『まれ』57話「希の逆転ホームラン!怒りの大悟対決へ挑む」

取材記者を追い返してしまった大悟(小日向文世)。
肩を落とす希(土屋太鳳)と徹(大泉洋)のもとに、テレビ対決の話がくる。
周囲はテレビ番組への出演に盛り上がるが、ケーキ作りは見せものではない
出演をかたくなに拒む大悟だったが。。。

『まれ』第10週 57話 「逆転一発パンケーキ」あらすじ

「マ・シェリ・シュ・シュ」の意味を聞いた希(土屋太鳳)は、
徹(大泉洋)にその意味を教えている。

マ・シェリ」は、フランス語で、『最愛の人』、
シュ・シュ」は、『お気に入り』と言う意味で、

なので「マ・シェリ・シュ・シュ」は、『まんで愛しい人』(能登弁) と、
言う意味なのだと、希は徹に説明する。

すると希は、きっと輪子(りょう)さんのことだろうと言うと
シェフは、ああ見えて、ロマンチックだからとにやにやしている。

その輪子は、陶子(柊子)に占いをしていた。

最悪は西から、幸運も西からと輪子が言うと、
どっちも西?陶子は困惑しているが、
輪子はうなずきながら西を見る。

それよりと、大悟(小日向文世)の経歴を徹へ教える希。
池畑大悟 横浜生まれ
高校卒業後、19歳で老舗ホテルに就職
22歳でフランスに行って、10年修業
32歳で帰国
46歳で、クープデュモンド優勝
パティシエの、ワールドカップみたいなもので、
これに優勝すると世界一のパティシエと言うことなのだと言う希に
徹はそんなすごいのか!?あのシェフと驚く。

ホームページで一発逆転を狙うと言う希に、
それはさすがに難しいと徹は言うと、
ホームページは確かに有効な手段ではあるけれど、
一発逆転と言うほどではないと言い、
ホームランを打ちたいのなら、テレビに出るか、雑誌に載ることが、
一番の近道だと希に説明する。

すると希は、もう一回雑誌の取材を頼んでと徹に頼むが、
無理!と徹は完全拒否

この前取材に来た坂本さん(シェフに失礼な態度をとった方)は、
あのあとカンカンで、勤め先の会社との関係がギクシャクしたと言い、
契約解除になったらどうしてくれるんだと必死だったことを希に言うと、
そんな大事になってるとは思わなかった希は、知らなかったと謝る。

だが徹も、まあまあまあ、坂本(長谷川公彦)さんも、
あのシェフに対して、あんな態度とるようじゃ、
ど素人ということだなと徹が笑うと、
そこで携帯が鳴る。

相手は、マガジンホームの坂本。

話していたところに電話がかかってきたので、
聞こえてんのか??と驚いて辺りを見回す徹。

徹は電話にでるなり、ひたすらに先日の出来事を謝罪
契約解除だけはと言って謝ると、そうではないと坂本は言い、
あの後シェフを調べ、大悟がその道で本物の巨匠だと言うことを知った坂本は、
その事を、知り合いのプロデューサーに話したら、面白いと言う話になって、
「実にテレビ向きだから、ぜひ番組に出てくれ」って言われたのだと言う。

番組名は「料理の巨人」。
料理のテレビ対決番組で、スタジオの内で料理を作って戦う超有名番組!
対戦相手は、新進気鋭の若手パティシエで、マスコミにもよく出てる人物、
売り出し上手のスターパティシエ VS マスコミ嫌いの大御所パティシエ
これは盛り上がると坂本は喜んでいる。

電話の声に徹は、了解いたしました、なにとぞよろしくお願いいたしますと言って
電話を切ると、来た、一発逆転、奇跡の満塁ホームラン!と希が言うと、
行け!希、奇跡の子!めったにない子!と徹も大喜び。

2人で円陣を組みエイエイオー!と盛り上がるのだった。

そして、大悟にその話をする希は、
こういうのは、どんどん利用していくべきと大悟を説得するが、
テレビ出演の話しから逃げ回る大悟。

「料理の巨人」からの出演依頼ですと希が言うと、
「料理の巨人」なんてすごい!と美南(中村ゆりか)も大喜び。

しかも、対戦相手は「西園寺一真様!?
パティシエ界のプリンスと陶子もなんだか浮き足だっていた

断る! くだらん!と大悟。

何言ってるの?テレビだよと大悟の言葉に驚く徹に、
美南も、陶子も、取材はともかく、今回はまともな料理対決で、
あの番組に出れるのは一流の有名な料理人ばかりなのだと
大悟を説得する。

そこへ希が、勝ったら賞金200万円です!と言うと
200万円と言う金額に、自分も出たいと輪子。

しかし大悟は、
菓子作りは見世物じゃない!と拒否するが、
希は、コンクールみたいなものだと説得するも、
一緒にするなと一蹴されてしまう。

料理通を気取った素人審査員の舌なんて
信用できないと言い張る大悟に徹は、
店もアパートも担保に取られているのに
家族を路頭に迷わすつもりか!?と言うと、
奥から、あんたが言うな!!。。。って、
一徹くんなら突っ込むとこだよねと大輔(柳楽優弥)が言うと
席を立っていこうとする大悟を輪子が呼び止めると
大輔がお世話になったの。ちゃんとお礼言ってと諭す輪子。

今そっち?と驚く徹に、世話になったと一言言うと去って行く大悟。

厨房で、メレンゲの練習をする希のもとへ大輔がやってくると、
やっぱりやってる、行き詰ったらケーキ作るって、能登でお母さんに聞いたと、
大輔が言うと、希は練習しているだけだと答える。

すると、親父を説得しても無駄だよと大輔は口を開くと、
あの人の頭にあるのは、ケーキへのこだわりとプライドだけで、
一緒にいる人間なんか、どうでもいいんだと大悟の事を話す大輔に、
希はそんなことないと言おうとすると、それよりと大輔は話を換え、
日本一の男、圭太(山崎賢人)とはどうなった?と希に聞く。

圭太は一子と仲直りして、ラブラブだと希が答えると、
そっち行っちゃったの?と驚く大輔は、
ま、それならいいやと言って去っていく。

何を言われているのか分からない希は、
大輔の姿を見送りながら首をかしげるのだった。

部屋に戻り、箸を見て圭太を思い出す希

翌朝、最大のピンチが訪れる。

失礼しますと店に来たのは、信用金庫の担当者とその上司と思われる男性。

ひと月以内に返済の計画が立たなければ、
これまでの融資分全額を、一括で返済していただくことになります、
300万、一括でお願いしますと 担当者の鶴巻が大悟へ説明すると、
全額?と困惑する大悟。

すると、司と思われる男性は続けて、
池畑さん、これは、最終通告とお考えください、
300万、耳を揃えてご返済いただけない場合、
こちらとしては、法的手段を取らざるを得ませんと伝える。

差し押さえということですか?と悲しげに言う美南。

失礼しますと言って、逃げるように出ていく2人。

テレビ対決に出てくださいと陶子は言うと、
対決に勝って賞金もらうしかないんじゃないですか?と訴え、
とりあえず、200万払えばなんとかしてくれるよと美南、
大事な店、つぶしてもいいの?と輪子も声をかける。

そこへ、申し訳なさそうに入ってきた徹は、先日の取材の見本誌を持ってくる。

あの取材が記事になったのかと驚く美南に
まぁ、一応と言葉を濁す徹。

輪子が雑誌を開いて見てみると中には、

フランス古典菓子にこだわり、創造性を失った老舗』 の見出しと共に
テレビの対戦相手・西園寺一真が、大悟のケーキを食べる写真が載っていた。

徹が言うには、 大悟がウチのケーキを食べもしないでと言ったので、
西園寺(黄川田将也)にケーキを食べさせて、それを記事にしたという。

バツの悪い徹は、こんな記事は読まなくてもいいと言うが、
輪子が読みあげていく

フランス菓子の巨匠、池畑大悟シェフのお菓子を頂きました。
過去の栄光と言うか、生きた化石と言うか
ちょっと言葉に詰まっちゃいました。
伝統のケーキと言えば、聞こえはいいですけどね、
オーソドックス過ぎて、ありきたりって言うか、
終わってる味?

そのコメントに憤慨する希。

記事を読む輪子は、これ、挑発なんじゃない?テレビ対決のと言うと、
希は、こんな見え透いた挑発に、シェフが乗るわけないと言おうとした瞬間、
出ると言え!と大悟。

驚く一同は、大悟へ振り返る。

乗っちゃったねと徹。

西園寺とテレビ対決だ、叩きのめしてやる!!激高する大悟
厨房に向かい、大悟 は勢いよくコックコートを羽織ると
叩きのめしてやるぞ!!!!と気合を入れるのだった。

盛り上がってきました!!!!

『まれ』第10週 57話 「逆転一発パンケーキ」解説

今回は 「メレンゲ」 について解説していきたいと思います。

メレンゲとは、
卵の卵白を泡立てたもの、またはそれを用いたお菓子のことを言い、
滑らかな食感をだしたり、加熱時のふくらみを助ける食材として、
主に菓子で使用されます。

メレンゲは泡立てすぎると、ぼそぼそになり、
タンパク質と水分が分離(離水してしまいます。

泡だて器やボウルに油分が残っていると泡立ちません。

泡立を安定させるために、少量のレモン果汁などを加えると、
たんぱく質が安定し離水しにくくなりますが、酸味がついたり、
仕上がりが荒くなりやすいのでパティシエなどは使用しません。

砂糖やシロップを加えるタイミングを変えることによって、
メレンゲの質感を変えることが出来ます。

【メレンゲの種類】
メレンゲには主に、
フレンチメレンゲイタリアンメレンゲスイスメレンゲ3種類があります。

それぞれ砂糖の加え方や加熱具合に特徴があり、
使用用途によって使い分けます。

フレンチメレンゲは、
一般的によく知られているメレンゲで、
冷たい卵白に砂糖を2~3回に分けて加えながら泡立てるメレンゲのことです。
加熱する事により気泡を膨張させるので、スポンジなど、
ふんわりとした生地を作るのに使われます。

イタリアンメレンゲは、
泡立てた卵白に110~120度に温めたシロップを加え、泡立てる方法で、
形の崩れにくいツヤのあるメレンゲが出来あがります。
ケーキのデコレーションやムースなどの冷菓にも使えるのが特徴。

スイスメレンゲは、
卵白を湯煎で人肌程度に温めながら、砂糖を加えて泡立てるもので、
キメの細かい安定性のあるメレンゲが出来あがります。
しぼり出して形作る生地や飾りなどに適しています。

菓子の種類に応じて使い分けることにより、
それぞれの菓子の特徴をより、細かく鮮明に表現することが出来るのです。

『まれ』第10週 57話 「逆転一発パンケーキ」感想

今回は、 疾風怒濤 な 回でしたね。

最初は乗り気のなかった大悟さんですが、
西園寺氏の?雑誌の挑発にまんまと乗せられてしましましたが、
叩きのめしてやる!!!と怒り心頭の大悟さん
バッと空気感がかわりましたよね?

ものすごい迫力でした。

ものすごくかっこよかったです^^

そして、こんなにも大悟さんを怒らせてしまった西園寺氏
目上の方にこんな大口叩くなんて。。。
本来はありえないと思うのですが
しかも相手は大悟さんです。

大丈夫でしょうか?

今日の名言は
大悟さんの 叩きのめしてやる!!! です
もうこれしかないでしょう

西園寺の挑発に怒髪冠を衝く勢いの大悟
いざ「料理の巨人」テレビ対決へ!!
大悟の怒りをかった西園寺の運命はいかに!!??
次回、第58話  続 「逆転一発パンケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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