『まれ』12話「夢に悩む希、圭太の熱い思いは不退転」

夢よりも地道に働くよう訴える藍子(常盤貴子)、それを見た元治(田中泯)は、
徹(大泉洋)の抱いているのは本当の夢ではないと断言する。
希(土屋太鳳)は、祭りが近づくと準備に慌しくなり、そんなある日の深夜、
希は圭太(山崎賢人)からケーキ職人になる夢を捨てるなと言われ、、希は、
熱い思いこそが夢なのではないかと思うようになる。

『まれ』第2週 12話 「告白シュークリーム」あらすじ

夢より地道に働くよう訴える藍子(常盤貴子)、徹(大泉洋)を掛け合いに出し、
お隣さん」のように、負け犬になる気なのかと希(土屋太鳳)に言い聞かせる。

負け犬と言われ腹を立てる徹は、そっちがそうなら一生「お隣さん」で結構!

藍子がちまちま育てるから、希までこんなちまちました子供になったんだと、
言い立てたものの、その言葉で希から睨まれてしまうのだった。

その夜、希は海にいた。

そこへ元治(田中泯)がやって来て希に聞く、本当に他に夢があるのか?と、
元治は続けて、徹の言う夢は夢とは言わない、あれを夢と言ってしまったら、
夢に失礼だと元冶は言い、徹の事を見本にしてはならない

ただ、自分の気持ちに正直に良いと思ったことした方が良いと希に話すと、
ゆっくり背を向けて家へ帰って行くのでした。

希は元治に言われて、よく考えてみたものの答えが出ないままでいた。

何か悩んでいる様子の希に、みのり(門脇麦)は心配そうに声をかけるが、
一子(清水富美加)は、早くハッピを仕上げないと夏祭りに間に合わないと、
希とみのりを急かせ、希はあっさりと問題を先送りにしてしまうのでした。

圭太(山崎賢人)はキリコの修復に専念、希たちは集まりに集まってしまった、
有志30人分のハッピ作りに勤しんでいた。

その夜、圭太はまだキリコの修復をしている様子、気になった希はこっそり、
みんなが疲れ果て寝静まる中、キリコと圭太の様子を見に来る。

すると圭太が突然、希にケーキ職人の夢を捨てるなと言う。

びっくりした希はなぜ圭太がそんなことを言うのかわからなかったが、
圭太は、7年前天候が決まり不安な時、ジタバタしている希を見て勇気が出と、
その後も、何かある度に希のことを思い出し心の支えにしていたのと言い、
だから、そうやってジタバタしてがんばるのが希だと希にエールを送り、
オレはそういう希のことを。。。と言いかけた時、寝ていた洋一郎(高畑裕太)が起き、
圭太は言うのを途中でやめてしまったのだった。

いよいよ、夏祭り当日。

弥太郎(中村敦夫)キリコの出陣の挨拶をする。

どんな困難でも一度決めたことは貫く、それが「不退転」。
自分の道を行き、そして道を探す、それが例えどんなに厳しい道でも、
不退転」の気持ちを忘れず、自分のゴールを探して欲しいと括った。

祭りが始まり、希はキリコを担ぎながら、胸を熱くして、夢中になって突っ走る
それがなのかもしれないと感じていたのでした。

人生に夢は必要なのかもしれないと圭太に話す希は、一子たち呼ばれ、
合流しようと歩き出すが、を圭太はそんな希の手を取り引き止めると、
話したいことがある、明日3時、港橋に来て欲しいと、告げる。

塩田で仕事をする藍子と文(田中裕子)。
文は希を試したのだろうと、藍子はバレてましたか?笑って答える。
そして、文は、徹に対して本当は何に怒ってるのか?とも聞くが、
藍子は言いたくないと言い、仕事を続ける。

そのころ徹は、波打ち際で藍子に愛想をつかされたと落ち込むのでした。

圭太は、高校辞めて漆職人になる修行をすると自分の夢を告げ、
お前とならどんなことも乗り越えられる気がする希に付き合って欲しいと、
希を抱きしめた

が、しかしとうの希は突然のことに驚き、体に蕁麻疹が出てしまうのでした。

『まれ』第2週 12話 「告白シュークリーム」解説

今回はタイトルにもなった「不退転」について解説していきます。
不退転=フタイテン」とは、信念を持ち、何事にも屈しないことです。

最近では政治などでよく見られる言葉になりましたが、
元は仏教用語です。

修行者が行う、菩薩の修行の段階(10段階)があるのですが、
その菩薩の修行の最初の段階に至ることすらも難しく
さらに修行の段階を至る上げていくとさらに難度も高くなりますが、
今までの修行で積んだ徳を落とさないという努力も必要になってきます。

このように、どんなに困難な事でも諦めず、目標に向って突き進む信念と
できたことに満足せずに、日々努力しなければならないということなのです。

『まれ』第2週 12話 「告白シュークリーム」感想

今回は、 やっと希にもがついた な回でしたね。
ようやく希も胸が熱くなる沸き立つような体験ができたようですね。
やっと青春の匂いがしてきました!

若者はそうでないと、保険かけて生きるのは
もう少し先でいいと私は思います!

恋に、夢に突き進んでいただけると
視聴者としても、とてもウキウキしちゃいます。

さて、徹さんですが「負け犬」って言われてましたね。
さすがにあれは誰でも怒るかと、いや言われてもしかたないのか?
複雑な心境です。

でもあれなんです。
一生「お隣さんでいいよ!」って怒った徹さん。
そこまで言われても一生お隣にいるんですか!!??って
つっ込んでしまったのは私だけでしょうか?

彼がいるだけですべてがコミカルに見えてちょっと気楽になりますよね。
本当、不思議な人です。

今日の名言は
弥太郎さんの 「不退転」 です。
これから社会へ旅立っていく若者たちには最高のエールだと思います!

圭太に告白されたまれ、蕁麻疹は出てしまったものの
結構いい感じな気がします!
希と圭太はどうなるのか!!??

次回、第 13話  新 「卒業ロールケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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