あさが来た 104話 藍之助 加野銀行で働く

突然、あさ(波瑠)の目の前に現れたのは、姉・はつ(宮崎あおい)の長男・藍之助(森下大地)でした。なんの前触れもなく、突然訪ねてやって来た藍之助は、唐突に加野銀行で働きたいとあさに頭をさげます。あさは両親や家族の許しを得てきたのかと確認すると、家族に許しは得ているとあからさまなウソをつく藍之助に、あさと新次郎は頭を悩ませ、とりあえず、加野銀行で働くことを許しますが。。。

『あさが来た』第18週104話「ようこそ!銀行へ」あらすじ

加野屋にやって来た藍之助

突然、あさ(波瑠)の目の前に現れたのは、姉・はつ(宮崎あおい)の長男・藍之助(森下大地)でした。なんの前触れもなく、突然訪ねてやって来た藍之助は、唐突に加野銀行で働きたいとあさに頭をさげます。その言葉にあさは、姉・はつや惣兵衛(柄本佑)、家族の許しを得てきたのかと確認する。

すると藍之助は、家族の許しは得てきた。祖母・菊(萬田久子)も加野屋のような立派な店で働けるならいい話だと喜んでしたと話し、父・惣兵衛も両替屋からみかん農家になる道を選んだのだから「子どもかて、自分の道を選ぶ権利があるのやありませんか?」と、必死に訴える藍之助の姿に、あさはひとまず考えると答えますが。。。

藍之助のウソ

「あない堂々をウソをつくのはあきまへんなぁ。。。」藍之助のあからさまなウソにどうしたものかと困るあさは、藍之助が家出をしてきたのではないかと心配します。もし、本当に銀行で働きたいと言って出てきたとしても、あの惣兵衛やはつがなんの連絡もなく藍之助をよこすはずがないと新次郎(玉木宏)もあさの話に同意する。

だからと言ってむげに追い出すわけにも行かず、あさと新次郎はしばらくの間、藍之助を加野屋で働かせることにし、あさから和歌山のはつへ手紙を送ることになりました。

銀行は信用第一

あさは翌日、榮三郎(桐山照史)や平十郎(辻本茂雄)にも相談をして、藍之助はひとまず社員見習いとして、加野銀行で働くことになり、懸命に雑用もこなしては元気に働いていました。

しばらくして、藍之助は平十郎に銀行で働くうえで、一番大切な心構えとはなにかをたずねると、平十郎は「ウソをつかないことだ。」と言い、自分が加野屋で働きたいと思った動機は、加野屋の誠実な店の姿勢と、あさの裏表のない人柄。加野屋の「うそのない風通しの良さ」だと話ます。

そして、その昔大阪が「銀目廃止(ぎんめはいし)」で大騒ぎになった時、まわりの両替屋が対応に困っていたとき、あさがいた加野屋だけは民衆の話をよく聞いて、お金に換えたからこそ生き残れた商人たちがいると預金集め先で耳にしたことを聞かせる。

事実、その恩があって、たくさん銀行ができた今でも「お金を預けるなら加野銀行に。」と言う、たくさん商人たちがひいき筋になっていました。

千代の進路

あさと新次郎は、娘・千代(小芝風花)の学校の先生から呼ばれ、高等小学校4年となった千代のこれからの進路について聞かれます。高等小学校4年とは現代の中学2年生と同じころ、卒業してから千代がどのような道に進むのか楽しみでしかたがない一方で、あさは千代の進路について真剣に考えるようになる。

『あさが来た』第18週104話「ようこそ!銀行へ」解説

今回は「高等小学校の卒業はいつなのか」について解説していきたいと思います。

高等小学校の卒業はいつなのか」について
昭和22年になるまで、今の中学校にあたる高等小学校は義務教育ではありませんでした。

明治初期の高等小学校は、1年生(10歳)~4年生(14歳)までで終了します。つまり、4年生の千代は高等小学校卒業目前ということになります。

【銀目廃止(ぎんめはいし)のエピソード】→コチラ 第22話「若奥さんの底力」へ

『あさが来た』第18週104話「ようこそ!銀行へ」感想

今回は、藍之助の夢な回でしたね。

加野銀行で働く藍之助くん、よほど両替屋・銀行に興味があったのでしょうね。本当にいい顔をしていました。

しかし、新次郎さんの言うとおり、あの惣兵衛さんとはつさんが、あいさつの手紙ひとつもなしに藍之助くんをあさたちのところへ行かせるとは思えません。きっとはつたちとの間でなにかあったのでしょう。。。気になります。

今日の名言は
藍之助くんの「子どもかて、自分の道を選ぶ権利があるのやありませんか?」です。

この言葉からも惣兵衛やはつ、親に対する反発を感じさせますね。

加野銀行で嬉しそうに働く藍之助、しかし、藍之助がウソをついてまで銀行で働きたい理由とは?あさは千代の進路をどう考えているのか?
次回、『あさが来た』第105話「ようこそ!銀行へ」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

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