『まれ』4話「希の能登弁とお祭り元治」

徹(大泉洋)は、今までのことを反省し、元治(田中泯)の塩田で働くことになった。
希(松本来夢)は、能登で暮らすため自分も努力しようと、地元の言葉を覚え始める。
その夜、藍子(常盤貴子)は、元治は人間ができていると絶賛するが、一変。
元治は、祭りの事となると人格がかわってしまうのだった。
そこへ、祭りの中止話が持ち上がり、いつもの寡黙さが消えた元治が声を荒げはじめ…。

『まれ』第1週 4話 「魔女姫バースデーケーキ」あらすじ

今までを反省し、まじめにコツコツ働くと約束した徹(大泉洋)、家族で一からやり直せると、
希(松本来夢)の心に希望が芽生えはじめました。

徹は先日の非礼を元治(田中泯)に頭を下げて謝罪し、塩田で働かせて欲しいと頼み込むが、
元治は軽い気持ちでやれる仕事ではないと跳ね除けるも、徹はどこまでも追いかける、
あまりに必要に食い下がる徹に、とうとう元治も根負けし、了承するのであった。

そして、藍子(常盤貴子)は文(田中裕子)に、正式に部屋を貸して欲しいと頼み込む、
何でもすると必死で訴えるが、文にはなかなか了承してもらえずにいた。

徹が塩田でまっとうな仕事の苦しみというものを味わっていた頃、
希は、一徹に教えてもらいながら、能登で暮らすために地元の言葉を覚えようと、
自分にできる努力をはじめていた。

相撲の練習に向かう途中、能登弁を口ずさみながら歩く希は美容室の前を通りがかると、
蔵元はる(鈴木砂羽)が声をかけた。

希が独学の能登弁で返すと、素っとん狂な方言を返されたはるはびっくりし目を丸くした、
希はさっ爽と歩いて行く姿を見て、はるは能登の言葉を話しているつもりなのだろうと笑い、
そこへ居合わせた小原マキ(中川翔子)も呆気にとられなふがら希を見送るのでした。

浜辺で地元の子どもたちと相撲をとっていると、同級生一人みのりの母親がやってきた。
それは希も元治の田園で見覚えのある人物だった。

では、ここで地元の子どもたちと島の住人の紹介をしていこう。

寺岡みのり(希の同級生)
母・寺岡久美(元治の田園の手伝いをしている)
父・寺岡真人(郵便局員・島一番の愛妻家)

蔵元一子(希の同級生)
母・蔵元はる(サロンはるの店主)
父・蔵元浩一(同じく美容師)

角洋一郎(希の同級生)
父・角慎一郎(漁師・区長)

小原マキ(エステティシャンでネイリスト・3年前移住してきた謎多き女性)

二見高志(希の同級生)
家族はまたのちほど

紺谷圭太(希の同級生)
父・紺谷博之(役所職員)

その夜、塩田の仕事が堪えたのか、徹はちゃぶ台の上に倒れこんでいる。

その横で、藍子(常盤貴子)は、夕飯の手伝いをする希に話し出した。
元治は徹が仕事でどんなに失敗をしても声を荒げず人間ができていると褒め称え、
その話ように、徹は人間欠点くらいあった方が味があるとふてくされて意見を述べるが、
希も藍子も聞いていなかった。

しかし、それを聞いた文はポツリと言う。
誰にも欠点はある、じきに分かると意味深な言葉を残すのでした。

すると、すぐに村の仲間たちが祭りの準備で桶作家に集まってくると、
元治の人格が一変する。

元治は祭りの話となると、ふだんの寡黙さが消え人が変わったように声を荒げるのだ。

揚々と祭りの話で盛り上がる中、誰かが今年の祭りが中止かもしれないと漏らす、
元治は何故だと声を荒げ、理由を声の主、寺岡真人(塚地武雄)に問いただす。

すると真人は、役所の紺谷(板尾創路)が、過疎化で人が集まらないので開催が難しいと、
話していたと答えると、それを聞いた元治は紺谷へ問いただすと言って飛び出そうとする。

…波乱の予感。

『まれ』第1週 4話 「魔女姫バースデーケーキ」解説

今回は希が一生懸命勉強していた 【能登弁】に
焦点を当てていきたいと思います。
希が勉強していた能登弁メモ

希の能登弁メモ
まま→ご飯
ちゅうはん→お昼ごはん
ごっつお→ごちそう
おつけ→味噌汁
めぇもん(まいもん)→美味しい物
ながし→台所
でえこ→大根
ごんぼ→ごぼう

希が歩きながら勉強していた言葉
いじくらしい→うるさい
いじゃけな→かわいらしい
がじゃもじゃ→散らかる(滅茶苦茶)
いざわるい→気持ち悪い
ちきない→疲れた
わやくそ→無茶苦茶
がんち→カニ

その他の能登弁
ありがとえ→ありがとうね
だらにしてる→ばかにしてる
あんたらしー→あんたたち
~やがいね→~です。

そして、希がずっとドラマの中で言っていた「げんげろ」ですが、
どう調べてもどういう意味なのかまったく分かりませんでした(笑)
ただ、本編中頃で、一徹が希の「食べるでしょ」は何というのか?という問いに
食べるげんろ」「食べるげろ」と使い分けるという場面があったので、
~でしょ」と言う意味になる、「~げん」と「げろ」がごちゃ混ぜになっているのでは
ないかと思われます。

『まれ』第1週 4話 「魔女姫バースデーケーキ」感想

徹さんも心を入れ替えて塩田で汗を流してましたね。
なんだか人事でないような嬉しさを関しております。
よかったね、希ちゃん!

しかし、元治さんがあんなにお祭りのことで変貌するとは驚きました。
お酒が入ったのかと思うくらいの豹変ぶりでした
しかも、お祭りが中止になるかもしれないとなった時の元治さん
。。。怖かったです。

紺谷家へ乗り込もうしていた元治さん、みんなに止められてはいたのですが
無事収まったのでしょうか?

元治さんと紺谷(圭太の父)とその後が気になります!

今日の名言
希の げんげろ!!です
意味はわからないですが
希語ということで(笑)

次回、第5話  続 「魔女姫バースデーケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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