『まれ』88話「希と大悟の対決、不死鳥・幸枝現る」

ぎっくり腰が癒えないまま、厨房に立つ大悟(小日向文世)の姿を
不憫に思った希(土屋太鳳)は引導を渡すべく勝負を挑む。
そこへ、審査員として現れたのは、希の祖母・幸枝ロベール(草笛光子)
だった。。。

『まれ』第15週 第88話 「下克上駄菓子ケーキ」あらすじ

ぎっくり腰が癒えないまま厨房に立つ大悟(小日向文世)だったが、
その姿が痛々しいと見てられないと輪子(りょう)は目をそらす。

そんな状況に、徹(大泉洋)が自分が一肌脱ぐと言い出すのだった。

徹プレゼンツ
「プロに聞いちゃおう、希とシェフのケーキ本当はどっちが美味しいの?」

大悟は、素人が何言っても聞く耳を持つわけがない、
だから、プロに食べ比べてもらうんだよと珍(孫成順)が説明する。

珍に先を越され、説明されてしまった徹はふてくされる。

希(土屋太鳳)は大悟に引導を渡すようで嫌だ心配そうに言うが、
勝つ気満々である。

こんな事に付き合わせでごめんなさいと謝る輪子、
大悟には自分から話すと言うと、「マ・シェリ・シュ・シュ」へ向かう。

雨の中、輪子を待つ希。

店から出てきた輪子は、大悟は好きにしろと言ったと言い、心配そうな希に、
職人なら誰しもいつかは通る道だから大丈夫と言うと「天中殺」へ帰るのだった。

部屋に戻った希は、台所に立ち意気込んでいた。

大悟は、素人だった自分にも全力で向き合ってくれていた、
そんな大悟に自分が全力で立ち向かわないのは失礼だとと言い、
ケーキの練習をし始める希に、徹は言いそびれたことがあると言うと、
明日の休みに付き合って欲しいところがあると、翌朝希を連れ出した。

着いた先は、何もないオフィス。

徹は自分の会社だという徹は、うまいもんネットが成功し、
資金繰りがうまくいったので独立するのだと希に伝えと、
驚く希。

徹は、なんとか藍子(常盤貴子)との約束の3年に間に合ったと言い、
希は、藍子にやっとプロポーズできると喜んでいたが、徹は冷静だった。

そんな徹に、希はなぜそんなに冷静なのか?と訊ねる。

そると徹は、喜んでいいのかな?今喜ぶと自分が止まらなくなりそうで、
自粛してたのだけど喜んでいい?と希に聞く。

希は、もちろんと答える。

徹はもう一度、止まらなくナルかもしれないけど、本当にいいのかな?と、
確認した後。

やったぁぁぁああああ!!!
これで藍子にプロポーズできるぞぉー!!!!

と叫び、喜びまわると、本当に止まらなかった。

もう喜べないと息を切らせて倒れ込む徹。

いつプロポーズするのか?と希が聞くと、徹は、手続きが終わり次第と答え、
どんなプロポーズにしようか考えていた。

三年も待たせてしまったのだから、普通と言うわけにはいかない。

すると希は、ケーキ作れば?と提案する。

徹はケーキなんて作ったこと無いと不安そうに言うが、
希は、自身もみのり(門脇麦)たちに作ってもらえてすごく嬉しかったと言い、
下手でも徹が作れば、藍子はものすごい笑顔で喜ぶと希が言うと、
徹は、藍子の笑顔は本当にかわいいからなーと嬉しそう。

徹は希に作り方教えてくれ!と言うと、希はもちろん!と胸を張り、
2人して円陣を組み意気込むのだった。

いよいよ大悟との決戦の日。

珍たちに支えられて出てきた大悟。

希は、正々堂々戦いましょう!と声を張り上げるが、
大悟は、うるさい!あっちへ行け!と、邪険にされてしまうが、
何かとてつもなく緊張している大悟は、店内を掃除しだすのだった。

異様な雰囲気の中、勝負は始まった。

2人の勝負の課題は、「セ・マ・ヴィ(これが俺の人生だ)」と大悟が名づけた、
「マ・シェリ・シュ・シュ」の看板ケーキ。

手際よく作り上げていく希と大悟。

ケーキが出来上がると、徹が審査員を連れてくる。

そこへ表れたのは、幸枝ロベール(草笛光子)!!
希の祖母で、フランスで活躍する、有名三つ星パティシエ。

数々のコンクールで優勝し、一度は姿を消したものの、
不死鳥のごとく復活した伝説のパティシエ!!と弥生が説明する。

おばあちゃん!!と驚く希と、大変、ご無沙汰しています!恐縮する大悟。

こんな大悟は誰も見たことが無い。

一同が驚く中、お久しぶり大悟と幸枝は大悟に言うと、
驚いた希と徹は、顔見知りなのかと訊ねる。

大悟はフランス時代、幸枝の弟子で、今回来日する際に会う約束していたと、
幸枝は語ると、大悟の腰がピシッと伸び、ぎっくり腰が治ってしまう

最近大悟の様子がおかしかったのは、
幸枝が訪ねて来ると知り緊張していたのだった。

年でボケたわけじゃなかったのねと安堵する輪子。

そして、いよいよケーキの試食がはじまる。

ケーキが出されると幸枝は見ただけでわかる言い、
大悟の方が美味しいに決まってる断言する。

当たり前だと言う大悟は、ややこしいときに面倒なことを出だしやがってと、
ぶつぶつ言うと、ややこしいとは私のこと?と幸枝に突っ込まれ慌てる大悟。

じゃあ、なぜ希のケーキが売上げ一番になるのかと、
美南(中村ゆりか)が不思議がる。

すると、私が説明してもいい?と幸枝が声をかけると、
大悟は、よろしくお願いします!!と頭をさげるのだった。

『まれ』第15週 第88話 「下克上駄菓子ケーキ」解説

今回は 「幸枝ロベール(草笛光子)」 について解説していきたいと思います。

希の祖母で、藍子の母。
フランスで活躍する世界的パティシエで、若い頃にフランスに渡り、
厳しい修業を重ねパティシエとなり、一度は家庭に入ったが、
ある時、修行していた店に呼ばれ、幼い藍子を残して再び渡仏

以後、藍子と会うこともなく、仕事に打ち込んできた。

その後、藍子の結婚を機に、一度は和解しようとするも、
急な仕事で藍子と徹の結婚パーティーをドタキャンしてしまう。

その出来事から、母娘の溝は一層深まってしまい、以後20年間
藍子と断絶状態にあった幸枝だったが、3年ほど前、突然能登へ来ると
希たちの前に現れ、藍子と和解しようとするも行動が破天荒すぎて、
周りを振りまわりていましたが、希にフランス仕込のケーキを教えたり、
希がパティシエになる大きな影響を与えた人物です。

今は藍子とも和解し、フランスでご活躍の自由奔放さが売りのご婦人。

『まれ』第15週 第88話 「下克上駄菓子ケーキ」感想

今回は、 サプライズ な 回でしたね。
幸枝さんが帰ってきました!!!

あの破天荒振りが見れるかと思うと、
個人的にすごく嬉しいです(笑)

しかし、幸枝さんが大悟さんの師匠で、
しかも、大悟さんがあんなに恐縮してしまうなんて

一体どれだけ怖いシェフだったのでしょうか。。。

大悟さんの修行時代のお話があれば見てみたいですね。

さて、希と大悟さんの対決はあっさり大悟さんの勝利で終わりましたが、
では、希のケーキが売上げ1位になっていた理由は何なのでしょうか?

いよいよ明日、答えがでます。

楽しみですね。

今日の名言は
徹さんの

喜ぶと自分が止まらなくなりそうで、自粛してたのだけど

です。

どれだけ嬉しいのかが伝わりますよね。

いよいよ、希のケーキの人気の理由が明らかに!!

次回、第89話  続  「下克上駄菓子ケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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