『まれ』71話「悩める希に藍子のアドバイス、恋の形は人それぞれ」

右手の異変を隠しながら厨房で作業する希(土屋太鳳)だが、
クレーム・パティシエール(カスタードクリーム)の仕込みを大悟(小日向文世)から任される
痛みを堪え必死に作業するも、クリームを焦がしてしまい、右手のことが大悟にバレてしまう
厨房から出るよう指示され落ち込む希は、大輔(柳楽優弥)に冷たい態度をとってしまう
しかし、大輔は。。。

『まれ』第12週 71話 「官能カスタードクリーム」あらすじ

早朝、右手に異変を感じつつも、それを隠し仕事を続ける(松本来夢)。
そんな時、大悟(小日向文世)からクレーム・パティシエールの仕込みを任されるが、
クリームを混ぜることが難しいほどに手が痛み、左手でなんとかしようとするも焦がしてしまう。

大悟に、これでは使い物にならない。
なぜ左手で混ぜているのかと叱責され右手のことが周りに知れてしまう。
このところミスが続いていたから言えずに隠していたと告白する希だが、
自己満足のために、中途半端な気持ちで厨房に入るなと大悟に帰るよう指示される。

帰宅した希と入れ違いに外出しようとする大輔(柳楽優弥)。
今日は早いね、またうまいご飯食べに行こうよと希に声をかけるが、
希は大輔の顔もまともに見ないままに今は顔を見たくない、放っておいて欲しい
大輔にあたってしまう。

驚く大輔に希は、ごめんと告げると、肩を落とし部屋に戻る。
自分の不甲斐なさに落ち込む希。

その頃、一連の態度に反省した圭太(山崎賢人)は、サプライズを敢行していた。
一子(清水富美加)を食事へ誘うために職場まで迎えに来たのだ。
しかし、一子はごめん先約が・・・と、大阪の仲間達と温泉に行く約束をしていたのだった。

後を追うように合流した仲間達は、気まずい雰囲気を感じ2人を置いて先へ行ってしまい。
喫茶店で話し合う2人、大阪は村と違う大阪での生活が楽しくて村のことを忘れてしまう
今の気持ちを率直に話す一子に圭太は分かれたいのか?と聞いた。

一子はわからないでも圭介のことすら忘れてしまう時もあると一子は苦しそうに告白する。
圭太は、もし、オレと続けよう思うなら夏に村へ帰ってこい、
それが一子の答えだと思うことにするからと言うと去ってしまう。

部屋に戻った希は、村へ電話をかける、電話口に出たのは文(田中裕子)。
べつに用はないんだけど・・・と言い訳そうに話出す。

希が悩んでいることを察した文は、希にはまだそのケーキはまだ早かったかねと話始める。
大人の恋愛が題材のケーキを作るには、希はまだ幼すぎる。

男の愛と女の愛は違う、女は愛を確認したがり、男は口に出さないそれが本当の愛だと
思っている
と、雄弁に男女の恋愛感について語る。
それを見ていた元治(田中泯)はそうそう、と満足そうに頷き杯を掲げる。

そこへ風呂上りの母・藍子(常盤貴子)が何の話しているのかと、笑いながら近寄ってきた。
希から電話だと、文から電話を渡され、事の経緯を聞きながら藍子は、男女の恋愛とは
言葉だけを信じてはだめ、行動がすべてだと希にアドバイスする。

それでも、男の言葉に翻弄されてしまうと、弱音を吐く希に藍子は、
あの希が男の言葉に翻弄されているのかと驚き、相手はゴン太だと詰め寄り面白がる。

大輔の名前が出たことに驚く希だが、希の周りにはゴン太さんしかいないと言われてしまう。
人それぞれ感じ方が違う、それが面白い。希は希のやり方でやったらいいと、
藍子と話すうちに自分でも知らなかった【自分】に気づかされた希。

ふと目を落とすとそこには「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」の歌詞
最後にはひとつになるが目に映った。

「マ・シェリ・シュ・シュ」では陶子(柊子)が、なぜ希にあのケーキを作らせようとしたのかと、
大悟に問いかけていた。
その問い掛けに大悟は、わからないが、どんなもんが出てくるか見てみたくなったと、
楽しみで仕方ないかのような、悪戯な笑みをこぼしていた。

音楽も絵も、自然もすべてがひとつになってケーキを作り上げていく、
恋もそうだと気づいた希は、一心に「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」と作りあげる。

完成した「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」を試食する大悟、
少しの沈黙のあと小学生の初恋だと一蹴するも、半額で出していいと希に指示を出した。

驚くスタッフと希は、お客さんに売ってもいいのかと、何度も何度も大悟に確認しては
大喜びする希なのでした。

『まれ』第12週 71話 「官能カスタードクリーム」解説

今回は男女の恋愛感に焦点が当たってましたね。

文の言う男の愛と女の愛は違う。
女は愛を確認したがり、男は口に出さないのが本当の愛だと思っている。
これは大きい問題ですね、これが違うから男と女はすれ違うのかもしれせん。
文字通り、圭太はこのタイプの男性でしょう。

逆に藍子の男女の恋愛とは、言葉だけを信じてはだめ、行動がすべて。
これはまさしく、大輔のことを指すような言葉ですね。

劇中にも「もっと怒って欲しい、捕まえていて欲しい」という台詞もありましたが
一子は圭太の愛情を確認したいだけなのかもしれませんね。

『まれ』第12週 71話 「官能カスタードクリーム」感想

ようやく努力が実った回になりましたね。
希も少し大人の階段を上ったようです。

圭太はと一子は、またもやすれ違ってしまいしたねが、圭太くんもいい加減、
言葉や態度に出してしまえばいいのに。。。と、外野は思ってしまうのですが。
あのプレゼントの行く末はどうなるのでしょう?
結果は【夏の村の成人式】までお預けのようです。
ハラハラが止まりませんね!!!

そして、希が作った「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」ですが
大悟さんに「・・・小学生の初恋だなっ」一蹴されてました(笑)
まだまだ、希には修行が足りない!ってことですね。
希の作った「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」どんな味か食べてみたいです。
どこかで売ってないかな~とちょっと探してみたくなりました。

今日の名言は
文さんの男の愛と女の愛は違う。
女は愛を確認したがり、男は口に出さないのが本当の愛だと思っている。でしょうか。

次回、第72話 続 「官能カスタードクリーム」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る