希（土屋太鳳）はコンビニのスイーツイベントに出場することを決め、
イベントに向け、お題のカップスイーツに試行錯誤しながらも完成させる。
イベント当日、それぞれのカップスイーツが並べられ、試食審査が始まるが、
そんな中、一子（清水富美加）は、広告代理店の仙道（シソンヌじろう）から
あることを聞かされる。。。
『まれ』第16週 95話 「絶縁コンビニスイーツ」あらすじ
希（土屋太鳳）と一子（清水富美加）のカップスイーツ対決が決まり、
二人の試作品開発が始まった。
桜餅ムース・キャロットケーキ・次々と試作を続ける希だが、
なかなか納得のいくものが見つからない。
一徹（葉山奨之）は、圭太（山崎賢人）とみのり（門脇麦）に、
このままイベントをやらせていいのか？２人は東京に行かないのかと聞くが、
行かないと言う２人。
希と一子は、真剣に戦うつもりだから、
自分たちではとめられないという圭太に、
一子なりに、自分の人生をなんとかしようと
もがいているのだから見守ると言うみのり。
しかし一徹は、もし希が勝ってしまったら、
一子がもう二度と能登へ帰ってこなくなるのではと心配する。
一子のことは洋一郎（高畑裕太）に託そうと言う圭太とみのりだったが、
洋一郎かぁ。。。と、今までの洋一郎の行動を思い出した３人は、
不安でしかないわ！と無性に不安にかられるのでした。
洋一郎は、どうしてもあるＤＶＤを一子に見せたいと必死になるが、
なかなかうまくいかず、村の仲間の気持ちだから見てほしいと伝えるが、
いい年して仲間仲間と気持ち悪い、仲間ごっこは卒業したと言う一子は、
村の者と一緒にするなと洋一郎を突き放す。
ごっことはなんだと怒る洋一郎に、
一子は、ごっこも知らないの？と馬鹿にする。
ごっこの意味ぐらい知っている！仲間がどれだけ心配しているかと訴えるが、
もうあんたたちのことなんか仲間だと思っていない！と言い放つ一子に、
お前が勝手に、もう自分の居場所がないと思っているだけだろうが！！と
洋一郎は激怒する。
洋一郎のクセに、わかったような事言わないでと一子は言うと、
どうせ自分はみんなと違い、フラフラして何をやっても中途半端で、
全然駄目だと自分を卑下する一子の言葉を打ち消すかのように、
洋一郎はお前が好きだ！！！と大声で叫ぶ。
そして、洋一郎は自分の気持ちだと言って、
強引にＤＶＤを再生するが、その映像は。。。
アイドルのプロモーション映像だった。
。。。。
コレが洋一郎の気持ちなんだねと呆れる一子に、
違う、コレは間違いだと激しく動揺する洋一郎。
そんな洋一郎に、今度の勝負で負けたら、
日本から出て行くと一子は宣言するのだった。
大輔（柳楽優弥）が、試作に奮闘する希の様子を見に来る。
向こうはどんなモノを作ってるのかなと大輔は言うと、
昔は仲良かったんでしょと大輔が希に聞くと、
昔から嫌われてたと言う希だが、
大輔は、前に能登に行ったとき、一子が、
希にいい加減なことしたら、私が許さないと言っていた事を話す。
一子が？と少し嬉しそうな希に、
早く仲直りできるといいねと大輔が言うと、
うん、ありがとうと希は答える。
その夜、圭太から電話が入り、希のことを気にかける圭太は、
こないだは、良い言葉をかけれなかったけど、あれから考えてみたと希に言うと、
真正面から闘うことで、一子に何か伝わるんじゃないか？と希に声をかけると、
いいことを言ってくれてありがとうと希は圭太に感謝する。
スイーツバトル決戦の日。
なだぎ武司会により、
「あなたが決める Cショップ新作カップスイーツバトル」が開催され、
司会者により、両者の紹介がされると、２人が入場してくる。
そして、両者の考案したスイーツが並べられると、
２人のアピール合戦がはじまる。
まず、一子が、
みなさんこんにちわ！
安くて美味い簡単スイーツわんこでぇす。
今日のために、わんこが考えたカップスイーツは、
「みたらしのブランマンジェ」です。
ブランマンジェには緑茶のジュレが入っていて、
その上には生クリームにマーマレード、
そして、みたらしのたれがかかっています。
このスイーツのテーマは、
「幸せ貧乏家族」
（希が昔、コンクールに出したロールケーキの名前）
貧乏なお母さんが、材料を工夫して家族のために作る、
安くても愛情たっぷり激ウマスイーツだワン！
お値段はなんと、一つ99円！
家族4人で食べても396円ですよ～。
ようさん食べてや～。
と会場へアピール。
すると希は、司会者からマイクを奪い取り、
みなさん初めまして、紺谷希と申します。
私のカップスイーツのテーマは、
「ちょっぴりハレの日」
ハレの日と言っても、大げさなものではないんです。
仕事を頑張ったお父さんが、
ちょっと奮発して買って帰る家族へのおみやげ。
どんなにつらいことが重なっても、
一口食べれば、ほんの少し光がさすようなスイーツ、
これが私のカップスイーツです。
カシスのムースに、
チョコラのムースとバニラのジュレを合わせて、
仕上げは、太陽王をデザインしたショコラパーツを
上にあしらいました。
お値段は、お一つ350円。
コンビニで買うには高いです。
でも、食べてみてください。
あなたの日常が、ちょっぴりハレの日に変わります。
と希がアピールすると、会場での試食が始まり、投票がされていく。
99円と350円じゃ、厳しくないですか？と言う浅井（鈴木拓）と、
でも、勝ち負けは売り上げで決まるんですよね？
向こうはうちの4倍売らないと勝てませんからねと
言う弥生(福田彩乃）は、カップスーツを観客に提供していく。
舞台裏へカップスイーツの追加を取りに来た一子に、
声を掛ける仙道（シソンヌじろう）。
絶対に勝ちますと言う一子に、
仙道は大丈夫、君の勝ちは決まってるからと告げる。
はい？と、何を言われているのかわかならい一子は笑って誤魔化すが、
そんな一子に仙道は、ここで負けたら元も子もないでしょう？
なんのために君を人気ブロガーに仕立て上げたと思ってるのと言うと、
どういうことですか？と一子が、仙道へ聞き返すと、
だから、君の勝ちは決まってるんだよと言う仙道。
それは、出来レースってことですか？と聞く一子。
そうだよと仙道は言い、
素人が作ったスイーツが本格フランス菓子のパティシエに勝つ、
こんないい宣伝ないでしょう？
もちろん、Cショップさんは知らないし、ここに集まってる客は本物だが、
でも、集計の結果でどっちが勝とうと、発表されるのは、
一子の名前だからと仙道は話し、君がCショップの広告塔になったら、
ウチと組んで、どんどん他の仕事も頼むよと言って仙道は高笑うのだった。
複雑な気持ちの一子。
『まれ』第16週 95話 「絶縁コンビニスイーツ」解説
今回は 「幸せ貧乏家族」「ブランマンジェ」 について解説していきたいと思います。
「幸せ貧乏家族」は、『まれ』第3週 16話 「卒業ロールケーキ」で、
高校生の希が、第一回ロールケーキ甲子園で作ったロールケーキの名前です。
「節約と美味しさの両立した母親が作るケーキ」をコンセプトに
材料は、能登ではタダで手に入るものばかりを使い、
イチジク、能登芋、栗に柿の四種類で家族4人を表現していました。
この、コンテストで希は入賞することはできませんでしたが、
ここで審査員としてきていた大悟と初めて出会った
運命的なエピソードでもありました。
「ブランマンジェ」は、フランス語で白い（blanc）食べ物（manger）という意味の、
アーモンドの香る真っ白な冷たい菓子で、フランスでは非常に有名なデザートです。
「ブランマンジェ」は、フランスのランドック地方やモンペリエ発祥のお菓子で、
別名「アーモンドの豆腐」とも呼ばれ、アラビア人がアーモンドと砂糖で作ったものが
「ブランマンジェ」の始まりとされています。
「ブランマンジェ」は、「杏仁豆腐」と見た目がよく似ていますが、この二つの違いは、
材料に生クリームが入ることと、その生クリームの加え方で、食感が変わることです。
生クリームを泡立てずに加えると、ツルンとした感じになり、泡立ててから加えると、
ムースのような、少しふんわりした感じになります。
そして、杏仁豆腐は寒天で固めているのに対し、「ブランマンジェ」はゼラチンで固めていて、
フルーツなどを使ったソースをかけて食べるというところも異なっています。
『まれ』第16週 95話 「絶縁コンビニスイーツ」感想
今回は、真相が明らかになった 回でしたね。
やっぱり仙道さん、悪い人でしたね。
そして、一子は何も知らずに対決の舞台へ立ってしまい
希との関係に白黒つけたかった気持ちとは別の意図で踊らされ
本当の意味で、希をダシにしてしまっている状況にやっと気がつきました。
一子としては不服でしょうね。
結局、自分の実力ではなく八百長で、
これではまた、何者でもない自分のままな気が
私はします。
このあと一子はどうするのでしょうか？
今日の名言は
圭太の 真正面から闘うことで、一子に何か伝わるんじゃないか？ です。
圭太くんが、まともな良いこと言いました！
大人になりましたね。
いよいよ明日、結果が発表されます
このまま一子が勝ってしまうのか？？？
この対決の勝敗の結果はいかに！！？？？
次回、第96話 続 「絶縁コンビニスイーツ」お楽しみに！！！
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