『まれ』43話「希の初キッスはゴン太?」

部屋に現れた酔っぱらいに、突然キスされてしまった希(土屋太鳳)。
大騒ぎになり警察も駆けつけるが、その犯人は、池畑大輔(柳楽優弥)、
大悟(小日向文世)と輪子(りょう)の息子だった。
翌日、早朝から働く希だが、なにをやっても手際が悪く、クリスマスまで1ヶ月
大輔の妹・美南(中村ゆりか)が店を手伝うことになった。

『まれ』第8週 43話 「危機的クリスマスケーキ」あらすじ

「マ・シェリ・シュ・シュ」で採用されたその夜。
希(土屋太鳳)は、突然部屋に入ってきた酔っ払った若い男に、
突然キスされてしまう

あまりに唐突男の行動に驚いた希は、その男を突き飛ばし
能登弁でまくし立てるが、男は希の言葉に、なまってる、どこの子?と、
面白がる

怒り心頭の希は男を部屋から追い出し、警察を呼ぶのだった。

大騒ぎになった「天中殺」では、輪子(りょう)がカンカンに怒っていた。

酔っ払って希にキスしたその男は、大悟(小日向文世)と輪子の息子
池畑大輔(柳楽優弥)だった。

「天中殺」の店内で、大の字になって寝ている大輔に
母・輪子がバケツにはいった水をぶちまける

駆けつけた警察官が、被害届出すかどうかと聞くと、
輪子は、被害届けを出していい、牢屋にでもぶち込んでしまってくれと、
警察官へ言い放つ。

すると珍(孫成順)は、希もいい大人だ、キスくらい初めてじゃないだろうし、
このくらいで勘弁してやって欲しいと言うが、必死に歯磨きをする希は、
その言葉に硬直してしまう。

そんな様子に、初めてなのか??と周囲に注目されてしまった希は、
そんなまさかと希は笑って誤魔化すのだった。

その後、希は部屋にいくつもカギを厳重につけ、明日に備え布団に入るが、
大輔のことが頭から離れず、なかなか寝付けずにいた希は、
あまりにも現実が受け入れがたく、人間にキスされたのではなく、
みのりの飼い犬ゴン太に舐められたのだと思うことにした。

翌朝から、希の試用期間が始まった

見習いの朝は6時から、店内の掃除し、大悟たちがケーキを仕上げている間、
希は洗い物、宅配便の受け取りなど、その他もろもろの雑用をこなしていると、
配達された重い荷物を運び入れる希を手伝ってくれる女の子が現れる。

その女の子は、大悟と輪子の・池畑美南(みなみ)、大学一年生、
そして、昨夜の問題児・大輔の妹だった。

美南は、クリスマスの忙しい期間だけ、店のフロアを手伝うのだと言う。

更衣室で着替えて店頭へ出ようとする希に、メイクが薄くないかと美南は言い、
これ使うようにと、メイクセットを希に渡すが、使い方がわからない希。

午前10時開店。

店の前は、すでにお客でいっぱいになっている。

店へ出たきた希の顔に美南は驚愕する。

化粧をしたことのない希は、目のまわりを塗りすぎ般若のような顔の希

お客も目のやり場に困る状況の中、希はケーキの名前を聞いても、
聞きなれないフランス語に、なかなか慣れることができずにいた。

ケーキをトレーに移し、箱に詰めるだけでもひと苦労、
子どもの前でケーキを落とし、泣かせてしまったりと散々。

希が初日に落としてダメにしたケーキ総額 4.250円

希の日給の9割

それ以上に、店の信頼の損失!と、テーブルを叩きながら激怒する陶子(柊子)。

そこへ美南がやってきて、渡し忘れの電話があったことを希に伝えると、
希は慌てて出かけようとするが、その前にと、美南は希を引きとめ、
その顔を先になんとかした方がいいと忠告するのだった。

高志(渡辺大知)に電話をする、みのり(門脇麦)は希のことを聞くが、
高志の様子がおかしいことに気づくと、高志に何かあるのかと追求する

詰め寄られ高志は、たまらず、希が男にキスされたことを話してしまう。

その後、桶作家には続々と近所の人たちが集まって来ると、
希が横浜の男に結婚を申し込まれて、春には子どもが生まれてめでたいと、
言う真人(塚地武雄)と慎一郎(ガッツ石松)と浩一(篠井英介)。

子どもが生まれると聞いて思わず立ち上がる徹(大泉洋)と元治(田中泯)。
春だと計算が合わないと突っ込む一徹(葉山奨之)。

そんな、勘違いの噂話に呆れ果てた文(田中裕子)が、
ただ男にキッスされただけの話だと言うと、
「キッス」と言う言葉に徹と元治はショックを受け固まってしまう

渡し忘れのケーキを届けた希は、肩を落として「天中殺」に戻ってくる。

そんな希に、珍が激辛の回鍋肉食べるネ?と聞くと、
希はお願いしますと頼む。

すると、珍は思い出したかのように、高志から伝言ごめ』と伝える。
何のことかわからない希は聞き返すが、珍は、『ごめん』だけと言って、
厨房へ戻っていく。

美南が希をみつけ、一緒に食べようと希の腕をつかむと、
自分も19歳だから、敬語はやめようと美南が言い、
心配してくれる美南に、希は自分の不甲斐なさをこぼす。

早くフロアーの仕事を覚えないと、修業もできないまま
試用期間も不合格になってしまうと心配していると、
そこへ問題児大輔が夕飯を食べにやってくる。

希は立ち上がって驚くが、大輔は希を見て、誰?と、
昨晩は酔っていて何も覚えていないと言うのだった。

覚えてないなら、なかったことにしようと言う希に、
大輔はそうだねと言うと、希はその言葉に思わず大輔を睨む

困った顔の美南は自分の家族はみんな変わり者だからと言って、
家族のことを話し出す。

大輔は、28歳にもなってフラフラしていて、父は偏屈パティシエ大悟、
母も輪子で占い師と呆れている。

そして、仕事に関してもクリスマスの時期は、
クリスマスケーキの予約が毎年300はあると言い大変なのだと希に話す。

忙しすぎて、彼氏と連絡とれなくなるから、浮気をされる前に、
あらかじめ彼氏には伝えておいた方が言いとアドバイスする美南は、
能登に彼氏はいないのかと希に聞く。

希は好きだった人はいるけどと、圭太の事を思い出すと、
希は、圭太も最初は漆を塗らしてもらえなかったことを思い出し、
修行中とはこんなものなのだと言い聞かせ、自分も頑張ねばと思うのだった。

『まれ』第8週 43話 「危機的クリスマスケーキ」解説

今回は、「ファーストキス」 について解説していきたいと思います。

津村希 19歳にして「ファーストキス」を奪われてしまったわけですが、
19歳で「ファーストキス」は遅いのかな?とちょっと調べてみました。

ファーストキスの平均年齢は、調査によると、

男性が 17.3 歳、
女性が 17.6 

という結果。

男性のほうが女性よりもすこしだけ早く経験しているようですが、
男女ともに初キスを17歳前後に経験している人が多いようです。

19歳はそんなに遅すぎると言うわけでもなさそうな気もします。。。

そして、さらにアンケート結果を見ていくと、
驚くべきことに、ファーストキスをやり直したい人の割合が

56%!!!

半数以上にも及びます。

一生の思い出に残るよう素敵なファーストキスを経験できた人は少ない様子。

希も必死に歯磨きしていましたが、
案外、希のような経験をしている人も少なくはないのかもしれませんね。

『まれ』第8週 43話 「危機的クリスマスケーキ」感想

今回は、 変わり者家族 な回でしたね。

希もとんだ所へ厄介になってしまったようですね。

いきなりキスをしてきた犯人は大悟と輪子の息子・大輔くん
大悟さんも輪子さんも、かなり個性的でしたが、
息子の大輔くんも、なかなかの曲者のようです。

その中でも、一般人?ぽい、妹の美南ちゃんですが、
なんだか、美南ちゃんも何か一癖ありそうな予感がします。

今日の名言
一徹くんの 春だと計算が合わない です。
さすが一徹くん、計算が早いです(笑)

試用期間がはじまった希、
なれない仕事に戸惑いながらも仕事に励みます。

1ヶ月の試用期間中にどこまで成長できるのか!?
300個ものケーキと無事渡り合えるのか!??

次回、第44話  続 「危機的クリスマスケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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