『まれ』115話「希のケーキ屋の話で、徹の夢が再スタート!?」

希(土屋太鳳)たちの憩いの場、朝市の「まいもん食堂」のマスターが
店を辞めようと思うと言うと突然、希にここでケーキ屋をしないかともちかけるが、
計画性のない提案に希は、その話をきっぱりと断る。
しかし、その話をみのり(門脇麦)から聞いた真人(塚地武雄)がうっかり
徹(大泉洋)へ話してしまい、それを聞いた徹は周囲の制止も聞かず
「まいもん食堂」のマスターへと電話をかけてしまうのだった。。。

『まれ』第20週 115話 「男たちのウィークエンド」 あらすじ

「まいもん食堂」のマスターは希(土屋太鳳)と弥太郎(中村敦夫)の話を聞いて、
店の味も落ちたし、体も思うように動かないし、場所が悪くて観光客もこないとぼやくと、
普段から料理も作っていないし、いつもゴルフの練習で体を動かしているのに
ただ単に、儲からないから辞めたいだけでは?と希(土屋太鳳)が言うと、
バレた!?とマスターは笑って見せるが、それでも、希なら大丈夫!と
希にケーキ屋をすることをすすめる。

そんな調子のいいマスターの目を見つめると希は
やりません!ときっぱりと断るのでした。

しかし、このマスターの提案が、のちに大事件を起こすことを、
この時は誰も知るよしもありませんでした。

その夜、希が輪島塗の碗を袋詰めしていると圭太(山崎賢人)が帰ってくる。

弥太郎(中村敦夫)は漆器組合会長・遠藤(渡辺哲)と
かなえママのいる「崖っぷち」へ出かけていた。

五代目を継ぐための親方修行に励む圭太と、
その傍らで、希も女将の仕事を徐々に覚え始めていました。

そして、元治(田中泯)の塩田を継ぐと決めた一徹(葉山奨之)も、
生まれてくる子供のために塩田修行を頑張っていた

桶作家では、真人(塚地武雄)が
みのり(門脇麦)のところへ毎日やってきては、
お腹の子どもに語りかける日々が続いていていた。

そんな桶作家に慎一郎(ガッツ石松)がやってくると
藍子(常盤貴子)に頼みがあると言ってある写真を渡す慎一郎。

洋一郎(高畑裕太)に見合い話が持ち上がっていたのでした。

洋一郎の見合い話に色めき立つ塗師屋では、見合い相手の写真を取り囲み
希も圭太も職人たちも、相手の容姿の良さに驚いていた

しかし、洋一郎は一子(清水富美加)のことを想い続けるのだと言って頑なに
首を縦に振らないでいると、藍子が、すごく美人なお嬢さんで洋一郎の写真を見て
一目惚れしたらしいのに本当に残念だと洋一郎に聞こえるように独り言を言うと、
洋一郎はすくっと立ち上がり、お見合い写真を胸に抱えるととそそくさと出て行く。

洋一郎の行動に一瞬呆気にとられる面々でしたが、
洋一郎の単純さはいつものこと、むしろやっと腰をあげたかと
言わんばかりに通常生活へと戻っていく。

藍子と塗師屋の面々にまんまと乗せられた洋一郎なのでした。

その夜、みのりと洋一郎の浮いた話しに希が華を咲かせていると、
弥太郎は六代目をと、圭太たちにも子どもをそろそろ考えてもいいのではないかと話す。

すると、希は恥ずかしそうに慌てると、無計画なこと言わないで欲しいと
弥太郎に言い、子どもを1人育てるのにいくら必要だと思っているのか!?
無計画なことをして、漆を買うお金まもなくなってしまって
親子三代路頭に迷うようになってしまったら…
いつのも計画癖始まったのを見ると弥太郎は、
ご馳走さまと言ってさっさと逃げて出して行ってしまう。

【人生設計図、結婚生活編】

29歳で、貯金300万ためる
30歳で、圭太五代目襲名、弟子をとり余裕ができ、希パティシエに戻る
31歳で、結婚式を挙げる
33歳で、フランスで修行
35歳で、一人前のパティシエになって、出産費用が貯まり、第一子を出産

と、10年以上も先の話になると言われ愕然とする圭太に、
希は圭太の五代目襲名が早ければこの計画も早まるのだと圭太の肩を叩くのでした。

翌朝、一子に電話インタビュー受けると希、
一子は雑誌のコラム記事で「幸せの形」というテーマで記事を書いていた。
希にも「自分の描く幸せ像」について聞きたいという一子は、
希の思う「家族の幸せの形」とは?と言う問いかけを希にするも、
今までそんなことを考えたことのない希は一子の問いに答えられなかった。

その夜、桶作家では、浩一(篠井英介)、真人、慎一郎が集まり、
生まれてくる孫の話や洋一郎の見合い話に喜びあっていた。

そんな3人をよそに、徹(大泉洋)は新しいビジネス案を考えていると、
真人がみのりから聞いた、朝市の「まいもん食堂」でのケーキ屋の話を
うっかり徹に話してしまう。

その話にインスピレーションを感じてしまった徹は、
周りの制止も聞かずに「まいもん食堂」のマスターに
慌てて電話をかけるのでした。

次の日、塗師屋の掃除をしている希のもとに徹がやってくると、
ケーキ屋はしないから!と徹に言い放つも、
徹はそんな希の言葉はお構いなしに
もう、「まいもん食堂」にはケーキ屋をする話は通しておいた
ケーキ屋の件は了承しておいたからと突然言い出す徹に
驚いた希は開いた口がふさがなかった。

『まれ』第20週 115話 「男たちのウィークエンド」 解説

今回は 「出産適齢期」 について解説していきたいと思います。

希の人生計画表に「35歳で第一子」とあったのを見て、おぉ????と
思ったので、「出産適齢期」について調べてみました。

調べてみたところ、35歳からの出産を医学の上では、
高齢出産」と 言うそうです。

一般的に、卵子の状況や、母体のコンディションなどから見た
出産の理想年齢は20歳後半

その頃に出産に適した状態がピークが来るそうです。

35歳というと ピーク年齢を過ぎて いますが、
近年では 30代後半の出産も普通になってきていますので、
30歳を過ぎたあたりから、高齢出産への意識が高まるからか、
食生活や体重管理への配慮などが自然に継続できる人が多いことも
理由にあげられます。

「高齢出産」というとマイナスイメージな感じを受けますが、
芸能人では、女優の黒木瞳さんが37歳、江角マキコさんは38歳で
初産を経験していらっしゃいます。

他にも、たくさんの芸能人の方が高齢出産を経験されているのは、
よくテレビでも取り上げられているのでご存知かとは思われますが、
どの方にも共通して言えることは、皆さん出産後も変わらず、
つねに美しく生き生きされています。

一説によると、30歳からの出産により、女性ホルモンが活性化され、
若さが保たれやすくなるという研究報告もあるとのことで、
一概に「高齢出産」はリスクだけが高いというわけでもないようです。

いろんな人生経験を積んでから出産することで、
精神的にも安定して育児を楽しめるように余裕ができているというのも
メリットでしょう。

子供のおかげで益々気持ちが若くなれてより活動的になれそうですね。
「35歳からの出産」について調べてみたところ、
どちらがどうとは一概には言えませんが、
すぐに子どもを授かれるとは限りませんし
塗師屋の跡取りとなると男子を望まれる傾向にあるとも思います。

そういった面で言うと、希の35歳第一子というのは
少し計画が甘いかもしれませんね。

難しいですね。

『まれ』第20週 115話 「男たちのウィークエンド」 感想

今回は、 夢見る徹さん復活 な 回でしたね。

とうとう復活しました!
夢を追いかける男、津村徹。

今度は、希のケーキ屋話に乗っかる予定のようですね。

しかし、相変わらず考えより行動が先行している感が
とても心配です。

まぁ、徹さんの行動を一徹くんが一応監視?しているようなので
しばらくは大丈夫そうな気がしますが、
嫁に行って、女将授業中の娘にいきなりケーキ屋しろと言うなんて
なんて破天荒な父親なんでしょう。

藍子さんに怒られても知ぃ~らないっ。

今日の名言は、
希の 子どもを1人育てるのにいくら必要だと思っているの!? です
確かにそうだけども!!と、思わず希らしくて笑ってしまいました。

勝手にケーキ屋の話を進めてしまった徹に困惑する希
この先、希の女将授業は???
本当にケーキ屋をすることになってしまうのか!!?
洋一郎のお見合いはどうなるのか!!??

次回、第116話  続 「男たちのウィークエンド」 お楽しみに!!!

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