『まれ』42話「希の修行開始、とっても危険な寮?」

大悟のケーキ店で1か月の試用採用になった、希(土屋太鳳)だったが、
任されたのは販売や掃除、そのほか雑用ばかり、それでも懸命に働く希。
その夜、「天中殺」に戻った希は、オーナー・輪子(りょう)から言われて、
2階に住まわせてもらう事になるが、夜になり希の部屋にが現れて…。

『まれ』第7週 42話  「横浜激辛プチガトー」あらすじ

「マ・シェリ・シュ・シュ」で、1ヶ月試してもらえることになった希(土屋太鳳)は、
早速その日から、店で働くことになった。

意気揚々と制服を着た希は驚く。

これパティシエの服ではいなですよね?と聞くと、
新人は1年間店頭での販売がメインだと陶子(柊子)に。

販売、掃除、その他の雑用の全般が希の仕事

ケーキの勉強は、自分の仕事を終えて空いた時間に勉強するのが
この世界の常識だと陶子に言われ、そんなのかとがっかりする希だったが、
ショーーケースの中の美しいケーキに見とれていると、
早速、常連客が来店し初めての接客をすることになる。

まだ商品名を覚えてない希は戸惑ってしまい、陶子に叱られてしまうのでした。

真人(塚地武雄)が、電報を徹(大泉洋)と藍子(常盤貴子)に届けにくるが、
それは希からではなく、高志(渡辺大知)からだった

高志からの電報に驚く2人が、内容を見ると「サクラサク」。

「サクラサク」とは何だ?と徹が真人に聞くも、真人もわからないと答えるが、
希の修業先が決まったのではないかと、文(田中裕子)が言うと、
徹は修業先が決まったのかと安心して腰を抜かしてしまう。

希がいないのが相当堪えてるんだなと言う一徹(葉山奨之)に、
文は、受験勉強はしなくていいのかと聞くが、一徹は、まぁ。。。と言葉を濁す。

部屋で一人、魂が抜けたようになっている徹に、藍子(常盤貴子)は、
お店決まらない方が良かった?と言うと、徹はまさかと答える。

ただ、なんというか、置いていかれる人の気持ちがわかったという徹は、
希との約束通り、地道にコツコツがんばろうと腰を上げる。

そんな徹に藍子は、能登のフレンチレストランはいいの?と聞くが、
あれは幸枝がいたからだと徹は答えると、オレはいいんだ、今度は希の番
オレは20年やって駄目だったんだからと言うと、夕飯を食べに部屋を出る。

そんな徹の後姿に、藍子は、ダメにしたのはあなたでしょと、
幸枝(草笛光子)に言われた言葉を思い出していた。

店を閉め、懸命に店を掃除する希。

あがるぞ!と大悟(小日向文世)が言うと、お疲れ様でした!と、
陶子と浅井(鈴木拓)が頭をさげ大悟を見送る。

洗いものを終え、明日の仕込みを手伝わせて欲しいと言う希に、
陶子は、これもと洗い物を渡すと、ごみ捨てもするように用事をいいつける

ごみを捨てに行こうとする希は、浅井の作業していることが気になり
それは何ですかと駆け寄るが、早く仕事をしろと陶子に怒られてしまう

希が厨房から出ると陶子は、希に厨房の仕事をさせるつもりはない
浅井にも、希に仕事を一切教えるなと釘を刺さす

それじゃ、イジメじゃないですかと浅井が言うが、
陶子はすぐに音をあげて辞めていくから問題ないというが、
浅井は、なぜそんな目の敵にするのかと陶子に聞くと、
陶子は、とにかく希のようなタイプが嫌いで、修行させてください?
お給料は要りません、ちょっぴりドジだけど、100倍努力します、
寝ないでがんばります!!??と言うと鼻で笑い、
過去に、そういった人間に幾度も煮え湯を飲まされたと、
怒りをあらわにするのでした。

書類審査の結果が届かず、電話をする一子(清水富美加)。

しかし、今度も駄目だったようで、東京は見る目ないと荒れる一子に
私に似すぎてて本当に嫌になる、と階段を下りてきたマキ(中川翔子)。

東京で歌手になりたかったと言うマキ。

一子よりもっと若いころ、
親に反対され、田舎を飛び出して東京に行きたが。
役者志望の男と一緒に住んで、2人ともぱっとせず、
お互いが、相手のせいにするようになってと話すと、
一子はマキに、話が重すぎるんだけどと言い、
どうしても故郷から出られない人間はいると一子に話すマキ。

中国料理「天中殺」で夕食を食べる希は、大満足するが、
帰ってゆっくりしようにも帰るところを決めていなかったと言う希に、

ここじゃないの?と輪子(りょう)、店の上がアパートになっていて、
「マ・シェリ・シュ・シュ」のスタッフには安く貸していると言うと、
みたいなもんだからと輪子。

夕食を食べにきている大悟の姿を見て希は、毎日ここで食べるのですか?と、
輪子に聞くと、あれ?言わなかったっけ?あたしの旦那!と輪子が言い、
驚く希。

夜遅く、圭太(山崎賢人)を訪ねる一子。

またオーディションに落ちたのか?と言う圭太、
漠然と東京へ行きたいと言うのではなく、
目標を決めた方が良いとアドバイスをする圭太。

一子は何をやりたいのか?と圭太に聞かれ、
別にやりたいことなんてない、東京行きたいだけと言うと、
正論を聞きにきたんじゃないと怒る一子。

どうせ、自分は希と違う、口ばっかりの意気地なしだと言い
圭太はまだ希のことが好きなのかと迫る一子。

輪子に、店の上にある住居スペースに連れてこられた希は、
かなり広い、中国風の洒落た部屋に通される。

輪子は自分たちも、この上に住んでるから、何かあったら呼んで!と言うと
帰ろうとするが、戻ってくると、何かを感じた輪子は、ここ!と言って、
ベッドを指し示し、気を付けて!と言い残すと去っていく。

一人部屋は初めての希は嬉しくて、ベッドの上で横になっていると、
ドアが開き、突然若い男性が酔っ払って入ってくる。

ちょうどその頃、能登では一子が圭太に詰め寄っていた。

初めての塗った輪島塗りの箸、希にあげたんでしょう?一子は言い、
圭太は、ずっと気にしてた、希が好きだから応援してしまうんでしょ?
言う一子を圭太は黙って抱きしめると、キスをする圭太。

横浜では、希が突然入ってきた男に驚いていると、
その男は希の隣に座り、酒を飲むといきなり希にキスするのだった。

『まれ』第7週 42話  「横浜激辛プチガトー」解説

今回は、 高志の電報 「サクラサク」 について解説していきたいと思います。

電報とは、発信者が原文を電信で送り、
受け先でその文章を再現し受信者に配達する通信サービスです。

郵便で手紙などを送るよりも早く相手に届けられることが電報最大のメリット。

元々は、緊急性の高い連絡を一刻も早く伝えることを目的とした通信手段で、
映画のワンシーンなどで「チチキトク スグカエレ」などの電報が届くシーンなど、
記憶があるのではないでしょうか。

そして、「サクラサク」という電報文ですが、
よく大学の合格発表に用いられる文面なので、
みなさんも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

実は大学の合格電報を最初に使用したのは早稲田大学で、
昭和31年、使われた文面が「サクラサク/サクラチル」でした。

その後、他の大学でも使われるようになり、
次第に各大学が特色のある電報を使用しています。

今現状、「サクラサク/サクラチル(イノホチル)」の電報を使っているのは
早稲田大学慶應義塾大学。

ということは。。。

高志の合格した大学と言うのは!!!

どちらにしても、高志くんはすごく頭のいい子だったんですね。

『まれ』第7週 42話  「横浜激辛プチガトー」感想

今回は、 怒涛の一日 な回でしたね。

早速、その日から働きだし、接客し、怒られ、いじめられ。。。
ここ気をつけてと、予言めいたこと言わてポカンとしてたら
見知らぬ男性にキスされてしまいました!!

私ならきっと。。。走って逃げちゃいますね(笑)

本当にもう大変です。

徹さん知ったら。。。暴走しちゃいますよ?

今日の名言は、
輪子さんの あれ?言わなかったっけ?あたしの旦那! です。
輪子さんいつもさらっとすごい事言っちゃってて男前ですよね。

突然見知らぬ男性のキスをされてしまった希
この男性は一体だれなのか????

次回、第43話  新 「危機的クリスマスケーキ」 お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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