『まれ』87話「希の下克上?一子と洋一郎の危険な夜」

ぎっくり腰で動けなくなってしまった大悟(小日向文世)のフォローと、
今後のことで悩む希(土屋太鳳)のもとへ、榊原(船越英一郎)がやってくると、
離婚なんとか回避したいと、妻へのケーキを希へ懇願する。
漁業組合の東京旅行で、初めて華やかな女性たちが勤める店へ来た
洋一郎(高畑裕太)は、そこで一子(清水富美加)と鉢合わせ。。。

『まれ』第15週 87話 「下克上駄菓子ケーキ」あらすじ

ぎっくり腰で「天中殺」へ運び込まれた大悟(小日向文世)は、
車椅子に乗せられ、輪子(りょう)と珍(孫成順)に介抱される。

その頃、何とか営業を終えた「マ・シェリ・シュ・シュ」では、
浅井(鈴木拓)、シェフは大丈夫ですかね?とダルそうに心配し、
希(土屋太鳳)は、大悟不在で、どう店を切り盛りしていくべきかと思案、
品数減らして、浅井と希で作れるケーキで対応していこうとしていた。

そこへ、榊原(船越英一郎)がやってきて、
希に妻の誕生日ケーキをどうしてもと頼み込む。

榊原は先日、また離婚届と目にしてしまったというと、
前回は白紙だった書類に、妻の父の証人の欄にサインがされていたと、
ひどく動揺し、今度の妻の誕生日には心から詫びたいと訴え、
絶対に失敗できないと強く希にケーキを要望するのだった。

その夜、圭太(山崎賢人)に電話する希。

話しを聞いた圭太は、自分が大悟の立場ならはっきり言って欲しいと言い、
裸の王様にされてしまう方が職人にとってはよっぽどツラいはずだと希に言うと、
話はかわるがと、圭太は一子(清水富美加)が来たのかと希に訊ねた。

なぜ知ってるのか?と希が聞くと、みのりから聞いたと答える圭太は、
みのり(門脇麦)←高志(渡辺大知)←美南(中村ゆりか)で話が来たと言うと、
横浜も能登のネットワークに組み込まれてきたねと希は笑う。

圭太は、どうだった?元気にしていたかと、一子を気にかけ聞くと、
希は、元気にしていたと伝え、一子が、おめでとうと笑ってくれたと言い、
圭太と2人で喜ぶのだった。

漁業組合の東京旅行で、初めて華やかな女性たちが勤める店へ来た
洋一郎(高畑裕太)
は、店の華やかさに気が大きくなっていた。

傷心していた洋一郎だったが、店の雰囲気と酒の勢いで、綺麗なお姉さんに、
一子のことは忘れたました!と連呼しては乾杯してまわり楽しんでいたのだが、
そのお姉さんの仲にアリサと名乗る一子が同席してしまい、2人は、
お互いの顔を見て慌てるのだった。

その後、仕事終わりの一子を待つ洋一郎は、酔っ払った一子を部屋まで送る

なぜあんな店で働いているのかと理由を聞く洋一郎に、
一子は、これまでの経緯を話す。

最初はちゃんとアパレルで働いていたが、その店はすぐに潰れてしまい、
またモデルになろうと目指したが、それも失敗し、お金がなくなり今に至ると、
以上、「一子劇場」でした!自身を茶化すのだった。

ブログとぜんぜん違うではないか、こんなことなら村へ帰って来い、
はる(鈴木砂羽)たちをずっと騙し続けるのか!?と諭す洋一郎に、
一子は、帰れるわけない、まだ何者にもなってないのに!と言うと、
なぜ何者かにならなければならないのか!!と洋一郎言うが、
一子は、毎日毎日魚ばっかり捕って満足してるアンタにはわからない!と
言い放つが、そんな心にもない悪口言うな!と洋一郎は怒る。

まだ、希にこだわっいるのか?と洋一郎は問いかける。

一子は、ずっと希に対抗していただろうと洋一郎が口にすると、
一子は洋一郎に抱きついたかと思うと、耳元で私の事好きなんでしょ?
いいよと言って、洋一郎の前で目を閉じる。

動揺する洋一郎だったが、こんな一子は駄目だと言って離れると、
一子は、人生最大のチャンス逃したなと洋一郎をあざ笑い
はるのためにブログを書かなきゃと言って背を向ける。

そんな一子を悲しそうに見る洋一郎は、
村には言わないからと言い部屋を去るのだった。

能登では、華やかで充実し過ぎる一子のブログに、はるは違和感を感じていた。

なんとも言えない気持ちにため息をつくと、どうにもこうにも様子がおかしいと、
腕を組んでは首をかしげるのでした。

「天中殺」では、輪子が大悟のことを占っていた。

腕が落ちているかはわからないが、問題をかかえてるようだと輪子は占うと、
希は、圭太の言葉を思い出し、はっきり言ってみては?と提案するも、
みんな一様に嫌がる。

浅井は怖くて嫌だ
輪子は離婚されてしまう
弥生(福田彩乃)は『YOUのモノマネ』で話してみると言うと、
徹(大泉洋)はじゃあ、自分は『土井善晴のモノマネ』で言ってみようか?と、
悪ノリをしだすと、どちらにしても逆に怒らせてしまうからと希が制止する

すると美南が、やはりここは希が言ったほうがいいと指名するのでした。

意を決した希は、大悟の前で何度も躊躇しながらも必死で、
シェフの腕が衰えているのではないでしょうか!と言い、
売り上げの件、レシピの計算違いや、榊原の件など、、
自分の腕がそこまで上がっているとは思えないことから、
大悟が衰えているのではと言う話になったと大悟へ伝える。

希へ向き直る大悟。

怒ることないだろう、本当のことだと、大輔(柳楽優弥)は言うと、
認めたくないのはわかるが、最近ずっと様子がおかしいだろう?
レシピの分量を間違えるなんて、今のままでの大悟だったらありえない
大輔は続けた。

その言葉に大悟は怒りもせず、黙って輪子に付き添われ席を離れると、
二階へ上がって行ってしまう。

相当ショックだったかなと徹が大悟を気にかけると、
希は、大悟の背中を心配そうに見つめ続けるのでした。

『まれ』第15週 87話 「下克上駄菓子ケーキ」解説

今回は 「ぎっくり腰」 について解説していきたいと思います。
ぎっくり腰とは、
『急性腰痛』『椎間捻挫』とも言い、突然、ギクっと痛みが走り、
腰に強烈な激痛に襲われるものです。

痛くて動くことができなくなってしまうぎっくり腰ですが、
ぎっくり腰になる人の数だけ原因があると言われるほど、
原因は様々あります。

【原因の一例】

筋肉疲労・骨格の歪み・急な過度の負担
睡眠不足・栄養バランスの崩れや運動不足など

突然ぎっくり腰になってしまうと、パニックになり、
救急車を呼んでしまうこともありますが、
仮に救急で夜間の救急病院へ行ったとしても、
ベッドの空きがなく一旦帰宅になったり、
じきに治りますから、後日検査しましょうと言われ
そのまま帰ってきたという話もあります。
生命に関わる緊急性のないものに関しては、
まず安静にし様子を見てほしいという現状もあるようです。

しかし、基礎疾患がある場合、関連性が疑われるケースもあります。

夜中に、ぎっくり腰になった場合、少し時間をおいて様子を見た後、
下記の症状が見られた場合は、注意が必要です。

  • 横になっても、強い痛みが続く(寝返りなど動作時は除く)
  • 痛みが楽になる姿勢がない
  • 寝ていても、痛みで目が覚めてしまう(寝返りは除く)
  • 発熱、冷汗が出る
  • 時間が経つごとに痛みが増していく
  • 下肢のしびれや脱力感・麻痺を感じる
  • 排尿、排便の異常がみられる

翌朝、速やかに整形外科やかかりつけ医へ受診するようにしましょう。

【『まれ』第15週 87話 「下克上駄菓子ケーキ」感想】

今回は、 弟子の葛藤 な 回でしたね。
ぎっくり腰で動けなくなってしまった大悟のフォローもそうですが、
師匠である大悟に「シェフの腕が衰えているのではないでしょうか!」
なんて。。。私だったら言えません。

海外勤務でなら言えそうですが、日本ではできないですね。

恐る恐る、ものすごい遠まわしに、しかも時間をかけてだったら
試みるかもしれませんが、あんなにきっぱり言ないですよ。

師匠を想う希ならではの行動でもありますが、
大悟との関係が良好だからこそできることでもあると思います。

そして、一子ですが
洋一郎に本心を衝かれそうになって、はぐらかそうと、
洋一郎にあんなことしてしまいましたね。

もう、洋一郎がかわいそうで切なくてたまりませんでした。

しかし、洋一郎は誘惑に負けませんでした!
究極の純真海男洋一郎!!
やっぱりいい男です!

えらい!!

今日の名言は
洋一郎の こんな一子は駄目だ です。
洋一郎の一子への真剣な想いがすごく伝わってきます。

とうとう大悟へ衰えてるのではと言ってしまった希
大悟の腰は大丈夫なのか!!?
榊原のケーキはどうなるのか!!??

次回、第88話  続  「下克上駄菓子ケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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