『まれ』49話「希と圭太の本当の気持ちと一子の焼もち」

慌てて能登に戻ってきた希(土屋太鳳)は、徹(大泉洋)と藍子(常盤貴子)に、
離婚騒ぎの理由を訊く、一方、圭太(山崎賢人)と洋一郎(高畑裕太)の2人の
態度がぎこちない様子に戸惑う希は、圭太に対する想いを一子(清水富美加)に
問いただされる。

『まれ』第9週 49話 「再出発エンゲージケーキ」あらすじ

徹(大泉洋)と藍子(常盤貴子)の離婚騒ぎで、取るものも取り敢えず、
能登に帰って来た 希(土屋太鳳)。
正確に言えば、大悟(小日向文世)の店を不合格になり、
横浜での居場所を失ってしまったのだった。

雪のちらつく日本海。

雪混じりの強い風を受けながら、
バスを降りた希は、元治(田中泯)に出迎えられ、
横浜から持ってきた大きな荷物を持って歩いていく。

桶作家に戻ると、文(田中裕子)が出迎え、
修行中によく帰ってこれたものだと、大喜びで希を迎える。

しかし、希が持っていった荷物を全部持って帰ってきたことを
不思議に思う文に、希はその話しはまたあとでと言うと、
すぐさま、笑顔の徹と藍子が希を出迎えにくるのだった。

その様子に驚いた希は、離婚騒動はどうなったのか?と、
階段を降りてきた一徹(葉山奨之)に聞く。

すると一徹は、
今のは、希を笑顔で迎えるための芝居だと言い、
希の食事の用意に向った徹と藍子に目をやった文は、
今頃、化けの皮が剥がれているだろうと言うのだった。

台所で2人きりになった徹と藍子。

希のことを藍子に話しかけようとする徹に対し、邪魔!と言うと、
不機嫌そうに希の食事の準備をする藍子。

希は、パーティーでなにがあったのかと文と徹に訊ねた。

すると文は、きっかけは、徹の宣言だと言い
徹がでかい夢を見ない宣言をしたことを希に説明し、
続いてでかい夢を見ない徹は全然魅力的じゃない!と、
一徹は藍子が怒ったのだと希に伝える。

【年忘れパーティー回想】

年忘れパーティーでは、
やっと地道にコツコツ能登で生きていこうと決心した徹は、
なぜ藍子が怒るのかわからないと腹を立てていた。

そんな徹に、真人(塚地武雄)や浩一(篠井英介)は味方し、
夢を諦め、家族のためにかわろうとしている徹を援護するも、
藍子は、本当に、本当にそれでいいのかと、徹へ詰め寄ると、
徹は即答できずにいた。

後ろでは大乱闘、前では「うみなこ座」のコーラス、なぜか藍子に怒られ、
もう訳が分からなくなった徹は、前も後ろもなにやってんだ一蹴すると、
とにかく、何を怒ってるかはわからないが、自分がせっかく家族のために、
能登に骨をうずめようと決意したのに、何を怒る必要があるんだ!と徹は、
藍子へ怒りをぶつける。

その言葉に藍子は、せっかく?家族のために?徹はいつも恩着せがましい
レストランの企画書についても作ったかと思えば、未練がましく見つめ、
悲劇の主人公のように破りすてたりと藍子が徹への不満をぶつけると、
久美(ふせえり)やはる(鈴木砂羽)たちが、藍子の味方になって、
年忘れパーティーは、男と女に分かれての大喧嘩に発展。

そして最後には、藍子がいきなりみんなの前で「離婚する」と宣言して、
そうすれば、 好きなだけ夢を追えるだろうと藍子が言い出したので、
徹は、何をいきなり言いだすんだ!と激怒するのでした。

ようするに夢を諦めきれない徹に愛想をつかした?ということなのか?と希、
その割りには、夢を見ない徹は嫌だと藍子が言っていたと言う一徹。

理由が理解できない希は、「離婚」と言っても、
その場の勢いで言っただけだろうと笑う希に対して、
あれは結構本気だと思うぞと文は言い、
今、徹は藍子に部屋を追い出され、
家庭内別居中だと希に教える。

驚く希。

荷物を運び出す徹は、
なんでこんなことになってしまったんだと頭を抱えていた。

輪島の朝市の食堂にやってきた希は、
出迎えてくれたみのり(門脇麦)と抱きしめあうが、
おかえりと言う一子(清水富美加)様子がおかしい

そこへ、洋一郎(高畑裕太)が希を気遣い温かいお茶を出すが、
傷だらけの洋一郎の顔を見て希はびっくりする。

通りがかった圭太(山崎賢人)も、希に帰ってきたのかと言って、
店へ顔を出すが、その圭太の顔も傷だらけなことに驚いた希は、
2人に何があったのかと聞くと、洋一郎がちょっと殴り合いをと言うので、
希はさらに驚いてしまう。

なんでそんなことに言って希は一子の方を見ると、一子は目をそらしてしまう

圭太と顔をあわせたくない一子は帰ろうとするが、
俺は少し寄っただけだからと言い、徹たちのことを気にかけた圭太は、
希に一言かけると、自転車に乗って帰っていく。

一子へ一言もかけずに去る圭太を洋一郎が追いかける。

状況が読めない希は、なぜ2人が殴り合いの喧嘩をしたのかと聞くも、
一子は知らないと言うが、一子もさっきから様子が変だと言う希に、
みのりは、圭太の箸の件で洋一郎と揉めたのだと話し出す。

圭太の職場まで追いかけてきた洋一郎は、
圭太に一子に謝ったのかと圭太に問いただすが、
一子がなにを怒っているのか理解できないと言う圭太に、
洋一郎は、2番目にされた一子の気持ちがわからないのかと、
女心のわからない圭太に怒る洋一郎。

一子が、まだ圭太が希のことを好きなのではと思っていると、
みのりが希に話すと、ぶっちゃけ過ぎだと怒る一子だが、
みのりは、一子と希の友情が壊れるのを見ていられず
ちゃんと話し合ったほうがいいと言うみのり。

希は自分が振られたのにそれはありえないと一子に言い、
希は一子がどうして怒っているのかわからない。

一子は、 圭太が塗った初めての大事な箸を、
彼女がいると知っていて受け取るのはおかしいと言い、
今でも希は、圭太のこと好きなのかと希に聞く一子。

横浜で圭太の存在に励まされたのは確かで、
それを好きと言うなら、好きかも知れないと、
自分の気持ちに正直に答える希に対して一子は、
自分は想い合っている2人の間に割り込んだ邪魔者なんだと言うと、
それでも一度割り込んだ以上、そう簡単にはと退けない言う一子。

希は、圭太のことばかり言う一子に、東京の夢はどうしたのかと問いかけ、
いつも夢に向ってがんばっていた一子はどこへいったのかと言うと、
望んだらすぐに夢を追って横浜に行けて、好きだった男にも応援されて、
励まされている、そんな希には絶対からない!
そう言って店を飛び出してしまう一子。

残された希はどうしていいのかわからず、立ち尽くす。
1ヶ月半ぶりの能登は、希の知らないうちに
問題が山積みになっていたのだった。

『まれ』第9週 49話 「再出発エンゲージケーキ」解説

今回は 「プレゼントを渡す男の心理」 について解説していきたいと思います

男性は、女性へのプレゼントを考えるとき、
いかに喜んでもらうか、いかに驚かせるかばかり考えています。
そこに利便性将来性のことはほとんど考慮されていません
渡すその瞬間にどういう反応をしてもらえるかだけを見ています。

そして、プレゼントをする男性自身も気づいていませんが、
それは自分の満足感を満たすためにプレゼントなのです。

渡す瞬間の反応、驚き方、喜びようを見て、
してあげた感?喜ばせたと自己満足しているのです。

では、プレゼントをもらいやすい女性と
そうでない女性は何が違うのか?

プレゼントをもらいやすい女性は、
男性の自己満足を最大限に満たすことができる女性なのです。

リアクションが大きかったり、よく笑っていたり、
ちゃんと素直にありがとうと言える人だったり、
涙もろい人も当てはまるかもしれませんね。

そして、プレゼントンの内容も
普段使うようなアクセサリーや小物を送る男性は、
自分と会っていないときも、プレゼントしたものを女性に使ってもらうことで、
安心するタイプで、愛情も、嫉妬心も強く、いつも相手の所在を確かめたり
相手がいつもそばにいないと落ち着かないタイプが多いようです。

『まれ』第9週 49話 「再出発エンゲージケーキ」感想

今回は、 女の戦いな 回でしたね。

個人的には、なぜそうなるのか
ちょっと理解できないのですが。。。

一子と希がとうとうぶつかってしまいましたね。

そもそもは圭太が優柔不断、
いや希もあやふや過ぎるんですが

んーーーーーー;;;;

でも、望まずとも周りから愛され助けてもらえる希に
一子が焼もち嫉妬してしまう気持ちはわかります。

一子も切ないでしょうが卑屈になってはいけませんよね!

そうそう、そもそもプレゼントなんかより、
クリスマスに一緒にいられることの方が何よりのプレゼントだと
私は思いますよ???

今日の名言は
洋一郎くんの 2番目にされた一子の気持ちがわからないのか! です。
圭太より洋一郎くんの方が紳士なのに、なぜ報われないの!?
いつも不思議でしかたがありません!!

1ヶ月半ぶりの能登は、希の知らないうちに
問題が山積みになっていた
両親の離婚問題に圭太を理由に一子と仲たがい
一触即発の「外裏村」
この男女の行く末は!??
徹と藍子は本当に「離婚」してしまうのか!!??

次回、第50話  続 「再出発エンゲージケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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