あさが来た 50話 あさの炭鉱改革と受難

九州の炭鉱へやってきたあさ(波瑠)は亀助(三宅弘城)から納屋頭
サトシ(長塚圭史)の率いる組だけが出来高が悪いと報告を受ける。
炭鉱夫たちの実情を知ったあさは炭鉱改革をしたいと宮部(梶原善)と
親分の治郎作(山崎銀之丞)に相談するが、納屋頭たちの反発を恐れ
宮部はその改革に難色を見せる。一方、姉・はつ(宮崎あおい)は
惣兵衛(柄本佑)とともに姑・菊(萬田久子)と義父の栄達(辰巳琢郎)に
和歌山行きのことを相談するが。。。

『あさが来た』第9週50話「炭坑の光」あらすじ

炭鉱へやってきたあさ(波瑠)は亀助(三宅弘城)から
サトシ(長塚圭史)の率いる組だけが出来高が悪いこと
炭鉱夫たちの儲けも納屋頭がピンはねしてしまっていて
炭鉱夫たちがどんなに働いても生活が良くならない
そんな状況にあるという炭鉱の実態を聞かされる。

その話を聞いたあさは炭鉱夫たちが働いた分は
正当に賃金を得られるような仕組みにしたい
炭鉱改革をしたいと宮部(梶原善)と
治郎作(山崎銀之丞)に相談するが、
その改革はこれまでの炭鉱の仕組みを
根底からかえてしまうことになり
納屋頭の反発を買ってしまうと言って
宮部はあさの炭鉱改革に難色を示す。

しかし、親分の治郎作だけはなにやら
イタズラを企む子どもに笑っていた。

親分の治郎作の妻・カズ(富田靖子)は
あさの炭鉱改革をひそかに支持していましたが
納屋頭に歯向かうことは並大抵のことではないと
あさを表だって応援することをためらう。

あさの思う炭鉱改革は
たやすいことではなさそうでした。

一方、姉のはつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)は
菊(萬田久子)と栄達(辰巳琢郎)に和歌山へ行って
家族で百姓として一からやり直そうと提案するが
乗り気の英達とは正反対に菊は大阪を出ることに
首をたてに降ることはなかった。

そして菊はどうしても和歌山へ行くなら
「親子の縁を切ったらよろし!」と声を荒げ
惣兵衛と大喧嘩になってしまう。

そのころ新次郎(玉木宏)の方はというと
今度の「浴衣の会」に向けて
三味線の稽古をしていたが
その新次郎の弾く三味線の音色は
あさのいない寂しさを物語っていた。

そのことを三味線の師匠・美和(野々すみ花)に
簡単に見抜かれてしまった新次郎は
三味線にしっかりしてくれと茶化すが
「お三味線のせいにしたらあきまへん!」と
美和に怒られてしまう。

そんな新次郎に三味線の師匠・美和は
むかし世話になった御仁から頼まれて
大事な客人のために三味線を弾いてほしいと
自分も今度久しぶりに座敷にあがるのだと話す。

そのころ炭鉱夫たちと一緒に働いている
亀吉はあさの顔色の悪さを心配するが
あさはしんどいなどと言っていられないと
口にしつつも大阪へ手紙を書くことも
新次郎との時間を作れないことにも
心を痛めていた。

そんなあさの目の前には炭鉱の仕事と
子育てに追われる母親の姿が見え
その親子を見つめていたあさは
亀吉にあることを打ち明けようとする。

それはあさが誰にも言えずにいたことでした。

『あさが来た』第9週50話「炭坑の光」解説

今回は「あさの体調の悪さ」について解説していきたいと思います。

あさの体調の悪さ」について
あさの体調が悪そうなのはとても気になるところですが
最近のあさのよく寝てしまう光景を見ていると
これもまた勝手な憶測ですがもしかすると
「おめでた」なのではないでしょうか?

いよいよあさと新次郎さんにもベイビーが!!?と
早々に期待を寄せています。

【納屋頭(なやがしら)について】→コチラ 第37話「だんな様の秘密」解説へ
【浴衣の会(ゆかたのかい)について】→コチラ 第49話「炭坑の光」解説へ

『あさが来た』第9週50話「炭坑の光」感想

今回は、本当に三味線を愛する美和さんな 回でしたね。

着々と炭鉱の女主人としての貫禄が出てきたあさですが
やはり大阪と九州の往復でかなりお疲れの様子です。

そんな中で商人旦那衆の心無い言葉で
一度は母・梨江さんの言葉で勇気付けられたあさでしたが
また女性としての自信が揺らいでしまっているようです。

働く女性の定めのような話ですが
見ていてとても切なくなってしまいますね。

一方で、ようやく新たな一歩を踏み出そうとしていた
はつ夫婦にまたもや姑・菊の壁が立ちはだかります。

この菊さんの壁をはつと惣兵衛さんは
どのように乗り越えるのでしょうか?

今日の名言は
美和さんの 「お三味線のせいにしたらあきまへん!」 です。
本当に三味線のことが好きなんだなと美和さんの三味線への想いが
垣間見れたような気がしました。

あさが今まで誰にも言えずにいたこととは?
亀助に一体なにを打ち明けたのか!!?
次回、『あさが来た』第51話「炭坑の光」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

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