しもしない、永遠に希たちの前から消えると宣言すると、
その言葉に藍子のりが頂点に達する。

藍子は6年間音信不通だったことではなく、途中で帰ってきたことに怒っていた
何をしても続かなかった徹が帰って来ない、今度こそ本当に頑張っているんだ
家族を捨ててしまったのかという不安を殺して、子どもたちと頑張ってきたのに、
帰って来た徹は何も変わっていない、そんな気持ちを何も分かっていないと、
本当に徹はそれでいいのかと、藍子は怒りと本音をぶちまけるのだった

そんな徹に元治(田中泯)は立つように言うと、徹は腰に手をやり立つ
すると元治は言う。

お前は腰を痛めてるのではないか?腰のせいで塩田の仕事ができなくて、
東京へ出稼ぎへ出たのだろうと元治に真実を突き止められ、徹は渋々、
心配掛けたくなかったと今までの思いを話し出した。

元はと言えば、自分のせいで家族を能登へ連れてきて、苦労をかけて、
家族で能登で頑張っていくと約束したのに、情けない姿を見せられない、
この腰では塩田の仕事はもうできない、だから出稼ぎに行くしかない、
石にかじりついても何とかしよう、帰るわけにはいかないと言い聞かせ、
6年間頑張ってきたと、徹も本音をぶつけるが、結局帰ったのよねと、
藍子に言われ成すすべもない。

そこへ一徹(葉山奨之)、一言、腰の事を相談すれば済んだ話だろう、
格好つけて、余計に家族に心配掛けてどうすると一括すると、
文(田中裕子)や希に、悲劇の主人公か?本当にお父さんは駄目だと
言われてしまう徹。

とうとう徹の悔しさも限界を超えてしまう。

自分は根性も忍耐もない駄目人間だ、我慢も続かず、
家族の顔が見たくてたまらなくて、家族がいないと生きていけない
結婚した時の約束一つ果たせてないよ!と言い放つと
悔しさのあまり家を出て行ってしまうのだった。

夜の港で肩を落とす徹のもとに、元治が無言で寄り添う。

台所では、藍子が徹との馴れ初めを子どもたちに話していた。

結婚したら、絶対に苦労はさせない、いつも笑顔でいさせる
これが徹との約束なのだと藍子が言うと、一徹が普通だねと驚くと、
だからそんな約束忘れていたと、藍子は笑いながら夕飯の準備をする。

そんな話に希は、母さんはいつも笑顔だと不思議そうに言うので、
実は、昔は暗い人間だったのだと、若かりし頃の自分の話をし出した。

その昔、藍子は人と関わるのが嫌で、引越しやショー着ぐるみのバイトを
いくつも掛け持ちして、ストレスが溜まるとボクシングジムで汗を流し
毎日生きているのがつまらないと思っていた。

その時、スポーツ用品店で働いていた徹が、ジムに出入りしていて
2人は出あったのだという。

バカらしいけど、いつもあか抜けに明るい徹と接するうちに
藍子はなぜか人生が明るく楽しく思えてきて
絶対に苦労はさせない、いつも笑顔でいさせるから、結婚してください
と言う徹のプロポーズを受けたのだという。

まさか、あの言葉をまだこだわってるとは思わなかった
徹はバカで駄目な人だ、でかい夢なんて口先だけだで、根性なしで、
それでも藍子は、徹が好きなのだと子供たちへ伝え、何をするより、
徹のバカなでかい夢の話を聞いて一緒に笑っている方が幸せなのだと、
藍子はその夜、駄目な徹でも自分は支えていきたいと希と一徹に、
打ち明けるのでした。
そして藍子は、希の夢に対し、本気で考えて決めたことなら何でもいい、
間違えたらやり直せばいい、母はいつもそばにいると希を応援する。

日は変わり、海の見える丘に徹はいた。
希は、もう一度だけ家族にして欲しいと謝ればいいと徹に言い、
駄目なのはしょうがない、駄目なら駄目なりに頑張ればいいと励ますが、
徹はしょげたまま。

そんな徹に希は、藍子は徹のことを許すと優しく言うと、
これまでもずっと家族を守ってくれたのだからと笑った。

家に帰ると、希当ての一通の封筒が届く。
それは輪島市公務員試験の結果通知。

コンテストで作ったロールケーキを家族にふるまう希。
嬉しそうに食べる家族の笑顔を見た希は、ある決断をする

『まれ』第3週 17話 「卒業ロールケーキ」 解説

今回は 男女の怒り方の違い について解説していきたいと思います。

とうとう藍子が大爆発してしまいましたね。

ここで恐らく、男女で見方が違ったのではないかな?と思ったので、
男女の怒り方の違いについてお話していきたいと思います。

女性は、藍子の怒り方にあまり疑問を持たれた方はいないと思いますが、
男性は、なんでこのタイミングで怒ってるんだろうと思う方も、
中にはいらっしゃったかもしれません。

男性は、あまり過去や他のことを織り交ぜて怒ったりしないかと思いますが、
女性は、過去、現在織り交ぜて怒ることありますよね?

これは男女で怒り方が違うからなんです。

簡単に説明すると、

男性は、怒りや不満を小分けできる、小さなバケツをいくつか持っていて
女性の場合は、怒りも不満も大きなバケツひとつで対応している感じです。

男性は、バケツが小さいのですぐにいっぱいになり、
その都度怒りや不満が表面化しますが、
小さいバケツにひとつだけなので解決しやすく、
原因が取り除かれば、すぐに治まる傾向にありますが、

女性の場合は、大きなバケツに怒りも不満も過去も現在も、
悲しみもさびしさも、とにかく、なにもかも全部ひっくるめて、
限界が来るまでどんどん溜め込んでいきます

怖いですねー。

そして、バケツが不の感情でいっぱいになってしまったとき
今までの怒りや不満が、ドカーンと吹き出すのです。

あまりにいろいろと出てきてしまうので、
自分でも収拾がつかなくなることもあったりします。

これが今回の藍子の場合、
希への怒りからの → 徹の一言で → 不満大爆発
この構図になるわけです。

どう言っていいのかわかりませんが。。。
お互い気をつけていきたいものですね;;;

『まれ』第3週 17話 「卒業ロールケーキ」 感想

今回は 藍子と徹に焦点のあたった回でしたね。

藍子さんが昔、暗い人間だったなんて信じられませんでしたね。

そんな藍子さんが、底抜けに明るい徹と出会って人生が変わったなんて
本当に2人は運命の出会いだったのかもしれません。

どんなに駄目でも支えていきたいと子供たちの前で言える
そんな藍子さんはかっこいいと思います。

徹さんも、なんだかんだ言って根はまじめで、
家族を守ろうという気概は誰にも負けません!
藍子や子供たちへの愛情は世界一のお父さんです。

がんばっているんですけど。。。ねぇ?

今日の名言は
徹さんの 家族がいないと生きていけない駄目人間だ! です。
少し長かったので短縮しました。
駄目だけどいい言葉だと思ったのは。。。駄目ですかね?

藍子に許してもらえそうな徹、藍子はどうするのか!?
そして、希の決意とは!!???

次回、第18話  続 「卒業ロールケーキ」お楽しみに!!!

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