『まれ』26話「輪島塗の改革、安西の魔の手」

輪島塗に興味を持った安西(六角精児)に、丁寧に答える圭太(山崎賢人)。
その夜、東京から高志(渡辺大知)が帰省、幼なじみのメンバーが集まり、
互いの近況報告を行うも、一子(清水富美加)の様子がおかしい
みんなの頑張る姿を見て喜びを感じていた希(土屋太鳳)は、翌日の市役所で、
安西の信じられない話を耳にするのだった。。。

『まれ』第5週 26話 「情熱ミルフィーユ」あらすじ

能登体験ツアーに参加している安西(六角精児)が、
漆職人になりたいというので圭太(山崎賢人)が輪島塗りのことを説明する。

親方によってやり方は違うのか?という安西の質問に、
圭太は祖父の弥太郎(中村敦夫)は、昔気質で厳しく伝統を大事にする職人だと説明し、

しかし、「八島さん」という塗師家は、若くて、
輪島塗りに革命を起こしたい』が口癖の人物だと安西に教える。

翌日、希は、課長の博之(板尾創路)に体験ツアーの報告をしていた。

山中は、年内の早期退職に合わせ、空き家を探してほしいと依頼があり、
安西は、移住を前提に漆職人を検討していると報告を続ける。

夕食時、一徹(葉山奨之)は貯めたお金で買ったと、中古のパソコンを抱え、
バイトから帰ってきた。

高槻のデイトレードの話を聞き、興味が出てきたと言い
パソコンとネット回線があれば、東京に限らず、
能登に居てもできることがあると意気揚々とパソコンを広げる。

翌朝、希と徹(大泉洋)は自転車で仲良く出勤してくる。

トイレ掃除をしながら、浮かれる徹に何を企んでいるのかと詰め寄るキミ子に、
徹は忘れていたものを思い出したと言い、でかい夢が広がってきませんか?と、
不敵な笑みを浮かべていた。

熱心に安西に漆塗りの説明をする圭太に、漆職人・中谷修(九内健太)が、
漆職人は給料安いですよと口を挟むが、圭太はお金の問題ではない言う。

美容室サロンはるでは、高志(渡辺大知)のバンドが演奏していた、
選曲は、高校の教室で希たちの前で歌った曲、「また会おう」。

高志が急に帰ってきたのは、福井でアマチュアバンドの大会に出るためで、
最近では、だんだんファンもついてきているみたいだとみのりが言う。

そのあと、サロンはるで6人は互いの近況を報告し合うが、
一子の様子がおかしいのを洋一郎は感じるのだった。

希とみのりは、夜道を一緒に帰る。

するとみのりが、洋一郎が切なと言い
ずっと一子のことが好きだったのにと話すと、
希は、そうなのかと、まったく気づいていなかった。

本当に希はそういうところが鈍いとみのりは笑い
それは、洋一郎はせつないねーと希は寂しそうに言う。

そんな希が圭太のことをどう思っているのか、
みのりは気になり希に聞くと、
希は以前に自分から告白したが、
その時にはもう一子と付き合っていたと言い、
振られたのだと笑う。

そして、今は仕事が楽しいのだと話した。

一方、サロンはるの店内で後片付けをしている洋一郎は一子に、
東京行きについて想いを訊ねる。

一子はウソをついているときは、
手がグーになることを知っている洋一郎は、
一子の手がグーになっていたと言い、
何か隠しているだろうと言って問い詰めているが、

一子はなんでもないと話そうとしない。

そこに、そばで寝ていたマキがとうるさいなと言いって起きると、
マキは一子が東京へ行くのが怖くなったのだろうと言い、
半端な気持ちじゃ流されてまうだけ覚悟がないなら東京行きはやめときなと、
マキに本心を見透かされてしまうのだった。

希は、ちょっと、と同僚の女性職員に声をかけられる。

その職員が言うには、今漆器組合では変なが流れていて、
塗師屋さんたちがカンカンに怒っているとのこと。

「八島さん」という塗師屋が『輪島塗りのやり方を根本的に変える』と言って
輪島塗りの値段を下げるために、作業の一部を海外に外注すると言い、
さらに、輪島塗りの工程を省略して質を落とすと言っていると言う。

これは、東京から来た経営コンサルタントにアドバイスされたらしいのだが
実は、その経営コンサルタントが、あの安西だったのである。

安西は、給料を倍払うと、職人たちを引き抜いているという。

一方、圭太が弥太郎のところへ向かうと、
職人の中谷が今日で辞めさせて欲しいと弥太郎に言っているところだった。

ショックのあまり崩れ落ちる希なのでした。

『まれ』第5週 26話 「情熱ミルフィーユ」解説

今回は 経営コンサルタント について解説していきたいと思います。

経営コンサルタントとは、
企業や個人からの依頼を受け、経営戦略や会計問題、人事を強化したり、
労務問題と多岐に渡る、経営上の問題を解決するための支援を行う人
それが経営コンサルタントです。

実際に名乗れば誰でもなることができ、資格などが必須な職種ではありません

世界全体的に見るとMBA(経営学修士)を持っている人が、
経営コンサルティングを行っている事が多いですが、
日本では企業経営全般に関する診断・助言業務に関して、
法律上民間経営コンサルタントの能力認定資格と位置付けられている、
中小企業診断士という国家資格があります。

この資格は、1次試験、2次試験(筆記、口述)とも20 %程度の合格率で、
しかも、実務補習(コンサルティング実務)修了が登録の要件といるため、
所得困難な資格のひとつです。また、5年毎に更新が必要ですが、
これにも更新に要件があり、満た者だけが更新できるものになっています。

経営コンサルタントの平均年収は約700万ほど、
人によっては1000万~2000万の収入がある方もいるとか。。。

こんな資格を安西がもっているかどうかはわかりませんが、
それなりの収入はあると言うことでしょう。

なので、安西が25万以上のレシートを持っていてもおかしくない?
人物だということはわかりました。

『まれ』第5週 26話 「情熱ミルフィーユ」感想

今回は 人はわからない な回でしたね。

高志くんの歌良かったですね。
今回は「また会おう」の2番の歌詞でしょうか
新鮮で素敵でした。

ファンがついてきている理由も納得です。

そして、洋一郎くんですが、
本当に一子の事が好きなんですね。
よく一子のことをわかっていて、見ています。

一子の心の変化に気づく洞察力はすごいですね。

なんで、一子は洋一郎くんに振り向かないのでしょう?

私としてはいい子だと思うのですが。

そして、圭太は安西にいいように利用されていたみたいですね。

あんなに一生懸命輪島塗について教えていたのに
傷ついたでしょうね。

若い子も夢や純粋さに付け込む
あの安西のやり口はよろしくないです!!

今日の名言
マキ姉さんの 覚悟がないなら東京行きはやめときな です。
都会でいろいろな経験をしてきて能登へ来たであろう謎の女マキさん
マキさんの過去が気になります!!

今、輪島の塗師屋では大混乱になっているよう、
希も大変なショックを受けていましたが、
圭太は大丈夫なのでしょうか?

次回、第27話  続 「情熱ミルフィーユ」 お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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