『まれ』48話「希の不合格と能登大乱闘」

浅井(鈴木拓)は、クリスマスケーキのルセット(レシピ)を考えたのは、
希(土屋太鳳)だと告白するが、大悟(小日向文世)は、ルセットを簡単に、
他人へ渡してしまう希不合格を言い渡す。
一方、能登では希と圭太(山崎賢人)の関係を疑った洋一郎(高畑裕太)が、
と圭太と大喧嘩になってしまう。。。

『まれ』第8週 48話 「危機的クリスマスケーキ」あらすじ

なんとかクリスマスの営業を終えることができた大悟(小日向文世)たちは、
「天中殺」でクリスマスの打ち上げをしていた。

高志(渡辺大知)のギターに合わせて、サンタの珍(孫成順)が踊り、
希(土屋太鳳)は疲れ果て、奥の椅子ですでに寝ている。

浅井(鈴木拓)は、何やら思いつめた表情で座っていたが、
美南(中村ゆりか)に、浅井のおかげだと礼を言われると、
浅井は決心したように、大悟(小日向文世)の前に立つと、
意を決して大悟に話しかける。

浅井が、あのクリスマスケーキルのセット考えたのは、希だと告白すると、
陶子(柊子)は立ち上がり、シェフにうそついたのかと大きな声をあげる。

それであれば、希のルセットが採用されたことになると美南は驚き、
希の採用試験はもちろん合格でしょう?と大悟に聞く美南だったが、
大悟は不合格だと言い放つ。

ルセットはパティシエの命、
その命をお前は、あっさりと浅井に渡したと希に言うと、
やっぱりそうきちゃうんだと呆れる大輔(柳楽優弥)。

浅井は、そういうつもりで告白したのではなくてと慌てて話し出すと
そもそもルセットを盗まれたのは自分のせいなんですと言うと、
なのに、希に疑いがかかってしまったからと懸命に説明しようとするが、
大悟は立ち上がり、盗むのも、盗まれるのも罪じゃないと話し出す。

この世界は、盗んででも、生き残ろうとして当たり前の世界だ、
それを自分から差し出すような奴は、クズだと大悟は言い、
俺の店にはいらん!そう言って大悟は店を出て行く。

大悟を追いかける高志。

崖っぷちの浅井に同情して、助けたつもりなのかと希を責める陶子に、
希は違うと否定するが、、だから大悟の店はやめておけと言ったでしょ、
本気でやるなら、同じくらいのお菓子バカじゃないと無理と、
輪子(りょう)に言われてしまう。

そんな状況を見ていた大輔は、馬鹿馬鹿しい、不合格で良かったと言うと、
希なら他の店でも十分パティシエになれると言うが、希は店を飛び出していく。

大悟を追いかけてきた高志。

いつもは物静かな高志が、希はクズじゃありませんと大きな声で訴えると、
普通の声もいいなお前と大悟は言うと、高志を置いて行ってしまう。

石川さゆりの「能登半島」を熱唱するマキ(中川翔)。

徹(大泉洋)は、真人(塚地武雄)や浩一(篠井英介)から、
またでかい夢を追い始めたかと心配したが、大丈夫そうで安心したと言われ、
そんなことするわけがないでしょう、自分は一家の主ですからと笑う徹の姿に、
久美(ふせえり)がホッとしたでしょ?と藍子(常盤貴子)に笑いかけるが、
複雑な顔の藍子

そんな藍子に、ほっとしたという顔をしていないという文(田中裕子)に、
藍子は笑って誤魔化す。

パーティーが盛り上がる中、圭太(山崎賢人)は、一子(清水富美加)を呼ぶと、
外に連れ出し、自分で塗った輪島塗りの箸をクリスマスプレゼントに渡す

それを見た、一子は顔をしかめ2本目だよねと言う一子。

自分の箸を希にあげたことに一子が怒ってたからと言う圭太に、
だからって、これは違うでしょ!?ありえない!と口論していると、
そこへ洋一郎(高畑裕太)が、希に電報を打って励ましたのは本当かと
割って入ってきて怒る洋一郎。

洋一郎が何を怒っているのかわからない圭太は、それが何なんだと言うと、
洋一郎は、何だじゃない!いい加減にしろよ!と言って、掴みかかろうとする。

ステージでは「うみね座」の合唱が。

一方、酔っぱらった徹はマイクを取り、みんなの前で話し始める。

わたくし、津村徹は、今日をもって、でっかい夢をきれいさっぱり忘れ、
能登に骨をうずめる覚悟です!その証拠に、能登の言葉を練習しております!

と言うと、徹はメモを見ながら能登弁で話し出す。

そんな徹に藍子はやめて!と止めに入り、能登の言葉は徹には似合わないと言い、
でっかい夢を見ない徹なんて、全然魅力的じゃない!と怒る藍子に
徹は、じゃあ、オレにどうしろと言うのかと藍子に聞くも、私にもわからないよ!と、
藍子が言うので、2人の口論は止まらず。

徹と藍子の言い争う後ろでは、洋一郎と圭太がなぐり合い、
前のステージでは、「うみねこ座」の合唱が続く。

そんな光景に一徹(葉山奨之)は「カオスだ」と言ってたたずむ。

横浜では、「マ・シェリ・シュ・シュ」の厨房で作業している大悟に、
希が、少しいいですか?と声をかけるが、大悟は、駄目だと言うが、
ルセットの経緯を大悟に必死に伝えようとする希だが、
大悟は、まったく話を聞く気がない。

まったく話を聞こうとしてくれない大悟に、腹に据えかねた希は、
シェフの言う事がよく分かりませんと言い、仲間同士なら、助け合うし、
必要ならルセットだって渡すことだってあると思うと希は訴えるが、
何が応援だ、くだらんと大悟はやはり耳を貸さない。

そんな大悟に、希は、夢は応援して応援されるものじゃないんですか?
と問いかけ続けるので、大悟は作業の手を止め希に向き直る。

お前には、くだらんという言葉すらもったいない、
耳が腐る、夢なら一生寝てろ、
そんな戯言を言ってるうちは一生駄目だと言い、
世界一のパティシエになりたいと言ったな?
もうお前とは2度と会う事はないだろうから教えてやると、
希を見据えると、何かを得たいなら、何かを捨てろ、
そうしなくても済むのは、ほんの一握りの天才だけだ、
俺はそうやって世界一を目指してきたと言い切る。

それでも納得のいかない希は、言葉を捜すが出てこない。

そこへ、電話が鳴り、大悟が電話に出ると、希あてに一徹からの電話だった。

一徹は、切羽詰った様子で、徹と藍子が離婚すると希に伝える。

突然の「離婚」の二文字に希は驚くのだった。

『まれ』第8週 48話 「危機的クリスマスケーキ」解説

今回は 「カオス」 について解説していきたいと思います

「カオス」とは元々「様々な性格、人種、容姿、思想などが入り交じりあい、
訳が分からなくなってしまっている様子」を意味したギリシャ語で、
混沌」や「無秩序」を意味します。

一般的には、理解できない、独特な雰囲気のことを指す言葉です。

その意味で考えると、パーティーで起こった出来事に対して、
一徹の「カオスだ」の言葉にもしっくりくるかと思います。

『まれ』第8週 48話 「危機的クリスマスケーキ」感想

今回は、 日頃の想いが爆発した 回でしたね。

一子も、洋一郎も、そして藍子も、
それぞれが今まで言わずに我慢してきたことが
年末のこのタイミングで爆発してしまった感じでしたね。

一子もずっと圭太に文句も言わず黙っていましたが、
「箸」の件に関してはブチキレてしまいましたね。

気持ちわかります。

あれは圭太が間違ってる!

そして、洋一郎の気持ちもわかります。

あれは圭太が間違ってる
タイミングが悪い!!

徹さんに関しては。。。間違ってますか?

藍子さんの言い分もわからなくはないですが、
今まで望んでいたことですし。。。

女心ってわかりませんねー

今日の名言は
大悟さんの

何かを得たいなら、何かを捨てろ、
そうしなくても済むのは、ほんの一握りの天才だけだ。

です。

何かを捨てるって難しいですよね。
何かって物ではないですよ??(笑)

大悟に不合格を言い渡された希、
能登では圭太と洋一郎の大乱闘で大騒ぎ、
そして、まさかの藍子と徹の「離婚騒動」
一体どうなってしまうのか!??
どうする!?希!!!

次回、第49話  新 「再出発エンゲージケーキ」お楽しみに!!!


『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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