『まれ』105話「希と圭太の新婚生活、母・直美が現れ前途多難!?」

横浜から能登へ戻った希(土屋太鳳)は、塗師屋での新しい生活が始まりました。
圭太(山崎賢人)に代わって職人たちの世話や雑用、掃除、炊事の家事全般と、
弥太郎(中村敦夫)の身の回りの世話などなど大忙し。
そんな中、突然圭太の母・直美(藤吉久美子)が現れ。。。。

『まれ』第18週 105話「親心ロールケーキ」あらすじ

横浜から能登へ戻った希(土屋太鳳)は、
塗師屋での新しい生活が始まりました。

陶胎漆器」に専念する圭太(山崎賢人)に代わって
職人たちの世話や雑用、掃除、炊事の家事全般。

さらに、弥太郎(中村敦夫)の身の回りの世話などなど大忙し、
希のふるさと能登で繰り広げられる新たな物語のスタートです。

晩酌する弥太郎と藍子(常盤貴子)は
希との同居祝いをしていた。

せっかくパティシエを辞めて帰ってきたのだから盛大にしようと弥太郎が言うと、
親方の調子が良くなるまで、しばらくの間だけだと釘を刺す圭太の言葉に
そうなのかと残念がる弥太郎。

せっかくだし、しばらくは2人で新婚生活を楽しめばいいと藍子は言い、
一緒に暮らすのは初めてだしと冷やかすように笑うだった。

妙に緊張する希と圭太の2人。

夕食後、部屋で洗濯物を畳む圭太、
その後ろには並べて敷かれた2枚の布団。

圭太は「不退転」と書かれた額を見つめると、
決意したかのように、こっそりと布団を寄せている
そこへ、風呂からあがった希が戻ってくる。

慌てた圭太は洗濯物を畳みだすと、希も一緒になって横で洗濯物を畳み、
圭太と自分の畳み方の違いや、洗濯物の片付け場所を知ること新鮮で、
なんだか嬉しい希。

そして洗濯物が片付け終ると、希は圭太に先に寝るように執拗に勧めだすので、
不審に思った圭太は、理由を希に問いただす。

すると希は、自分の寝相が変わっていて寝ながら笑っているようなので
圭太にそんな姿を見られたくないというのだった。

そんないじらしい希に、圭太はどんな姿をみても絶対笑わない約束して
就寝すると、笑いながら寝る希の横で、同じく笑いながら寝る圭太
同じ寝相姿で手をつなぎ寝ている似たもの同士2人。

その頃、弥太郎はため息をついて考えにふけていたのだった。

次の日夕方、
希が桶作家に修理した器を届けに来ると、文(田中裕子)嬉しそうに出迎え
修理から帰って来た器を受け取ると、希に本当にこれで良かったのか?と訊ね、
希はちょっと優等生すぎやしないか?人間、時にはわがままになることも必要だ
話す文をやめないかと元治(田中泯)がいさめる。

すると元治は、すぐそこに徹(大泉洋)がいるからと
会っていくように希に勧める。

希が徹のもとへ向かうと、そこには全く破棄のない徹の姿がそこにあった。

依然とは別人のような徹に、
前も自己破産したけどやり直せた、また頑張ればいいと希は励ますが
徹は、今回の自己破産ペナルティーが過ぎる頃には自分は50過ぎになる、
オレは本当に駄目だなと言うと虚ろな目で地面を見つめる。

希は、それ以上声をかけることができなかった。

希が塗師屋に帰ると、藍子が出迎えるが、
なんだか慌てているようで、様子がおかしい。

そこに、着物を着た圭太の母・紺谷直美(藤吉久美子)が現れ、
希の前に立ちはだかる

こんな時間まで独身気取りでふらふらと出歩いて、
嫁の立場でどういうことなのか!
遠距離結婚とはなんだ、結婚をどう思っているのか!
親方や圭太が倒れても何も言ってこない、
後で聞かされた自分の気持ちがわかるか!
嫁の責任をなんだと思っている!と、
これまで我慢していたことを希に捲くし立てていると、
そこへ圭太が希たちを呼びにくる。

圭太の姿を見るや、直美は「圭太ちゃん」と言って圭太にすがりつくと、
嫁に対して甘すぎるのではないかと言い出すが、圭太はそんなことよりと、
弥太郎がみんなを呼んでいるので居間へ来るように用件を伝える。

居間へ集まると、圭太の父・博之(板尾創路)や、漆職人の井田(塩山誠司)、
亜美(梶原ひかり)がそろっていた。

弥太郎は全員が集まったのを確認すると、
自分は塗師屋を引退すると言い出し、
五代目紺谷弥太郎圭太に譲ると話のだった。

漆職人の井田は、圭太にはまだ早いのではないかと意見したが、
弥太郎は、今回自分が倒れたことは塗師屋中が知っているこの現状で、
ちゃんとした後継者がいると表明しておけば、塗師屋連中の混乱も防げるし、
圭太には親方修行しっかりさせて、一人前になってから襲名にすると話すと
井田は、親方がそういうならと後押し支えることを弥太郎へ約束する。

これでいいなと弥太郎へ同意をもとめられた圭太は、
未熟者ですが精一杯やらせて頂きます、よろしくお願いします!
弥太郎や職人たちへ深く頭をさげる。

そして弥太郎は、本来五代目を継ぐはずだった圭太の父・博之
これでいいかと承諾の確認すると、博之はずいぶんと思い切ったものだが
自分には関係ないことだと言って席をはずし去っていく。

弥太郎は、同席していた直美にも足労をかけてすまなかったと声をかけると、
直美はとんでもないと笑顔で答える。

圭太が親方になるためであれば自分は全面的に協力すると言うと、
塗師屋の女将がこんなていたらくではをかいてしまう、
希のことは自分がきっちり仕込みます
直美は弥太郎へ進言するのでした。

突然のことに話についていけない希は驚いて目を丸くするのでした。

『まれ』第18週 105話「親心ロールケーキ」解説

今回は 「自己破産ペナルティー」 について解説していきたいと思います。

自己破産をすることによって受けるペナルティーとは?

まず、破産宣告を受けた時点で所有してた財産は
自分で自由に処分したりすることができなくなります。

居住地についても、裁判所の許可がなければ移転したり、
長期旅行もできなくなります。

郵便物もすべて破産管財人(弁護士)に配達され、
破産管財人はその郵便物を開封でき、
本人が閲覧する場合は許可を求めなければ
郵便物を見ることができないように制限されます。

自己破産者には自由とプライバシーがなくなってしまうのです。
そして、仕事に関しても
合名会社、合資会社の社員になることができないや、
代理人、後見人、後見監督人、保佐人、遺言執行人になれないなど、
職業と資格が制限されてしまいますが、古物商、行政書士、医師、
建築士、宗教法人の役員、国家公務員、地方公務員、学校教員などの
公民権は停止されません。

預金取引も生活保護の観点から、範囲は定められていますが
収入が優先的に負債返済に当てられてしまったり、
不動産や価値のある財産は破産管財人(弁護士)によって
処分の対象になります。

破産者は、
破産宣告を受けた裁判所に対して「免責」の申し立てをして
免責決定されると、初めて破産者は債権者に対する
債務の支払い義務がすべてなくなり、
いろいろな制限がなくなりますが、
免責が不許可になる場合もあります。

なお、一度免責の申し立て決定された後、
何らかの理由があったとしても10年以内
再度免責決定を受けることはできません。

しかし10年間を我慢して経過すれば
破産者の制限される状態から解放されます。

つまり、自動経過だと10年で開放され
免責申し立てして決定すればその時点で開放されるが、
以前に免責を決定されていた場合は、
10年の期間をあけないと破産者の立場からは
開放されないと言うわけですね。

大変そうです。

徹さんの場合、返済していたということも言っていましたから、
免責申し立てができそうな気もするのですが、
以前の破産のときに免責申し立てをしていたのか
どうしていたかがポイントになりそうです。

『まれ』第18週 105話「親心ロールケーキ」感想

今回は、 一難去ってまた一難な 回でしたね。

初々しい新婚生活が始まったかと思った矢先
出てきました圭太母・直美さん。

もう登場シーンだけでも怖かったですね
しかも息子圭太のことを「圭太ちゃん」って言ってました
怖いですねぇ。。。
なんと言って言いかわかりませんが

これはまた大変なことになること決定!!!
ということだけは言えます。

もうすでに敵意むき出しの直美さんでしたが
圭太の母からすると怒っても仕方ない状況なのは
私でもわかるだけに

これからの希が心配です。

今日の名言は
文さんの 人間、時にはわがままになることも必要だ です。
文さんのようにドン!とかまえて生きてみたいと憧れます。
すこしだけですが(笑)

明日から、希の女将修行が始まります
監督は圭太を溺愛する母・直美
とうとう希も嫁姑問題に直面か!!??

次回、第106話  続 「親心ロールケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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