『まれ』74話「弥太郎と文の新婚旅行?希、圭太との再会」

ケーキ作りの修業に打ち込んでいた希のもとに、輪島塗の展示会のために能登から、
弥太郎(中村敦夫)と文(田中裕子)、圭太(山﨑賢人)、横浜にやって来た。
その弥太郎の輪島塗に惚れ込んだ大悟(小日向文世)の思いつきで輪島塗ケーキ
コラボレーションしようと企画が持ち上がるが。。。

『まれ』第13週 74話 「運命カカオ64%」あらすじ

文は、店に来るなりズカズカと厨房に上がり込み、浅井(鈴木拓)に希の事を聞きまわり、
陶子(柊子)は圭太が気になってしかたないく、希に圭太を紹介するように迫る。
そこへ材料を取りに出ていた大悟(小日向文世)が店に戻って見たものは、悲惨だった。

美南(中村ゆりか)の写真を撮りながら嫁に来るかと誘う弥太郎、
わが者顔でケーキ作りに口を出し、仁王立ちで厨房を仕切っている文
あのまじめな陶子までもが圭太にべったりなあり様見て大激怒

無言のまま店を飛び出し店を閉めてしまう「マ・シェリ・シュ・シュ」緊急臨時休業

店が臨時休業になり、「天中殺」に集まる一行の中、頻りに大悟に頭を下げる希。
文たちは、そんなに目くじら立てなくてもいいのに、気難しいお人だと、言いお茶をすする。

そこへ美南は、今日販売できなかったケーキをみんなで食べようと持ってくる。
そのケーキを見た弥太郎は大悟の繊細でかつ絢爛なケーキに衝撃を受ける
これが自分の造り求めているモノだと感動し、その大悟も、弥太郎の輪島塗に触れ
輪子(りょう)も見たことがないほど興奮していた。

そこに圭太が、今度横浜で輪島塗の展示会を開催するのだと話しをすると、大悟は突然、
輪島塗とケーキのコラボレーションをしたいと言い出し、その企画に希を指名するのだった。

その夜、文は希たちの部屋に泊まることになった。
文の荷物を持った圭太は、よく元治(田中泯)が文の旅行を許したものだと、関心すると、
文は元治に黙って出てきたと言い、たまには刺激がないとマンネリすると笑っうのだった。
さすが、元祖『島一番の魔性の女』文である。

そんな、妻のもくろみも露知らない元治は、
暗い部屋の中で文の書置きを見つめ、文、文と独り、妻の名前を呼んでは、ひどく落ち込み
そんな元治を照らすテレビと、影から見守る藍子(常盤貴子)の瞳にはとても哀れに映った。

翌朝、コラボレーションの準備のため展示会の会場に来た希と大悟。
しかし、大悟はインスピレーションが湧いたとすぐさま店へ帰ってしまった。

そんな大悟を見た文は、自由な人だと呆れ顔、しかし、その文と弥太郎も、
今からデート
だと言って会場を出て行く、文も弥太郎も十分、自由人である。

置いてけぼりにされた、もとい、企画を任された2人。
圭太は、今回デパートでの展示会が中止になっての背水の陣、何が何でも成功させたいと、
希に話し、2人は一層意気込むのでした。

展示する皿の中からコラボで使う皿を選ぶことにした2人。

輪島塗りにケーキ皿はない、輪島塗のことしか頭にない職人の圭太と、
ケーキのことしか頭にない希は、まったく意見が合わない

とりあえず大悟への資料に写真を撮る希。

そんな中、圭太の手がけた蒔地に目が止まるが、そのことを知らない希は、「しょぼい」と却下。

しかし、やはりその皿が気になった希は、それを写真に収め、一応の候補へする。
すると、圭太はガッツポーズで喜ぶのでした。

『まれ』第13週 74話 「運命カカオ64%」解説

今回は 輪島塗りの蒔絵 について解説していこうかと思います。
輪島塗の秀麗な蒔絵は平安時代に発達した手法で日本独特のものです。
中国にも漆器に模様を描いたものがありますが、
漆で下絵を描いて上から金粉などを蒔いたものではなく、
漆に金を混ぜたもので塗面に絵を描いています。

蒔絵は、塗面に漆で模様(柄模様の下絵)を描いて、上から金・銀・錫などの粉や、
朱や緑などの色粉を蒔いて模様を描く手法です。

蒔絵では、面を金で塗りつぶしたような表現が出来る一方、
金粉を蒔くことで、金粉を使って”ぼかし”た表現が出来るという特徴があります。

『まれ』第13週 74話 「運命カカオ64%」感想

今回は、魔性の女、文降臨な回でしたね。
今回てっきり何か起きると思ったのですが、
予想が外れてしまいましたね。

それはそれで、
今回は本当に文さんの強さをありありと見れたお話だった気がします。

弥太郎さんを振って、元治さんと結婚したエピソードから
てっきり主導権は元治さんが握っていると思っていたら
違いましたね。

完全に文さんが覇権を握ってましたね。

あの書置きもすごかったです。
元婚約者と旅へ出ます、なんて書かれたら
誰だって落ち込みますから!!
むしろ泣いてしまいますから!!!
元治が可愛そうでしたが、とても可愛かったです(笑)

文さん恐るべし。

このドラマには、魔性の女がまだまだ居そうな、
そんな気がします。

今日の名言
文さんの たまには刺激がないとマンネリする です。

文さんの刺激は強すぎる。

輪島塗とケーキのコラボレーション
一体どんなものを見せてくれるのか期待大です!!!

次回、第74話  続 「運命カカオ64%」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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