『まれ』116話「洋一郎ドキドキの美女とのお見合い、徹が塗師屋の女将になる!?」

徹(大泉洋)は、希(土屋太鳳)に「まいもん食堂」でのケーキ屋の話
了承しておいたと言い放つと、自分が住み込みで女将業を手伝うと言い出す。
一方、夢を見る元気が出てよかったと話す藍子(常盤貴子)と文(田中裕子)だったが、
自己破産の重みを自覚しているのか心配する一徹(葉山奨之)。
その言葉を裏づけるかのように、希の元に見知らぬ男たちがやってくる。。。

『まれ』第20週 116話 「男たちのウィークエンド」 あらすじ

朝市の食堂でケーキ屋の打診を受けていたという話を聞きつけた徹(大泉洋)は、
塗師屋へ駆け込んでくると、希(土屋太鳳)に「まいもん食堂」でのケーキ屋の話を
受けておいたと言い放つ。

希がケーキ屋をするので、安心して店を畳んでくださいとマスターに言ったと言う徹に、
なぜ自分が今能登に帰って来ている理由を理解しているのかと怒る希。

塗師屋の手伝いをするために帰ってきているのに、
ケーキ屋をしている余裕などないと希は、徹に話すが、
徹は希のケーキの腕がもったいないと言い、
あの「マ・シェリ・シュ・シュ」池畑大悟(小日向文世)のもとで、
スーシェフまで勤めたのにこのままではもったいなさ過ぎる。

名店で修行した本格フランス菓子のパティシエが、
この能登でケーキ屋をすることに希少価値がある、
人材と場所のマッチングなんだと徹は熱弁し、
塗師屋の女将の件はどうにでもなると言う徹に、
どうにでもなるわけないでしょ!と希は怒ると、
徹の相手をするのをやめてしまう。

台所で昼食の用意をする希は、
藍子(常盤貴子)と徹のことについて話していた。

先日徹が一徹(葉山奨之)にイケてる背中をみせると約束していたから、
早く立ち直ろうと無理しているのだろうと言うと藍子に、
希は一度は成功して、これからという時に突然駄目になって、
振り出しに戻ってしまって、藍子は今徹のことをどう思ってるのかと訊ねる。

すると藍子は、振り出しではないと言い、
あの時、まさか徹が、本当に3年で迎えに来てくれると思っていなかったから、
黙って3年間頑張って迎えに来てくれて、惚れ直してしまったと言うと、
もう何があっても徹を信じてついていけると笑顔で話すのだった。

その夜、洋一郎(高畑裕太)は、
漆を塗る圭太(山崎賢人)の後ろでウンウンと唸っていた。

集中できないからやめろと言う圭太に、
洋一郎は、自分が見合いをして、もし結婚してしまったら
一子(清水富美加)が悲しむのではないかと思い悩んでいる。

悩むくらいなら、見合いを断ればいいと言う圭太に
それでは見合い相手が悲しむ!と洋一郎は圭太に迫ると、
一子に電話をして気持ちを聞いてくれ!と圭太に頼む洋一郎。

自分が一子に電話できるわけないだろうと断る圭太は、
あれから一子とはちゃんと話していないのにと話していると、
そんな2人の後ろから、希が洋一郎に電話と携帯を渡すと、
うちやけどと電話の相手は一子だった

すると一子は、今度お見合いをすることを聞いたと洋一郎に言うと、
応援してるから頑張れ、それから、結婚したらインタビューに答えて欲しい

あなたの思う家族の幸せとはなんですか?と話すが、
洋一郎はショックのあまり呆然としてしまう。

そんな洋一郎に、圭太は見合いを頑張れ!と言い大きく肩を叩くのでした。

お見合い当日。
場所は「まいもん食堂」
洋一郎のお見合いを食堂の外の炭火コーナーで隠れ見守る希たち。

見合い相手・古川麻由子(筧美和子)と
その母親・古川千佳子(藤あや子)が店に入ってくると、
スーツに身を包んだ洋一郎はガチガチに緊張していた

そんな洋一郎を慎一郎(ガッツ石松)が紹介すると、
洋一郎は麻由子とその千佳子に元気に挨拶し、
いきなり今朝獲った魚を持ち出しては、
よかったら食べて欲しいとテーブルの上へ広げてしまい
周りは騒然とする。

相変わらずの洋一郎の失態に希たちは慌てるが、
麻由子は笑って面白いと言ってくれるのだった。

洋一郎祭りだ…と驚く圭太。

その麻由子の笑顔に洋一郎の緊張はほぐれ、揚々と話出すが
麻由子に一子の話しばかりしてしまう洋一郎。

見合いが終わり、食堂でお茶をする圭太と希は、
洋一郎はどこまでいっても一子なんだね
話し、無理は駄目だなぁと話すふたり。

その話にマスターも無理はいかんと乗ってくると、
希がケーキ屋をしてくれると了承してくれて助かったと言うマスターに
驚く希は、その件で徹が断りに来てるのではないかと聞くが
来ていないとマスターは答える。

困り果てた希は、携帯で藍子に徹のことを話しながら
塗師屋へ帰ってくると、そこには割烹着を着た徹が立っていた。

唖然とする圭太と希。

何をしているのかと慌てる希に徹は、だから言っただろう?
女将はなんとかなるって、オレが住み込みで手伝うから、
今日からオレのこと女将さんだと思ってねと笑顔で話す徹に呆れる希、
しかし、そんな徹を面白がり笑って見ている弥太郎(中村敦夫)。

その夜、徹の突拍子もない行動に憤慨する希だったが、
圭太は徹の希のパティシエの腕を眠らせておくのはもったいないと言う
徹の姿に少し反省していた。

今、希がパティシエの修行を止めて塗師屋を手伝ってくれているのは
元は自分のせいで、確かに徹の行動は、一方的ではあるが
希の良さを活かしたい、夢をかなえさせてやりたいと思う気持ちが
あるからなのだろうと話す圭太。

そんな圭太に希はそれでも、すぐに帰ってもらうと怒るが、
圭太はもう少しいてもらえばいいと言うと、
あんな生き生きとした徹を見たのは久しぶりだと言って、
もうしばらくリハビリだと思って夢みさせてやろうと希に話すのでした。

この時、前しか見ていない徹には、
後ろから何かが迫っていることに、まだ気づいていないのでした。

その頃、桶作家では徹の行動に藍子も頭を抱えていた。

それでも、また夢を見る元気が出てよかったと話す藍子と文(田中裕子)に、
夢はいいけどと一徹は、徹が2度も自己破産してることの重みを
ちゃんと徹が自覚していればいいがと話す。

自己破産しているということは借金を踏み倒しているということで、
徹のせいであちこちに迷惑をかけれている人がいるのだと真剣な顔で話すと、
恨まれているということか?と文は言う。

恨み!?その言葉に言い知れぬ不安を感じる藍子。

翌日、塗師屋に見知らぬ4人の男たちが、突然希を訪ねてやってくるのでした。

『まれ』第20週 116話 「男たちのウィークエンド」 解説

今回は 「自己破産・債権者」 について解説していきたいと思います。

一徹の心配ごとのなかで、徹に迷惑をかけれらた人たちと言う言葉が出てきました。

そこで、一般的に自己破産で迷惑をかけられる人たち(債権者)が、
債務者に自己破産されてしまうとどうなってしまうのか調べてみました。

まず、破産手続というのは、経済的に破綻した法人や個人が債務を整理して、
財産を債権者(貸主)間で平等に分配する手続のことです。

債務者(借り手)が破産手続に入ってしまうと
破産者(借り手)の持っている債権・債務の管理・処分は
破産管財人(弁護士など)が行うことになり、
債権者(貸主)が直接債権の回収をすることはできなくなります

これは、銀行・サラ金・個人間であろうと、条件は同じです。

破産管財人(弁護士など)が債権額に応じた金額を平等に
分配するのを待つしかありません。

貸した相手が自己破産してしまうと、個人間の貸し借りも請求できなくなり、
もしかしたら、わずかな金額が返ってくるかもしれない程度のようですね。

本当に踏み倒しと思われて、恨まれてしまう可能性も感じますね。

一概に、自己破産=債権者ではないでしょうが、
そのことによって、とばっちりや迷惑をかけられる人が多いのは確かだと思います。

ご利用とご返済は計画的にが大切ですね。

『まれ』第20週 116話 「男たちのウィークエンド」 感想

今回は、 波乱への序章が始まる 回でしたね。

なんだか、ただならぬ言葉が出てきましたね。

恨まれているかもしれない。。。

怖い話ですね。

確かに、2度も自己破産してしまっては
それなりに迷惑を被った方の人数は増えているでしょうし
そういえば、徹さんが会社を立ち上げたとき
人を雇ったとも言ってましたから
その人たちの職とお給料がどうなったのかも不明ですし
今回は多岐に渡る人たちが該当しそうです。

今日の名言は
圭太くんの 洋一郎祭りだ。。。 です。
ようやく洋一郎にも理解者が、春がやってきた!?
でも、あのお見合いどうなってしまったのでしょうか?
やっぱり駄目だったのかな???

自己破産の重みを自覚しているのかと心配する一徹。
その言葉を裏づけるかのように、
希の元に見知らぬ男たちがやってきました
この男たちの正体は???
希は一体どんなことに巻き込まれてしまうのか!!??

次回、第117話  続 「男たちのウィークエンド」 お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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