『まれ』93話「失意の希と一子の野望」

希(土屋太鳳)に挑戦を突きつけた「わんこ」の正体は一子(清水富美加)だった。
能登では、一子と希、そして洋一郎(高畑裕太)の心配をする親たち、そこへ、
文(田中裕子)が、マキに何か知っているだろうと経緯を話すよう促す。。。

『まれ』第16週 93話 「絶縁コンビニスイーツ」あらすじ

「わんこ」名乗る一子から挑戦状をたたきつけられた希は、
一連の騒動について大悟(小日向文世)へ頭をさげ、
一子(清水富美加)へは自分が話つけると言う。

その夜、圭太(山崎賢人)に電話をする希は、
以前輪島塗の展示会であれだけはっきりと、
一子に大嫌いと言われていたのに、
春に結婚おめでとうと祝ってもらえたからと、
なかったことにしていた自分の甘さを責めていた。

そこへ、コーヒーでも飲もうと、
大輔(柳楽優弥)と高志(渡辺大知)が希の部屋へ入ってくる。

電話をかけている希を見た大輔は、
奥さんのピンチに電話ですか?駆けつけてこないんですか?
どうせ大したアドバイスできないだろうから、
高志と自分の2人で相談のるから心配するなと言うと、
電話先で猛烈に怒る圭太。

そんな圭太を放置して大輔は、
これは希への挑戦だけじゃないと思うと言うと、
アパレルで忙しく働いている人間が、
あんなにマメにブログを書けるわけながない、
大輔は一子に何か事情があるのでは?と言うのだった。

台所で簡単スイーツを作る一子に、
自分にデキる事とはこんな事だったのか!と怒る洋一郎(高畑裕太)。

これで自分の未来が拓ける、コンビニで自分の名前の入ったスイーツを売り出し、
執筆活動、そして芸能活動をするのだと一子はいきまいている。

そんな一子に洋一郎は、世の中そんなに簡単じゃないと言うが、
簡単なわけがない!と怒る一子。

ここまで来るのにどれだけ苦労してきたか、
この春、希の店へケーキを食べに行って、
あんな小さなケーキが450円なんて高すぎると腹が立ち、
スイーツなんて興味ないのに、嫌がらせのつもりでブログを書き始めて、
店のお客にいた料理研究家にレシピを作ってもらっていたと話し、

ブログに人気が出てきだすと、人気ブロガーになれば注目されると言われ、
その料理研究家から広告代理店も紹介されたと言う一子。

「わんこのスイーツ工房」に書かれていた
ケーキのレシピはすべて料理研究家が作ったものだった。

広告代理店もはなからグルだったのか、
そのために希を利用したのかと怒る洋一郎に、
一子はそうだと言う。

すると洋一郎は、何かを思い出したように、
カバンからDVDを持ち出すと一子に見るように訴えるが、
一子はやっとやり直せる、邪魔をしないでくれと、
洋一郎を邪険にし、まったく聞こうともしなかった。

わんこの正体が一子だと知らされた能登では、
誰も一子と連絡が取れずにみんなが心配する、
みのりが電話するも一子は出ない

希を応援していた浩一(篠井英介)は、
対戦相手が一子だと知って嘆いていた。

一方で、慎一郎(ガッツ石松)も、
洋一郎がまだ帰ってこないと心配している。

一子の「わんこ」騒動と、洋一郎の家出に、
何か関わりがあるのでは?と文(田中裕子)は言うと、
マキ(中川翔子)にそろそろ白状しないか?
何か知っているだろうとマキに促す。

みんなに迫られたマキはため息をつく。

横浜では、
希が一子へ電話をする。

すると、希の電話に一子が出たので希は驚くが、
一度2人でちゃんと話そう、どこへでも出向くと言う希に、
一子はある場所を指定する。

翌日、希が一子に指定され行き着いた先は、
ネオン煌めく華やかな女性たちが勤める店

希が店に入って行くと、
黒服の男性に面接だと間違えられ
店の奥へと案内され仕事の説明を受ける希

そこへ、高いヒールにドレスを着た妖艶な一子が現れる。

自分のこの姿驚かないのか?と言う一子に、
なんとなく気づいていたけど、ここへ来て確信したと、
悲しそうに言う希。

そんな希は、一子が借金をしてしまい、
しかたなく働いているのではないかと勘違いし、
返済の足しにと自分の通帳を渡すが、
借金なんてない!と一子ははね除けてしまう。

アンタのそういうことろが本当に嫌い、
そのまっすぐで邪気のない反応、
店を攻撃してイベントしようとしている自分に
利用されてることに気づかないのかと一子は怒り、
まっすぐ生きてればいいってわけじゃないからね、
光に当たったら、死んじゃう生き物だっているんだよ!憤る

一子へどう接していいのかわからない希は、
参考までに聞いてもいい?と前置き、
自分のことをいつから嫌いだったのかと聞くと、
一子はずっと嫌いだったと言いきる。

そんな訳でイベントよろしくと言って
話を切り上げ去ろうとする一子へ、
希はイベントはしない、
こんな勝負はしたくないと言う。

それに、万が一勝負がついたとしても、
シェフがコンビニにケーキを置くはずないと希が言うと、
一子はそうだよねと笑い。

希の作るケーキはコンビニになんて置けない高級なケーキ様
節約レシピがとか、食べた人の笑顔がとか言っていた希が、
今や高級路線まっしぐら、希は変わったねと揶揄すると、
ああ言う高級ケーキが希の目指していたケーキなのか?一子は言うと、
自分のブログに載っているケーキ方が希の原点に近いんじゃないの?と、
希へ言い寄る。

一子は希に勝てばブログが出版される、
スイーツがコンビニに並べばCMにも出られる
やっと昔からの夢が叶うんだと言い、
能登の仲間なら協力してよねと笑って、
希の肩を叩くと去っていくのだった。

『まれ』第16週 93話 「絶縁コンビニスイーツ」解説

今回は 「料理研究家」 について解説していきたいと思います。

料理研究家とは、料理について探求し
人々に伝える事を専門とする研究家のことです。

仕事としては、料理教室、料理本などの執筆、
料理番組などのメディア出演で料理を指導することが多く、
料理の歴史、文化や科学的理論を考究したり、
料理そのものでなく、知識を提供する「料理評論家」と
呼ばれる方々もいたりすます。

調理師、大衆に料理を提供するプロとは異なり
基本的には、調理師免許が必要がないので、
誰でもなろうと思えばなれてしまう職業でもあります。

『まれ』第16週 93話 「絶縁コンビニスイーツ」感想

今回は、 明暗分かれる な 回でしたね。

希へ宣戦布告し、
能登のみんなとも連絡を絶ってしまった一子。

コンビニに売り込むとか、
テレビCMだとか言ってますが、
その中そんなに甘くないのに。。。
徹さんより問題児に育ってしまいました。

正直なところ、
レシピに関しては著作権などは基本発生しないので、
出版するうんぬんは否定しませんが、

コンビニに売り込む話はどうかと思いますよね?

簡単に安く作れる物を、
コンビニで買いますか?
絶対コンビニで買ったら高くなるし、
売るほどの付加価値あるかどうかって
。。。そんなこと考えてないか。

そして、そうなったとしても、
料理研究家のおじ様が面倒だと思われますし、
もし、その人がいなくなったら
何もかも継続できないわけですよね?

一子ちゃんレシピ考えられないし。。。て、
そんなこと考えてないか。
困りました。

絶対はるさんに怒られますよ
危険です。

今日の名言
一子の まっすぐ生きてればいいってわけじゃないからね です。
なんだかすごく胸に刺さりました。
なんでだろう?

対決する気満々の一子に対して、乗り気のない希
この先どうなってしまうのでしょうか?
そして、洋一郎の持っていたDVD
あれは一体なんだったのでしょう???
果たして対決は行われるのか!!???

次回、第94話  続 「絶縁コンビニスイーツ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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