『まれ』63話「希も仰天、美南の本当に好きな人」

美南(中村ゆりか)からバレンタインチョコの相談を受けた希(土屋太鳳)。
美南の相手は高志(渡辺大知)だと思い込んだ希のがんばる姿に、
本当のことを言いだすことができないでいた美南の前に高志が現れる。。。

『まれ』第11週 63話 「泥沼恋愛チョコレート」あらすじ

バレンタインチョコの相談を希(土屋太鳳)にしていた美南(中村ゆりか)は
突然、チョコの話をやめて、高志(渡辺大知)と大輔(柳楽優弥)の間に入って、
ラーメンをつくりながら高志を見つめる美南に、もしやと驚き3人を見つめる希。
美南が好きな相手が高志だと思い込んだ希は、能登のみのり(門脇麦)へ電話をしていた。

高志の良さがわかるなんて横浜の人も見る目があるねと喜ぶみのり、
希は、高志ことを良く知るみのりに高志の好きな食べ物を訊ねる。

すると、みのりは、いしる、岩もずく??と高志の好きなものをあげていくが、
希にチョコの材料だよ?と突っ込まれてしまうのだった。

フルーツならなんでも、特にイチゴ! と、
高志の好きな食べ物をチャックしていた希のもとへ
大輔が通りがかる。

また釣りかと呆れる希に、芦ノ湖でブラックバス釣り、行く?と釣りへ誘う大輔。

そんなに暇なら、どっちかの店を手伝ったらどうなのと説教を始める希に、
大輔が自分にだけ冷たいよねともらすが、希は大悟が家族を放置すると言うけど、
大輔の方がそう見えると言うと、上に家族が住んでいるのに、
一人で別に住んで自由に生活して! とまだ説教を続ける希に、
大輔は、もう行っていい? 道が混むからと言って出て行ってしまう。

怒りのあまり、持っていたエンピツを握り折る希

「天中殺」の階段に座り、チョコのイメージを膨らませている希。

そこへ高志が通りがかり、希はバンドの練習はいいのと聞くと、
あんまりバイト休むと、生活が苦しいと通訳する珍(孫成順)。

希は、仕事へ行こうとする高志を呼び止め、彼女がいないことを確認すると、
いないけど、それが何か?と通訳の珍。

希は、なんでもないと言うと笑って誤魔化し、
高志を仕事へ見送る。

「マ・シェリ・シュ・シュ」の厨房で
美南に、チョコのアイディアノートを見せる希は、
いくつかあるルセット(レシピ)の中のおすすめは、
イチゴのチョコレートケーキと美南に推すも、
美南はごめんと希に謝ると、
美南の好きな相手は、甘い物があんまり得意ではなく
あまり甘くないチョコを希にお願いしようと思っていたと話す。

それを聞いた希は、そうかと言い、もう一度考えてみると言うと、
高志が、甘い物を好きじゃなかったなんて知らなかったとつぶやくと
えっ?と驚き、希へと振り返る美南。

希は、実は高志の好きな物を確認しようと、
能登の友だちに電話をして聞いたと話す希に、
美南は何かを言おうとするが、希はおかまいなく、
あの高志が、女の子にこんなプレゼントをするなんてと
浮かれている希に、美南は本当のことが言えないでいた

一人、寺に参りに来ていた美南を、高志が待っていた。

能登のと高志が口を開くと、しゃべった!?と驚く美南だったが、
ごめん、続けてと言い、高志は話を続ける。

希も態度が変だったし、能登の友だちからも電話があってと言うと、
高志にも、みのりから電話があり、 誰かはわからないが、高志の近くに、
高志の事を好きな子がいると言い、人に理解してもらいづらい高志にとって、
これは大きなチャンスだとアドバイスされたのだと美南に話す。

高志は美南に、俺じゃないんだろう?と言い、
なんとなく、わかるからと高志が言うと、
美南は、ごめん!希がすごく喜んでいたから言い出せなかったと
高志に手をあわせる美南だったが、
高志は首を横に振ると、自分にも叶わないけど好きな人がいる
美南は告白する高志。

そんな高志に美南は、たくさん話してくれてありがとうと言うと、
能登の人は、村全体が家族みたいだと、大輔が言っていたのは
本当だねと笑い、いい故郷だねと言われ、嬉しそうに微笑む高志。

しかしその頃、その故郷では。。。

美容室サロンはるに来た圭太(山崎賢人)と藍子(常盤貴子)は、
修理をする器を取りに来たとはる(鈴木砂羽)に伝えるが、
あぁーそうだったと覇気のない返事をするはるは、
圭太に、一子(清水富美加)から連絡あるかと聞き、
こっちには全然なく、電話してもすぐ切ってしまうと嘆くはる。

一子がいなくなってから、ずっとやさぐれていて、
歌えば少しは気が晴れると思うのだけど、
「うみねこ座」も歌う気分じゃないといって動かなしと、
そんなはるの様子を心配するマキ(中川翔子)が2人に説明する。

奥には、真人(塚地武雄)と浩一(篠井英介)と慎一郎(ガッツ石松)が
座ってどんよりとしている。

弥太郎(中村敦夫)が言ったとおり、村が全体が元気をなくしていた

桶作家の2階では、一徹(葉山奨之)、みのり、圭太、
洋一郎(高畑裕太)がこたつへ座っている。

大きくため息をつく洋一郎に、お前もかとうんざりする圭太に、
洋一郎は、元気なのは、圭太とみのりと一徹だけだというと、
高志にも浮いた話が出ているとみんなへ話すみのり。

その言葉にショックを受けた洋一郎は不幸なのは自分だけなのかと嘆いていると、
そこへ、洋一郎の携帯が鳴る。

電話に出た洋一郎は順子と言う女性と話しているとようで、
うん、わかった、じゃあ明日と言って電話を切ると、
女か?と圭太が嬉しそうに近寄ってくる。

心機一転、俺だって、新しい恋でもするかなと大きく見せる洋一郎に
驚くみのり。

しかし、 順子さんって、漁業組合のおばちゃんでしょ?
一徹には洋一郎のウソはバレていた。

ただの業務連絡でした。

落ち込む洋一郎。

元治(田中泯)のもとへ降りてきた圭太。

元治が、 生まれて、育って、そして出て行く、
村には、どかっと一度に人がいなくなる時がある
もう、この村は自分たちではなく若者たちの時代だ、
圭太たちが何とかしてみろと元治が言うと、
何とかって?困ったような圭太に、
自分で考えろ馬鹿もんと元治は答えた。
夜な夜な、韓国の恋愛ドラマを観ては恋を勉強する希。

バレンタインのチョコ作りにも余念がない希は、
チョコの試作ができると美南を2階から連れて来くると、
出来上がったチョコを試食を依頼する。

希が出してきたバレンタインチョコは「塩チョコ」。

能登の塩を、チョコの上にまぶした甘さ控えめの
一風代わったチョコを、一口食べてみる美南。

すると美南は、美味しいと大喜びし、
これなら、甘さも控えめで、ちょうど良いかもと言うと、
能登の塩なら、高志も喜ぶだろうしと浮かれる希に、
美南は意を決して、自分の好きな相手は高志ではないと希に告げる。

え、だって、あの時あの場にいたのは。。。
美南の横にいた大輔を思い出す希。

そこへ突然、またケーキ作ってるの?と大輔が顔を突き出してきた。

大輔が、チョコを見るなり嫌な顔をするので、
もしかして、甘い物苦手?と希が聞くと、うんと答える大輔。

すると大輔は、美南にそれもう、古いだろと言って、
新しいペンダントを美南へプレゼントする。

ありがとうと喜ぶ美南は、つけていたペンダントをはずすと、
大輔が、新しいペンダントをつけてあげている。

息を飲んでいた希は息が苦しくなってしまい、
ぷはぁ!と息を吸って、美南を見上げると、
美南は正解っ!と悪戯に笑うのだった。

驚いて言葉が出ない希。

『まれ』第11週 63話 「泥沼恋愛チョコレート」解説

今回は 「ペンタント」 について解説していきたいと思います。

相手の事を思って選んだプレゼントですが、実は贈るモノによって
思いがけない意味をもってしまうモノもあるのです。

たとえば、大輔が美南に贈った「ペンダント」ですが、
リングやネックレスなどの「」になっている装飾品は、相手を縛っておきたい、
独り占めしたいという意味を持っていると言われています。

これは心理学でも「愛情」や「誓約」を意味するものと考えられていて、
相手からの束縛の象徴とも考えられることがあるそうです。

この意味を知らなくても、異性からペンダントやリングなどを贈られると
美南でなくても勘違いしてしまうのではないでしょうか?
兄妹間というのは特殊ですが(笑)

『まれ』第11週 63話 「泥沼恋愛チョコレート」感想

今回は、兄妹愛?? な 回でしたね。

今回は、能登の男性陣の皆さんの姿が切な過ぎましたね
浩一さんも真人さんも娘離れできず
洋一郎くんは仲間内で唯一の独り身?
能登には他に若い子がいない?
そんなわけはない!!

なのになぜ洋一郎くんはモテないのでしょうか?
洋一郎くんそんなに駄目ですか!!??

話の中心人物、高志くん
横浜に来てだいぶ経つはずなのですが
美南ちゃんに話しかけで驚かれてました
そんなに無口な高志くんのことを
しっかり理解できているみのりちゃんすごいですね!

なんだか高志くんのお母さんのようでした(笑)

そして美南ちゃんの好きな人
やっぱり違いましたね
希の勘違いでしたね!!

個人的に予想が当たっても
なんだか素直に喜べませんでしたけども

それよりも。。。
連れ子同士の恋愛ってどうなるんでしょうか?
ん~;;;
次回調べてみましょう!!

今日の名言は
美南ちゃんの 正解っ! です。
いや、正解っ!ぢゃないんですよ!!
複雑すぎますよぉ~

美南が好きな相手が大輔だと知った希は
衝撃のあまり息もできなくなってしまう
テンパリングの練習も行き詰っているところに
大きな秘密を抱えてしまった希
この先どんな展開に巻き込まれていくのでしょうか!!!???

次回、第64話  続 「泥沼恋愛チョコレート」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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