あさが来た 121話 千代のうれし涙

一命を取り留めたあさ(波瑠)は、一度は目が覚めたものの、その後も五代友厚(ディーン・フジオカ)や義父・正吉(近藤正臣)そして今井の祖父・忠政(林与一)の夢を幾度となく夢を見ていた。新次郎(玉木宏)と榮三郎(桐山照史)は警察が総出で萬谷(ラサール石井)を捜索するも、いまだの消息がつかめていないことを気にかけていると、あさの病室の前で中の様子を伺っている怪しい男の姿を見つける。。。。

『あさが来た』第21週121話「夢見る人」あらすじ

温かく懐かしいひと

一命を取り留めたあさ(波瑠)は、一度は目が覚めたものの、その後も五代友厚(ディーン・フジオカ)や義父・正吉(近藤正臣)そして今井の祖父・忠政(林与一)の夢を幾度となく夢を見ていました。

あさは夢の中でお迎えにやって来たと笑う今井の祖父・忠政と会話をかわし、生前のようにあさに笑って生きろ頬をつまんで嬉しそうに話す忠政。あさは亡き祖父・忠政と歌を歌うなどして楽しいひと時をすごす。

病院からも匙を投げられるあさ

そのころ、新次郎(玉木宏)と千代(小芝風花)とうめ(友近)は、医師からあさの容態について命に別状はもうないが、腹部に受けた傷が深いのでもうしばらく入院をして安静が必要だと説明を受けていた。

しかし、医師が再三そのように説明するにも関わらず、意識の戻ったあさは「明日は退院できますやろか?明後日は?」言って聞かないと怒ったように言い放つ看護師。こちらでは手に負えないので家族からよく言い聞かせるようにと病院から匙をなげられてしまい、心痛な思いで受け止め頭をさげる新次郎と千代とうめ。

娘の心、母知らず

三人が病室に戻ってくると、意識のもどったあさが見舞いに置いてあった饅頭に手を伸ばし、ばつが悪いように照れ笑いをするあさの姿を見た新次郎と千代とうめはあっけにとられる。商いが災いをして負傷したにもかかわらず、早く復帰して仕事をしなければと急くあさに娘・千代は。。。

「アホとちゃう!?」商いのせいで入院することになったのにまだ懲りてないのかというと「ええ加減、ちょっとは反省したらどないだす!」と怒って病室から飛び出していってしまう。

見つからない萬谷与左衛門

飛び出してしまった千代を追いかける新次郎は、廊下の端で「よかった。ほんまによかった。」と涙する千代に声をかけるとそっと優しく強がる娘を抱き締める。すると、そこへあさの意識が戻ったと聞いた榮三郎が病院へやってくる。

警察が総出で事件の犯人・萬谷(ラサール石井)を捜索していたが、いまだ萬谷の消息がつかめていないことを気にかける新次郎と榮三郎(桐山照史)。すると千代が、あさの病室の前で中の様子を伺っている怪しい男の姿を見つける。

九州から飛んできた亀助

新次郎が後ろからその男を羽交い締めにすると「いやいや。。わては!わては!」と慌てる男。その男の聞き覚えのある声に新次郎が手をほどくと。。。その怪しい男の正体は、加野屋の元中番頭・亀助(三宅弘城)でした。

久しぶりの再会に大喜びする新次郎と亀助。そしてそこにうめと榮三郎、千代も加わり喜びあっていると「お静かに!」と遠くから看護師がやって来て、一同は大目玉をくらってしまいます。

事件を知って九州から飛んできた亀助は元気そうなあさの表情にほっと胸をなでおろす。あさの入院生活はまだしばらく続きます。

『あさが来た』第21週121話「夢見る人」解説

今回は「三途の川(さんずのかわ)」について解説していきたいと思います。

三途の川(さんずのかわ)」とは
あさが夢に見ていた川の風景。あれはまさしく”三途の川”というものではないでしょうか。三途の川とは、現世と別れを遂げてから七日目に渡るという、現世とあの世の隔てる川のことです。

三途の川は3つの流れの違う川が寄り添っていて、生きていたころの行い・業(ごう)によって「善人は橋や船で渡り」「軽罪の者は浅瀬」「重罪の者は流れの速い深み」と渡る場所が変わるとされています。

三途川の渡し銭とは、この善人が三途の川を渡る際に乗る船の渡し賃(運搬料)のことで、その金額は六文と定められています。この六文銭は、真田幸村で知られる真田氏の家紋としても有名ですね。

今では「文」とい通貨がなくなったこともあり、現代では六文銭を印刷した「冥銭(めいせん)」と呼ばれるものが使われています。

『あさが来た』第21週121話「夢見る人」感想

今回は、懐かしい面々の登場な回でしたね。

今日は久しぶりに大好きな方々のお顔が見れてハッピーな朝でした!

五代さん、五代役のおディーンさま(最近ちまたではそう呼ぶらしいです。)が、お忙しいためか回想シーンでしたけど嬉しいものですね(笑)

正吉さん、床に伏した状態でしたけどおちゃめな言い回しがやっぱりステキです。

忠正さん、いつもブラックジョークが効いてましたね(笑)あさが煮詰まったときや悩んでいるときにいつも必要な言葉をかけてくれる優しいおじいちゃん。あさの一番の理解者です。

私個人としては、忠政さんがかなり好きなので、今日はうきうきして拝見させていただきました(笑)

今日の名言は
忠政さんの「ええ大人が笑ろて生きたらアカンというのはおかしいと思わへんか?」です。
そういえば、最近のあさちゃんは大人な会話ばかりでいつもの明るく元気なあさちゃんの笑顔が見れてませんでしたね。さすがあさのおじいちゃん、あの世からあさのことを笑わせにやって来ました!

あさが一命を取りとめ、九州から亀助もやってきて白岡家や加野屋にもいつもの活気が戻ってきました。しかし、懸命の捜索にもいまだに萬谷の行方のわからないまま。はたして工藤徳右衛門はいつみつかるのでしょうか!?
次回、『あさが来た』第122話「夢見る人」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

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