『まれ』45話「まれ最初の試練が泥棒疑惑、真犯人は浅井?」

ルセットを流出させた犯人と疑われた希(土屋太鳳)は落ち込む。
大悟(小日向文世)は、クリスマスケーキは作らないと言うが、
希は大悟の代わりにスタッフでルセットを考え、いいモノがあれば採用してほしいと、
懇願するが、大悟の逆鱗に触れ、駄目だった時は全員クビだと言われる。
あとに引けない希は、圭太(山崎賢人)からの激励の電報に励まされ、
オリジナルのクリスマスケーキを作ることを決心をする。

『まれ』第8週 45話 「危機的クリスマスケーキ」あらすじ

近所に開店したケーキ店のチラシに、大悟の考案したクリスマスケーキと、
まったく同じケーキが売り出されることを知った大悟(小日向文世)は、
クリスマスケーキの販売はすべてキャンセルし、店を閉めてしまう。
そして、希(土屋太鳳)は、ルセットが盗まれたと考える陶子(柊子)に、
その発端は希ではないかと疑われてしまうのだった。

海に向かって座り、うなだれる希に、近寄る高志(渡辺大知)は
横でギターを弾き、希を励ます。

最初の試練が泥棒疑惑をかけられ、都会はせちがらいと言う希に、
高志は一言も発しないが、ギターや顔の表情で、今が楽しいと希に伝える。

海を眺めながら、みんなは元気だろうかと言う希を、何かを思いたった高志は、
どこかへ引っ張って連れて行く。

「天中殺」の店の中にある公衆電話で、みのり(門脇麦)に電話する希と高志。

能登では、年忘れパーティーの準備と「うみねこ座」がコーラスの練習をしている。

電話先の賑やかさに嬉しくなる希は、変わらぬ能登の雰囲気にほっとしていると、
みのりは、リスマスに年忘れなのかは意味がわからないけどねと言い、
徹(大泉洋)や浩一(篠井英介)たちも、一子に怒られながら飾り付けを手伝う。

そんな徹にみのりは、希から電話だと言い、徹が電話に出ようとすると、
先に、洋一郎(高畑裕太)が出てしまい、続いて圭太(山崎賢人)、
次は一子(清水富美加)、高志も元気にしていると言うと、
希は高志に電話を代わると、一子から電話を奪った徹だったが、
希か?と話しかけるも、電話先は高志、黙ってにこにこしている。

電話先が無言なことに不安になる徹は、電話切れてるのか?と徹が言うと、
隆は希に電話を渡し、徹から藍子(常盤貴子)が電話を奪うと、希かと話しかけ、
希は、クリスマスには帰れないが、正月には帰れると思うと報告するのだった。

その様子を、大輔(柳楽優弥)が偶然見かけ、なまる子ちゃん!と言うと、
希の会話に聞き耳を立てる。

能登のみんなからの応援に元気をもらう希は頑張るからと言い、
その能登弁を聞いた大輔は何かを思い出したかのように驚くのだった。

希との電話を終えたみのりが、少しは希が元気になったかと心配していると、
圭太がどうしたと聞くと、みのりは希が濡れ衣を着せられているようだと、
高志が言っていたと言うと、圭太は濡れ衣?と驚く。

美南(中村ゆりか)は、大悟(小日向文世)を説得してくれるように、
輪子(りょう)に頼むが、お互いの店には口出ししない、ルールだと言う輪子に
美南は家族なのにと悲しそうな顔をしていると、希が南に声をかける。

美南は、家族なのにみんなバラバラで、いつもこうだと言い、
家族でクリスマスをしたことがないと寂しそうに美南は言うと、
大悟のクリスマスケーキを家族で食べたことがないと美南は言うが、
それでも、お客さんがおいしいと喜んでくれるので我慢できたと言う美南。

そこへ、夕飯を食べに大悟がやってくると、珍(孫成順)は、今日の賄いは、
激辛のチンジャオロースだと伝える。

美南は大悟に、新しいクリスマスケーキを考えて欲しいと訴えるが、
大悟は、命削って考えてるんだ、そんな簡単にポンポン浮かぶかと言う大悟。

そのやり取りを見ていた希は、スタッフで考えては駄目ですか?と聞くと、
スタッフでケーキを考え、その中でいいものがあれば採用して欲しいと頼む。

怒りを堪え、新聞を握りしめ打ち震える大悟の姿に、
美南は、希に地雷を踏んでいると忠告するが、
大悟が、怒りに震えてると珍までもが脅える。

すると大悟は、俺様が浮かばんと言ってるものをお前らが考えるだと?
やれるもんならやってみろ!ただし、もし出来なかったら全員クビだ!
店も潰す、いいな!と物凄い権幕で怒鳴ると、希は、が、がんばります!と言って、
陶子(柊子)と浅井(鈴木拓)へ伝えに店へ向う。

なんでそんな条件でOKしてくるのかと激怒する陶子。

陶子は、大悟は放っておいても店を再開して
新しいケーキもどうにかして考えてくれたはずだったのに、
希がすべてぶち壊したとテーブルを叩いて憤慨し、
浅井は、ここをクビになったらどこにも雇ってくれないと言うと、
希が思っている以上に自分は崖っぷちなのだと怒るのだった。

とにかく考えなくてはと陶子と浅井はルセットを考え始めるようとし、
希も手伝おうとするが、また他店に漏らされては困ると言って、
ルセットにはもう関わるなと陶子は希を突き放すのだった。

占いをしている輪子に、大悟を説得しほしいと頼む浅井は、
輪子がさっきから何を占ってるのか聞くと、輪子は、ルセット盗んだ犯人と答え、
そういうのは嫌だからと、希の濡れ衣を晴らしたい輪子。

すると浅井は、この前勉強がてら、その駅前の例の店に食べに行ったことを話すと、
何かを思い出したようにカバンの中を確認する浅井は、ある物がないことに気づく。

そのとき、輪子の目の前の水晶にある光景が映る。

ルセットノートを開きながらケーキを食べている浅井が、突然の陶子からの電話に、
慌てて飛び出して、ルセットノートを置いてきてしまい、その店の店員が、
浅井のるセットノートを持ち去る光景でした。

占いの結果が出た輪子は浅井に、犯人見えたけど、言う?と聞くが、
浅井は無言で首を横に振るのだった。

夜道をとぼとぼと歩く希に声をかける大輔は、キスしたよね?と希に聞くと、
大輔は、なまりを聞いて思い出したと謝ると、初恋の先生がなまっていて
それからなまりには弱いのだと大輔は話す。

希はもう忘れたので、大丈夫です。と言って帰ろうとするが、
大輔は、田舎はどこ?と付きまとってくるので、希は石川の能登だと答える。

すると大輔は、みんないいところに住んでいるのに、
どうして都会に出たがるのかわからないと言うと、
希は自分はケーキの修業で出てきたのだと説明するが、
大輔はもっと理解できないと言うと、ケーキ屋の修業は、
朝早くから夜遅くまでの肉体労働で、体を壊して辞める人も多い、
だったら、毎日を楽しんで生きたほうが幸せじゃないかと言う大輔に
希は、大輔をダメンズと言って、怒って帰って行く。

そんな希に大輔はなまりで怒られるのも悪くないと笑うのだった。

「天中殺」に帰ってきた希は、ポストに電報がを見ると、
負けるな!めざせパティシエ世界一”と書かれていて、
それは圭太からだった。

それを見た希は、落ち込んでいた気分も吹っ飛び、
嬉しくなるのだった。

『まれ』第8週 45話 「危機的クリスマスケーキ」解説

今回は 「ダメンズ」 について解説していきたいと思います
ダメンズとは、
倉田真由美の漫画『だめんず・うぉ~か~』から派生した、
「駄目(ダメ)」と「メンズ」をかけた造語で、
恋人や結婚相手としてダメな男を意味する言葉です。

具体的には、働かない男、自信家、夢追い人、ギャンブル好き、
浮気症、DV(暴力)、などがあります。

なんだか、大輔よりも徹の方が当てはまってそうですよね。
あ、徹はダメンズでしたっけ?

どれがどうだからダメンズと言うことはないのでしょうが、
女性を悲しませたり、誰かを不幸にしなければ、
どの行動も駄目とは言われないような気がします。

『まれ』第8週 45話 「危機的クリスマスケーキ」感想

今回は、 何をしても空回り な 回でしたね。
希が良かれと思ってしたこと、言ったことがすべて裏目に出ていましたね。

お互いの付き合いが短いからというのもあるでしょうが、
いろいろなことに突っ込んでいってしまう希の性格が、
社会や都会の人間関係では通じないということでもあるかと思います。

都会、社会でも、お節介は倦厭されますし、
さらに言うなら、「空気を読め」って言われる世界ですしね。

そこがまだできていないお人よしの希には、
これからまだまだ苦難が続きそうな、
そんな予感がします。

今日の名言は
美南ちゃんの 希ちゃん、地雷踏んでる です。
娘の美南ちゃんもびっくりの希の所業だったのでしょうね。
何も恐れずに地雷を踏みに行った希はすごいです。

大悟の逆鱗に触れてしまった希
新しいルセットができなければ全員クビ
過酷な状況の中で、希はルセットを作ることができるのか??
希やスタッフたちの運命は!!???

次回、第46話  続 「危機的クリスマスケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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