『まれ』114話「親父の背中、一徹ふたりの親父の背中を引き継ぐ」

希(土屋太鳳)たちの前で一徹(葉山奨之)は、塩田を継ぎたい本当の理由
元治(田中泯)と文(田中裕子)に話すが、その理由を聞いた2人は、
それなら、なおさら一徹に塩田を継がせるわけにはいかないとはねのける。
そんなやりとりを一徹の横で聞いていたみのり(門脇麦)は、一徹の塩田を告ぎたい
本当の一番大きな理由があると言うと、一徹はついに自分の熱き思いを口にする。

『まれ』第19週 114話 「潮時じゃがいもガレット」 あらすじ

元治(田中泯)たちの前で、子どもが出来たことを明かした一徹(葉山奨之)は、
子どもができたということは、親父になるということ、
すると、自分はどういう生き方をしている親父の背中
子どもに見せたいかを考えたと話す。
親父の」と言うそのフレーズを聞いた徹(大泉洋)は嫌な予感を察知し
慌てて席を立ち、耳を塞いで藍子(常盤貴子)の後ろへと逃げ込むが、
一徹は、そんな徹に構うことなく話を続ける。、

いろいろ考えて、自分の本当に子どもに見せたい背中は、
元治の背中なのだと一徹は言うと、元治のような生き方を
自分の子どもに見せてやりたいと気持ちを伝える。

話がすんだと感じた徹が耳をふさぐのをやめた
そのとき。

自分は、元治のような親父になりたい!と、
改めて元治へ決意表明する一徹の言葉を聞いてしまう。

聞いちゃったよとポツンとたたずむ徹。

そして一徹は、元治と文(田中裕子)へ塩田継がして欲しい
みのり(門脇麦)との子どもに、元治のような背中を見せてやりたい
頭をさげるて頼み込む一徹。

その一徹の姿に徹も、
継がしてやって欲しいと元治に頼むと、
希も一緒になって頼み込む。

そんな中、みのりの妊娠を聞いた真人(塚地武雄)と久美(ふせえり)が
突然桶作家へとかけつけてきた。

みのりの妊娠を大喜びする二人に、
一徹は、これからは塩田で頑張ると言うと
驚く真人。

塩田継ぐことになったのか?と久美は状況がわからずにいると
一徹に塩田は無理だろ!と声を大きくする真人。

それが、ようやく元治も許してくれそうな雰囲気になってきてと
嬉しそうに話す希だったが、元治は許すつもりはないと言い
子どもができたなら、なおさら、余計に許すことはできないと文は言うと、
一徹が、塩田を継いでくれると聞いた時、本当に嬉しかった、
元治もきっと、同じ気持ちだと話す文。

しかし、これから人の親になろうという人間
今、安定した仕事を持っているのに
わざわざ、塩田なんて難しい仕事
一からやらせるわけにはいかない。

そして文は、塩田よりなにより、
一徹たちの将来の方が大事だと言い
本当の孫ではないから言えずにいたが、
これが元治の本当の気持ちだと文が話す。

すると、それならとみのりが、
一徹も、もう本当の気持ちを話してもいいんじゃないかな?と言うと
一徹は、元治と文が守ってきた塩田を守りたい、
二人が必死で守ってきたものを守りたいと
失くしたくない、あとに繋げていきたいと話す。

本当の孫なら言えるけど、気が引けて言えない、
だけど、これが一徹が塩田を継ぎたい一番の理由なのだと
みのりが言うと。

一徹は、自分にとっても元治も文は大切なのだと言い
ふたりのことも自分に守らせて欲しいと本当の気持ちを話すと
流れ出してくる涙をぬぐう文と元治。

ふらふらと足をとられながら海水を汲む一徹。

その様子を見つめる元治と文。

すると文が、守ってやるつもりが、守られていたんだねともらすと、
元治は塩田に立ち、一心に潮撒く一徹へと歩寄ると
貸してみろと言って、桶を手にすると黙って潮撒きの手本を見せると、
桶を一徹へと差し出し、弧を描くように、腰を落としてと潮撒きの手ほどきをする。

その様子を、希、藍子、みのり、
そして徹が見つめていた。

徹は、藍子、希、一徹、みのりの4人を海の見える丘へと呼び出し、
いつまでもくよくよと落ち込んでいたことを謝罪し、もう立ち直ったと話すと、
もう二度と、いじけたことは言わないと宣言する。

そして徹は、
一徹に役に立たない親父の背中で申し訳ないと言うと、
一徹は、徹の背中も役に立っていると言い、
人間、ああはなるまいと戒めになってると笑う。

それでも、3年間、一人で頑張っていた徹の背中は
本当にかっこよかった、結構イケていたと一徹が肩を叩くと
涙目を浮かべる徹は一徹に抱きつくと、強く強く抱きしめるのでした。

市場の食堂でみのりの妊娠を祝い乾杯する、希とみのりと高志(渡辺大知)。

するとみのりが、高志も祝いがあるのだと話すと
不思議がる希にみのりは、高志がメジャーデビューすることを
希に告げる。

3人は改めて、高志のメジャーデビューに乾杯をすると、
希の釜焚き小屋でのケーキ屋の話がなくなったことを
見てみたかったとみのりが残念がっていると
希は、店はそんなに簡単にできないと言い
ケーキを考えて、原価計算をして、
お菓子を作って、売って、経理もやって、
とっても大変なのだと言うと、
第一、お金場所もないしね~と
残念そうにうなだれていると後ろから店のマスターが、
それなら、ここでケーキ屋をしないか?と声をかける。

この店閉めようと思ってるんだと言い出して
突然の事に飛び上がって驚く希だった。

『まれ』第19週 114話 「潮時じゃがいもガレット」 解説

今回は 「メジャーデビュー」 について解説していきたいと思います。

メジャーデビューとは、
日本レコード協会入会している、メジャー流通を使用しているレコード会社から
CDなどの作品を発売すること、多く一般へ流通することを言います。

逆にインディーズデビューとは
日本レコード協会入会していない、レコード会社からCDなどを発売する事を言います。

メジャーとインディーズのざっくりとした違いは
CDなどの流通規模の違いと、あとは楽曲の2次試用などによる
使用料などの管理がされているかなどになります。

そういうところから言うと、音楽で食べていける基盤が出来る
職業として肩書きができたそんな感じですね。

『まれ』第19週 114話 「潮時じゃがいもガレット」 感想

今回は、 丸く収まった な 回でしたね。

元治さんも一徹くんもお互いの事を思い合っての攻防でしたね。

本当の理由、本当の理由と言いつつ
本心を最後まで言わなかったあたり
一徹くんらしさを感じましたが
個人的には最初に本心を話してほしかった

後出し後出しでいろいろ真相が出てくるのが苦手なもので
じゃあ今までのはなんだったの!?って戸惑ってしまいました。

そして、徹さん結構けちょんけちょんに一徹くんに言われてしまって
一徹くんの一言一句に怯える徹さんがかわいそうで
だいぶダメージをうけていましたね。

そしてそして!
藍子さんの一言で決意したのか高志くん
メジャーデビューを決めました!!

これから高志くんの登場回数は減ってしまうのでしょうか?
心配です。

今日の名言は
文さんの 守ってやるつもりが、守られていた です。
子どもだと守る対象だった一徹が、いつの間にか自分たちを守るというほどに
大人になってしまっていた。どれだけ長く一徹たちを過ごしてきたのかが
伝わってきますね。

一徹の塩田修行がはじまり
みのりの妊娠、高志のメジャーデビュー
順風満帆な能登にいつのも平穏が戻るかとおもいきや
希たちの憩いの場の食堂が店じまいの危機!!??
マスターは希にケーキ屋をすればいいというが
一体どうなってしまうのでしょうか!!!???

次回、第115話  新 「男たちのウィークエンド」 お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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