『まれ』34話 「徹のでかい夢、希の辞表と幸枝の画策」

希(土屋太鳳)は、藍子(常盤貴子)を置いてフランスへ行ったのかと、
幸枝(草笛光子)に訊ね、家庭との両立はできなかったと言う幸枝に、
希は、自分は家族がいちばん大切だと言い切るのだった。
そして、希が以前にケーキコンテストに参加したことがあると、
一徹(葉山奨之)との会話から知った幸枝は、あることを思いつく。。。

『まれ』第6週 34話  「母娘キャロットケーキ」あらすじ

母・藍子(常盤貴子)のためにサプライズパーティーを企画した希(土屋太鳳)は、
こっそりとお菓子ノートをまとめていると、急に後ろから藍子に声をかけられ、
大慌てする希。

そんな希に藍子は隠さなくてもいいと言うと、希が幸枝(草笛光子)から、
フランスのケーキを教わっていること知っていると言うと、
自分に遠慮して、わざわざ夜中にしなくてもいいからと希に伝えると、
2人で楽しそうにに作っているのを止める利はないと言い、
気にせずどんどんやってくださいと拗ねたような言い方をする藍子。

そんな藍子に希は、もしかして、やきもち焼いてるの?と聞くと
大事な希を取られて寂しいのよーと希に抱きつく藍子に希は笑って、
ケーキを教わっているのは藍子のためだと話し誤解させてごめんと謝る。

希は藍子がとても辛かったのだろと言うと、藍子は、
子どもの頃は幸枝を恨んで、母のことは居なかったことにしようと思っていた、
でも、徹(大泉洋)と結婚し、希と一徹が生まれて、子育てに忙しくなって、
幸枝のことはすっかり忘れていたのだと藍子は言ったが、それでも、
目の前に現れると駄目だったと藍子が言うと、希はそれはそうだと言う。

希も、幸枝があっけらかんとし過ぎると呆れるが、それでも、そしかすると、
幸枝は藍子と仲直りするために日本に来たのではないか?と希が言うが、
藍子は、まさかと言い、幸枝にそんな様子が少しでもあるかと希に言うと、
あの人はケーキの事しか考えてないのだと藍子は言うのだった。

食べ歩きから帰ってきた幸枝と徹に、フレンチレストランの参考になったかと、
文が声をかけると、藍子にバレるから大きな声で言わないでと徹は注意するが、
もう村中が知っていると一徹(葉山奨之)に言われてしまう。

驚く徹に幸枝は、なぜフレンチレストランの事藍子に内緒なのか?と、
疑問に思っていると、文が、でかい夢を見ないで、コツコツ働くと、
徹が藍子と、ついこないだ約束したところなのだと文が説明すると、
これはでかい夢というより、堅実なビジネスだと言う徹に、
元治(田中泯)が、手伝えと言って徹を呼び出す

幸枝は、希がパティシエになりたいのではないのかと一徹に聞くと、
一徹は、高校のときにコンテストには出たけどダメで、
そのあと、市役所に入って諦めたのかなと思っていたが、
もしかしたら家のために夢を諦めたのかもしれないと、
一徹は話すが、やっぱり聞かなかったことにしてと言って、
部屋を出て行く。

何かを考え込む幸枝。

その頃元治と徹は、倉庫で商品の塩の整理をしていたが、
元治は徹が藍子の気持ちを考えないでいることに腹を立てていた。

何がレストランだと言うと、元治は徹に詰め寄り、
藍子を泣かしたら、お前を釜にぶち込んで、塩と一緒に炊いてやると、
元治に凄まれた徹は、はいと息を呑むのだった。

その夜、幸枝と希は台所で飴細工を作っていた。

希は幸枝がなぜ藍子を置いてフランスへ行ってしまったのか、
一緒に連れて行くわけにはいかなかったのかと幸枝に訊ねた。

すると幸枝は、無理だと言うと、パティシエの世界は、希が思うよりもっと過酷で、
重労働、その中で女が一流になるには、並みの努力ではできることではない、
生半可な気持ちでフランスに戻ったわけではないのだと言う。

家族より自分の夢が大事ということかと聞く希に、
その2つは、比べられるものなのだろうかと幸枝は言うと、
仕事と私とどっちが大事なの?と妻が夫に聞くのと同じで、
次元が違うと幸枝は言うが、希は納得できていない様子。

そんな希に幸子は、それでは、もし希に、夢があるとしたらどうする?と聞くと、
希は、自分の夢よりも家族が大事だと言い切るのでした。

希は幸枝に聞く。

家族のためにケーキを作って、
その笑顔が嬉しかったことは一度もないのかと聞くと、、
幸枝は、迷いもなく、ない!即答するのだった。

美容室サロンはるでは近所の仲間が集まって、
希たちはわいわいとパーティーの準備に勤しんでいた。

浩一(篠井英介)と慎一郎(ガッツ石松)が制作した垂れ幕には、
藍子さん&ロベールさん仲直りパーティー」と書かれていることに、
徹は、ちょっと違うよね?2人の結婚20周年パーティーだよね?
動揺してしまうのだった。
その様子を、外の窓からからこっそり覗く藍子。

パーティーの準備に盛り上がる一行だったが、
そこへ、一子(清水富美加)の携帯に着信が入る。

席を外し、みんなから隠れるように電話に出る一子

オーディションに出していた書類が通り、
10日に一次審査が行われると伝えられる。
津村家のサプライズパーティーの日だったが、
一子は東京のオーディションへ行くことを決意する

電話を切ると、オーディションの電話?とマキ(中川翔子)が声をかけてきた。

今度は駆け落ちでもなく、一人で東京へ行くことを心配するマキに、
もう、怖がってる場合じゃないからと、一子は言うと、このままだと、
圭太も東京も逃してしまうと、思いつめたように言うのだった。

ため息をつきながらも、マキは一子の肩を叩きその場を去る。

フレンチレストランの計画書を書く徹は、オープンはいつにする?と訊ねると、
幸枝に、一旦フランスへ戻るのだろうと聞くが、幸枝は戻らなくていいと答える。

店はたたんできたと話す幸枝に驚く徹は、なんで?と思わず聞いてしまうが、
幸枝は、飽きたからとしか答えなかった。

最近、歳だと弱音を言うことが多くなっていた幸枝に徹は、
もしかして体調が悪いとか?と幸枝の体調を気遣うが、
幸枝は何を言ってるのと否定する。

希のお菓子ノートを見ていた幸枝は驚く幸枝。

このお人形はと、そこに描かれている「魔女姫」の絵を見て、
幸枝はそうだったのかと何かを感じたよう。

翌朝、希が市役所に出勤すると、職場が騒然としていた。
戸惑う希に新谷(山本圭祐)が、どういうつもりなんだと詰め寄るが、
希はなんのことだかさっぱりわからない

すると、課長の博之(板尾創路)に、ちょっと来い!と呼ばれる希。

これはどういうつもりだと出したのは「辞表」と書かれた封筒。

希は、誰か辞められるのですか?と聞くが、博之(板尾創路)は、
何を言っているんだ、お前が送ってきたのだろう!と声をあげると、
何が起きたのかパニックになった希は、慌てて家へ電話をする。

すると、あたしが送ったのよ答える幸枝、希はどうして!?と聞くと、
あなたはやりたいことあるはず、パティシエになりたいんでしょ?と、
幸枝に言われた希は、言葉に詰まってしまうのだった。

『まれ』第6週 34話 「母娘キャロットケーキ」解説

今回は 「キャロットケーキ」と「カルダモン」について解説していきたいと思います。

最近では、チョコに「ワサビ」や「生姜」を加えたりする洋菓子店も出てきたので、
日本でも少し馴染みは出てきているかと思いますが、中には、
ケーキにスパイス??と思われている方もかもいるかも知れません。

ヨーロッパでは、一般家庭でも、「カルダモン」「クローブ」「コショウ」
「ナツメグ」など、多様なスパイスをお菓子や料理に使います

例でいうと、輸入食材店に売っている「ジンジャークッキー」などが
わかりやすでしょうか?日本で言う、「八橋のニッキ」のような感覚です

ほかにも、冬場には温めたワインにスパイスを加えで飲んだりもします。

ヨーロッパの家庭では、ハーブやスパイスは一般的な調味料なのです。

「カルダモン」の主な効能は、

  • 口臭防止効果
  • 発汗作用
  • リラックス効果
  • 胃のむかつき
  • 二日酔い
  • 整腸作用
  • 食欲増進
  • 疲労回復
  • 解熱・解毒

などがあります。

一度、お菓子作りに取り入れて見られてはいかがでしょうか?

『まれ』第6週 34話 「母娘キャロットケーキ」感想

今回は、 まさかまさか な 回でしたね。
フレンチレストランの日程決めれるほど内容決まってたんですね、
さすが徹さん仕事が早いです(笑)

今回の幸枝さんも、ものすごいですね。

フランスのお店たたんできちゃってるし、
希の「魔女姫」が、幸枝さんが失くしたあのキッチンウィッチ!!?
希の辞表、幸枝さんが出しちゃってたの!!???

もう、てんやわんやですよ
なんてパワフルで豪快なんでしょう(笑)

個人的には
そういうところ、藍子さんも似てる気がします。

今日の名言
元治さんの 藍子を泣かしたら、お前を釜にぶち込んで、塩と一緒に炊いてやる です
元治がどれだけ藍子を可愛がっているかが伝わってきます。

徹は幸枝とでかい夢を計画中
破天荒すぎる幸枝の行動にパニックの希
勝手に出された希の辞表はどうなるのか!!??

次回、第35話  続 「母娘キャロットケーキ」 お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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