『まれ』66話「大輔のおはようで希の右脳が動く!?」

大輔(柳楽優弥)の好きな相手が希(土屋太鳳)だと知った美南(中村ゆりか)。
裏切られたと美南は希を責めたて、しばらくは黙って聞いていた希だったが、
自分はケーキ修行で今は恋愛どころではない反論する。
その夜、輪子(りょう)は希に恋はコントロールできるものではないと言うと、
大悟(小日向文世)と恋に落ちたときの話を打ち明けるのだった。。。

『まれ』第11週 66話 「泥沼恋愛チョコレート」あらすじ

大輔(柳楽優弥)の好きな相手が希(土屋太鳳)だと知った美南(中村ゆりか)。
裏切られたと美南は希を責めたて、しばらくは黙って聞いていた希だったが、
自分はケーキ修行で今は恋愛どころじゃない、と反論する

大輔にも、兄としてちゃんとしてやれなくてすまない謝れてしまった美南は、
いたたまれず、大輔と希を置いて2階へ駆け上がっていってしまう。

その夜、「天中殺」の店内に希と輪子(りょう)が2人で座っていた。

巻き込んでしまって申し訳ないと謝る輪子は、
希に、無理に恋することはないと言うと、
恋なんて、コントロール不能だからと自身の恋愛体験を話し出す。

昔、大悟(小日向文世)が奥さんを亡くし、菓子が作れなくなった頃
輪子は、厨房で一晩つきあったことがあり、
その時いつの間にか寝てしまった、輪子が朝目覚めると、
徹夜で頑張ってた大悟が、輪子を見て「おはよう」って言ったと言う。

すると輪子は、それを聞いてなぜだか、
きっとこの男と結婚する」と思い、
毎朝、この『おはよう』を聞くんだろうなと感じて
一晩で大悟に恋してしまったのだと話す。

そして輪子は、無理に恋をして、
恋を嫌いになってしまったら、もったいない
希に優しくアドバイスするのだった。

一人、「マ・シェリ・シュ・シュ」の厨房に戻った希は、
ケーキノートを胸にゆっくりとテーブルの周り思いをはせていると、
そこへ、 美南(中村ゆりか)がやってきて、
塩チョコの作り方を教えてもらえるかな?と希に頼むと、
やっぱり、このままじゃ納得できないと言い、
ちゃんと気持ちにケリをつけたいと希に話すと
大輔に気持ち伝えると決意する。

希は微笑み、ウンウンとうなずくと、
2人は仲良く、チョコを作るのだった。

2003年2月14日、バレンタインデー本番

「マ・シェリ・シュ・シュ」では、
店内も外もたくさんのお客で溢れかえっている。

希は浅井(鈴木拓)に、
テンパリングをやらせてほしいと頼み込むが、
シェフに怒られるからと、テンパリングをせてもらえずにいた。

能登では、
バレンタインおめでとう&一子おかえり!!公演」 が、
催されていたが、未だ幕が下がったまま
たくさんの住人たちが公演を待ちわびていた。

一子(清水富美加)が帰って来ないと知った、
はる(鈴木砂羽)と浩一(篠井英介)が落ち込んでしまい、
うみねこ座」の指揮が上がらず
なかなか始められないでいたのだった。

そんなはるに、圭太(山崎賢人)は元気を出すように言うも、
気持ちではわかっているが、体が動かないと言うはる。

圭太は、村がこんな状況では、出ていた者も心細くなってしまう、
出いていった者も、残った者も、お互いを支えにして頑張らないと
駄目だと圭太は訴えかけるが、はるはため息をついてしまう。

すると、こんな時に正論で人が動くわけないだろう?ばか者、
悪いが、心に全然響かないと文(田中裕子)に言われてしまい、
困り果てる圭太は、元治(田中泯)助けを求めようとするが、
自分でなんとかしろと元治にまで言われてしまう。

すると圭太は、突然、思い切り幕をあけ、
一礼してステージに立つと、高志(渡辺大知)の曲
また会おう』を一人で歌い始める

圭太は懸命に歌うが、
お世辞にも上手とはいえない圭太の音はずれな歌

しかし、その必死で頑張る姿滑稽で、
はるたちはしかたないと、元気を取り戻し、
みんなで合唱し始め、公演は大盛況で終える。

CLOSEDの看板に掛け換えられ、
終わったぁと気が抜ける陶子(柊子)と
ぐったりしている希と浅井。

あがるぞ!と大悟の声がかかると
お疲れ様でした!と飛び上がる3人。

大悟を見送った浅井は、
これから輪子とバレンタインかなぁと羨ましそうに言うと、
来年の私、がんばれ!!と自分を励ます陶子。

そして、美南が希のところへやってくると、
行ってくる!と希に告げると、希は頷いて美南を送り出す。

輪子が作った「激辛3倍辛子明太麻婆豆腐」を、
美味しいと言って食べている大悟。

そこへ、希がやってきて、テンパリング見てほしいと言うが、
食事中だと断られてしまう。

今なら、出来る気がすると言う希は、
大悟の言っていたことが少しわかッたと言い、
いつか自分も、大悟と輪子のような恋をして、
シェフみたいに、愛でお菓子を作ります!と宣言する。

そんな希に、
何を言ってんだ、お前はと大悟は怪訝な顔をする

ポカンとする希は、一人前になりたければ恋をしろと言ったのでは?と
大悟へ聞くと、大悟は、それは心構えの問題だ!!!
菓子は技術で、徹底して反復練習だ!と言い切る。

愕然とする希。

夜中、一人でテンパリングの練習をしている希のところへ、
大輔がやってくると、今、美南と話したと話し出し、
美南と初めて会ったとき、すごく可愛と思った。

小さくて、泣き虫で、世の中にこんな可愛い生き物いるのか
思うほどに、守ってやりたいと思っていた。

でも、もう守ってやれないかと思ったが、
なんとか失わずにすんだと話し、
希にありがとうと伝えると、
塩チョコ、美味かったと言うのだった。

希は黙って聞いていたが、 話を聞き終わると、
チョコレートを広げ、テンパリングを始め、
それを黙って見つめる大輔。

夜が明け、希はいつの間にか厨房で寝ていた。

教会の鐘の音が聞こえ、希が起きると
背中には、大輔の上着がかけられていて、
希が目を覚ますと、目の前には大輔

そして、目があった大輔は希に「おはようと」声をかける。

おはよう」に大輔と言われて
何かを感じた希。

見つめあう、希と大輔。

そこへ、何やってんの?と徹(大泉洋)が
後に立っていた。

慌てる希と対照的にまったく気になしていない大輔は、
徹へおはようございますと挨拶をする。

早朝の中華街。

太極拳をする人たちの中に、美南、高志、希の3人の元気な姿

とにもかくにも、パティシエとしての第一歩踏みだした希は、
大輔の「おはよう」に、とうとう右脳を動かされた様子。

これから希にどんな運命が待ち受けているのか、
希たちのが、修行どんなふうに花開いていくのか
彼らの人生は、まだまだ始まったばかり
これからゆっくり楽しんでいただければ幸いです。

希のテンパリングしたチョコレートの様子を見て、
少し嬉しそうに微笑む大悟。

希の本格的なパティシエ授業がここから始まります。

『まれ』第11週 66話 「泥沼恋愛チョコレート」解説

今回は 「太極拳」 について解説していきたいと思います。

太極拳」というと「お年寄りの健康体操」というイメージが多いですが、
実は攻撃防御が全ての型の中に隠されていて、
身体の大小に関らず優れた体術です。

誰もが持っている生体エネルギー、「気」と技で戦う拳法なので、
体格的に不利な方、女性や高齢の方などに最適な護身術です。

太極拳は、気血の流れをよくして五臓六腑全体の機能を高め、
心とからだを芯から癒し、体内バランスを理想的な状態に保ち
肩こり・腰痛・ストレス解消・集中力アップなどに大きな力を発揮するため
健康法としても高く評価されています

実は太極拳は、中国の皇帝も身につけていたという「歴史と伝統のある武術
力を使わずに身をまもる護身術を身につけられ、上級者になると組み手や、
武器を使用した武術としての要素が強くなります。

心・技・体すべてを統一して健康でありながら、体を鍛える
それが「太極拳」なんですね。

私も一度試してみたいと思います。

『まれ』第11週 66話 「泥沼恋愛チョコレート」感想

今回は、 雨降って地固まる な 回でしたね。

状況はどうあれ、3人が互いに気持ちを伝えたことで
美南ちゃんも少し冷静になることができたようですね。

大輔へのケジメチョコを希と一緒に作っている姿は
姉妹のようで微笑ましかったです。

本編ではどうなったかはわかりませんでしたが、
大輔もちゃんと美南ちゃんと話をして
元の仲の良い兄妹に戻れたようですし
一時はどうなるかと心配した章でしたが
なんとか穏便に収まりましたね

よかったよかった

が、しかし!!

とうとう来ましたこの時が
希の「右脳」が動いたようですよ!!
新しいお話のスタートですよ!!

楽しみですっ

今日の名言は
大輔くんの おはよう です。
バレンタインシーズン時期の厨房で一晩過ごすなんて
絶対寒くて眠れないし、風邪引きますけど
大輔くんのおはようが聞けるならいいなと思ってしまいました(笑)

バレンタインも乗り越え、美南とも仲直りし
落ち着きを取り戻した「マ・シェリ・シュ・シュ」
やっと希の本格的なパティシエ修行が始まります!
一体どんな修行が希を待ち構えているのでしょうか!??

次回、第67話  新 「官能カスタードクリーム」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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