『まれ』137話「希、圭太必死の捜索、匠のきもち」

匠(小山春朋)がいなくなってしまい、希(土屋太鳳)やみのり(門脇麦)たちが必死に探すが
匠を見つけることができずにいたそんな中、どうも歩実(横山芽生)は匠をかばっている様子。
結局、匠は押し入れの中に隠れていたことがわかり、ほっと胸をなでおろす希でしたが、
匠の行動の理由がわからない希は、徹志(高橋來)に、匠の本当の気持ちを聞こうとする。

『まれ』第23週 第137話「いっぱい失敗タルトタタン」あらすじ

匠(小山春朋)がいなくなったと言うみのりからの電話で慌てる希(土屋太鳳)。

桶作家には圭太(山崎賢人)真人(塚地武雄)夫婦、
慎一郎(ガッツ石松)親子が集まり大騒ぎになっていた。

美容室サロンはるでも、全員が心配し、
いてもたってもいられずお客を放り出し
村総出で探すも見つからない。

匠が心配でならない希は
警察に行くと言出すと、
歩実(横山芽生)徹志(高橋來の様子がなんだかおかしい。

そんな歩実たちの様子に気づいた文(田中裕子)が、
2人を問い詰めると、
隠し通そうとする歩実に対し、
徹志はもう駄目だと言って白状する。

匠は家の押し入れに隠れていた。

村のみんなは、
子どもは一度は家出するもんだからと
笑って許すと次々と家へと帰って行く。

そして希は、徹志に匠に何があったのかを訊ねるのでした。

匠の家出騒動が一段落し
村が落ち着きを取り戻した頃、
希は圭太に匠の家出の原因を話す。

徹志から聞いた話しでは、
匠は学校で巨匠や弥太郎とからかわれていたという。

それだけではなく、
匠は、本当はそんなに漆がしたいわけではなくて、
ただ、漆をすることで圭太に誉められたことが嬉しくて、
匠は思わず漆をやりたいと言ってしまったと言うのだった。

そして、
心優しい匠は圭太を傷つけると思い
本当のことを言い出せなくなってしまって
押し入れに隠れてしまったのではないかと希は話す。

その夜、桶作家の二階では圭太が
無理やりやらせてしまってごめんと謝るが、
匠はしょげたまま顔をあげようとしなかった。

匠の気持ちがわからない希と、
自分の気持ちを押しつけてしまったことを悔やむ圭太。

翌日、
希の店でクッキーを作る匠と歩実。

しかし、
匠は作業中にボウルを落としてしまうと、
自分のせいだと深く思いつめてしまう。

このくらいなんでもないと言い、
クッキー作りをつづけようと励ます希だったが、
匠はもういい。。。僕失敗するからと
しょんぼりしてしまうのだった。

そんな話を希から聞いた藍子(常盤貴子)は、
匠は自分に自信がないから、
なんでも歩実に譲ってしまい、
誰かに少し誉められると
やりたくないことでも嬉しくなって
断れなくなるのでは?と話す。

匠はやりたいことがないのではなく、
失敗するのが怖いのではないかと話すみのり。

失敗してもいいことを
匠にどうしたら教えてあげれるのかと希は悩むのでした。

『まれ』第23週 第137話「いっぱい失敗タルトタタン」解説

今回は 「小学一年生、7歳児の子ども」 について解説していきたいと思います。

5歳~7歳になると、
子どもは黙読や内緒話ができるなどの言語活動を獲得します。

特に7歳は沈思的な(深く考えこむ)ことが多く
その一方で、注意力が散漫になったり、
興味の対象があれこれと変わったり、
他人から話しかけられてもうわの空に見えるたり
忘れ物や紛失が多くなったり、
不器用さや、勉強の遅れなども目立つ場合があります。

そんなことから、自信を失ったり
内向的になりやすい時期であります。

ちょうど匠の行動と当てはまりますね
これも子どもの成長過程ということなのかもしれません。

ある程度知っておかないと、
自分の子どもが同じ状態になってしまったら
希や圭太でなくてもちょっと心配してしまいますよね。

『まれ』第23週 第137話「いっぱい失敗タルトタタン」感想

今回は、 こんなとき徹さんがいれば。。。な 回でしたね。

匠くんは本当に誰に似てしまったんでしょうね。

圭太の父・博之さんでしょうか???

こんなとき、徹さんがいれば
失敗なんてと笑い飛ばしてくれるんでしょうね。

徹さんの無類の明るさとポジティブさが
今の希たちには必要なのではないかと
思ってしまいます。

今日の名言は
みのりの やりたいことがないのではなく、失敗するのが怖い です。
なるほど、そっちだったのか!と目からうろこでしたね。

自分に自信が持てない匠は
何にも積極的になれず
すべて歩実に任せきり
そんな匠に希たちは
どうやって自信をつけさせるのでしょうか?

次回、第138話  続 「いっぱい失敗タルトタタン」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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