『まれ』90話「徹の再プロポーズと離婚届の真相」

希(土屋太鳳)は、オリジナルケーキの内容を、駄菓子ケーキにすると決意。
一方、徹(大泉洋)は、藍子(常盤貴子)に再プロポーズするため能登に帰省、
藍子と離れて過ごした3年間の溢れんばかりの思いを込めプロポーズするが、
藍子が口にした言葉は「ごめんなさい」だった。

『まれ』第15週 90話 「下克上駄菓子ケーキ」あらすじ

希(土屋太鳳)は大悟(小日向文世)に、駄菓子のケーキを作ろうと思うと伝える。

「マ・シェリ・シュ・シュ」のケーキではなくなってしまうが、
お客の喜ぶものを作りたいと言う希に、大悟は 好きにしろと言い、
ただし、まずいケーキだけは許さんと言う大悟。

希は、作業台いっぱいに駄菓子を広げると、
体を動かしてイメージを膨らませる。

その頃、徹(大泉洋)は能登に来ていた。

文(田中裕子)が、徹の緊張をほぐそうと冗談を言うが、
今日の徹はそれどころではなかった。

藍子(常盤貴子)へのプロポーズがどうなるのか、
気になるいつものご近所メンバーが集まり、
公開プロポーズじゃない!という徹を無視し、
応援するという浩一(篠井英介)たち。

久美(ふせえり)が、藍子が帰ってきたことを知らせると、
藍子と圭太(山崎賢人)が部屋へ入ってくる。

藍子は、近所のメンバーが一堂に会していることに驚くが、
振り返るとそこに徹の姿を見つける。

徹は藍子と目が合うなり、結婚してくれ!と言うと、
続けざまに、会社作った、まいもんネットが成功で、
独立して、企画もいっぱいあって、社員も面接してと、
3年間の思いをぶつけるように弾丸のごとく話し出す徹に、
落ち着け、と一徹(葉山奨之)が制止すると、
一徹は、まいもんネットが成功したのは知っている、
なかなかいいタイミングでグルメサイトへ参入したと、
徹の時代の読みと戦略を褒める。

はい、おかげさまでと一徹に一礼する徹。

そして、徹は会社の書類を見せると、
文が社名はなんというのかと訊ね、
パンフレットに書いてある名称を読む一徹。

社名は「アットマイドリーム」。

ここはファミリードリームにしないとと浩一が言うと、
徹は違うと言うと、家族の夢だと言って、社名の説明をする。

アットの「ア」は、藍子の「
「ト」は、徹の「
「マ」は、希の「
「イ」は、一徹の「
俺の夢は、家族の夢だから。

徹はそう言うと、
藍子、3年間頑張らせてくれてありがとう
まだまだだけど、この夢大事に育てようと思う
だから、そばにいてくれないか?と言い、

もう一度俺と、結婚してくれ!と徹は畳へ両手をつく。

すると藍子は「ごめんなさい」と一言。

一徹のひざで泣き出す徹。

真人(塚地武雄)は、
徹はこの日ために必死だったと、
それなのにと、真剣に擁護するが、
藍子は、違う、そうじゃなくてと言って、
奥の部屋から離婚届を持ってくると、
どうしても出せなくてと言って離婚届を差し出す。

騙すような形になってしまって、
本当にごめんなさいと頭をさげる藍子。

離婚届を手に、
じゃあ、俺たちずっと夫婦だったの?
うつむいて涙する徹。

そう、ずーっと家族だったと言う文に、
家族だと頷く元治(田中泯)。

徹は、良かったと言って、藍子に抱きつく。

そこへ、良かったなと言って、
徹に抱きつきに行く慎一郎(ガッツ石松)。

希は、圭太から電話で報告を聞き、
胸を撫で落としていた。

圭太は、今徹のケーキを食べていると言って、
携帯をみんなの輪の方へ向ける。

みのり(門脇麦)は、どうして会社の名前に、
みのりの「」がないのかと言うと、
嫁は家族ではないんだわ、寂しいなぁ~と、
意地悪げに言うと、続いてはるからも、
圭太の「」が入ってないのと言われた徹は、
それじゃあ、名前変える?と言って、
アットミマイケードリームにと言う徹。

そんな声を聞いていた希は楽しそうだと言うと、
圭太は、希のお父さんとお母さんはすごいなと言い、
なんというか、絶対に離れないよな、この二人はと言って、
俺たちも、ああなりたいと思ったと伝えるが、
徹たちの声が大きく、希には聞こなかった。

圭太は、なんでもないと言い直すと、
駄菓子のケーキの進行状況を希に聞き、
希は、幸枝(草笛光子)に呼ばれると、
ケーキを作り始めるのだった。

「マ・シェリ・シュ・シュ」に、
榊原良治(船越英一郎)と妻の美里(藤田朋子)がやってくる。

美里は、本格的なケーキはあんまりと不安そうに言うが、
そこへ希が、お待たせしましたとケーキを持ってくる。

すると美里は、ナニこれ?駄菓子?と驚き、
ご主人様のご依頼で、
特別にお作りいたしましたと希が説明すると、
榊原は、土下座し、今まで本当に悪かったと謝る。

突然のことに美里は、どうしたの?と慌て榊原へ寄り添う、
榊原は、離婚しようと思ってるだろ?言うと、
離婚なんて考えてないと言う美里に、
家計簿に離婚届が挟んであったと言うが、
美里は違うと言って、あれは美里の妹が旦那さんの誕生日に、
ドッキリを仕掛けたいから預かるように頼まれたのだと説明する。

それで、こんなケーキを用意してくれたの?と言う美里に
驚いたように、はいと榊原が返事をすると、
美里は笑って、ろうそくの火を吹き消すのだった。

駄菓子のケーキを美味しそうに食べる美里に
榊原は、ごめん、これからは僕も、君と一緒に、
君の好きな物食べるよと言うが、
そこへ、幸枝が、ダメダメと入ってくると、
あなたは、あなたが美味しいと思うものを食べなさい、
同じものを美味しいと思えなくたって良い、
相手が喜ぶ気持ちがわかれば良いのだと言うと。

そうねと言って、嬉しそうに夫に食べさせる美里に
少し眉間にしわを寄せ美味しいと笑う榊原。

その夜、厨房にいる大悟に幸枝が、
どう、老いぼれと思われた気分は?と聞くと、
お疲れ様ですと一礼する大悟。

本当の老いぼれは、細かい細工は見えないし
手は動かないし、味が落ちるどころではない、
みんなは甘いわねと幸枝は笑うと、
でも、老いるころには、引き継いでくれる子が現れてる
それが職人の救いねと言い、
大悟は、はいと返事する。

「天中殺」のカウンターで、希に昔の大悟の話をする幸枝。

大悟が初めて幸枝のところへ訪ねて来たとき
大悟は真赤な顔して、食べてくれる人を笑顔にしたいと、
お客さんを、喜ばせたいとガチガチに緊張しながら
言っていたという。

その話に驚き希だったが、幸枝は続けて、
でも、全ての人を喜ばせるのは出来ない

だからこそ、自分がどういうお菓子を目指すのか?
それをちゃんと決めなくてはいけない。
迷いながらで良い、でもいつか、
自分がどういうパティシエになるのか、
決める時がくると幸枝は希に話すのだった。

夏。
希が帰ってくると、徹がパソコンを開いていたが、
希が部屋へ入るなり、パソコンを閉じてしまう

怪しく思った希は、徹の隙を見てパソコンを開くと
そこには、最近人気急上昇中の一般のOLが書く、
手作りのスイーツブログ「わんこ スイーツ工房」が表示されていた。

ブログの今日の記事に、希の店に行った感想が出ていて、
希がその記事を読むと、「マ・シェリ・シュ・シュ」に食べに来たことと、
正直、お金の無駄だワン!と書かれていて、驚く希なのでした。

『まれ』第15週 90話 「下克上駄菓子ケーキ」解説

今回は 「駄菓子」 について解説していきたいと思います
駄菓子とは、お茶の席や贈答にも使われる高級菓子とは違い、
主に子供向けに製造販売される、安価なお菓子のことです。

駄菓子という名称は、
贈答品などに使われる高級な上菓子の対照語としてつけられました。

現在、駄菓子として売られているものは、明治時代からの流れを受け、
戦後に発達したものがほとんど。

伝統的なものは、かりんとうや、金平糖、カルメ焼き、
サクマ式ドロップス、ぽん菓子、あんず飴、

近年になると、ミルクせんべい、ベビースターラーメン、ブタメン、
麦チョコ、うまい棒などがあり、

種類が豊富で全部は書ききれませんが、
昔ながらのお菓子から現代菓子まで幅広く取り扱われていて、
最近では、駄菓子バー居酒屋なども出ていて、
さらに楽しみの幅もどんどん広がっていので、
今では大人から子どもまで楽しめるお菓子となっています。

『まれ』第15週 90話 「下克上駄菓子ケーキ」感想

今回は、 ドッキリ な 回でしたね。
藍子さんの返事にもドキッとさせられましたが、
榊原さんの奥さんの妹さん??もすごいですね。

ドッキリで「離婚届」はしゃれにならないと思いますよ?
本当に
現に、無関係な旦那様(榊原さん)が戦々恐々としてましたしね?

このドラマに出てくる女性陣はみんなパンチが効いて
毎回ハラハラします。

今日の名言
幸枝さんの

老いるころには、引き継いでくれる子が現れてる、それが職人の救いね

です。

そういうこと、本当にありますよね。

突然現れた謎のブロガーわんこさん
一体わんこさんとは誰なのか!!?
「マ・シェリ・シュ・シュ」の評判は守れるのか!!??

次回、第91話  新 「絶縁コンビニスイーツ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る