『まれ』129話「希、双子出産!圭太2児のパパになる。」

希(土屋太鳳)の陣痛が始まり、病院の待合いで待つ圭太(山崎賢人)は、
不安期待で落ち着かないでいると、希と徹(大泉洋)の誕生日と同じ8月10日
元気な双子が生まれ、2児の母親となった希の子育てが始まる

『まれ』第22週 第129話 「出産クッサンベイビー」あらすじ

8月9日お昼過ぎ
希(土屋太鳳)の陣痛が始まり、慌てる塗師屋の面々だったが、
藍子(常盤貴子)の落ち着いた対応で、無事に希は病院へと運ばれました

お産までの間、圭太(山崎賢人)は「ゴルフボール」で希をサポートし続け、
いよいよ、希は分娩室へと向かう。

8月10日明け方
待合いでウロウロと、不安と期待で落ち着かない圭太は、
藍子がやってくると駆け寄り、こんなに時間がかかるのだろうか?
遅くないか?と希のことが心配でならない様子。

そんな圭太に藍子は、
一晩中ゴルフボール」と戦っていたのだから少し休むようにと言うが、
希が頑張っているのに自分だけ休む訳にはいかないと気を張り詰める。

分娩室へ入っていった他の家族には次々と看護師から声がかかるが、
希の部屋からはまだ何も連絡がない。

圭太が心配そうに分娩室を見つめていると、
部屋から2度の産声が聞こえ、
紺谷さん、おめでとうございます!
看護師の声がかかりました。

待ち望んだ希と圭太の子どもが産まれました。
男の子と女の子、希と徹(大泉洋)の誕生日と同じ8月10日です。

産後の病室では、希と圭太、そして藍子が
かわいいねーと双子を囲んで和んでいると、
希が疲れただろうと飲み物を買いに出ようとする藍子を
圭太は制止し、自分が買いに行くと病室の外に出た圭太は。。。

ヨッシッ!とガッツポーズのような、天を仰ぐような、
何とも言えない喜びを1人廊下で噛みしめていた。

一度に2人も大変だったねと藍子が、
ベッドに横たわる希に声をかけると、
この子たちの顔を見たら、
もう忘れたと微笑む希。

希が母親になったと思うと
嬉しくて感極まって涙が溢れる藍子。

そして藍子は、
希もこれから、びっくりするくらいこの子たちにたくさん幸せを貰える
希に子どもたちから受ける喜びは大きなものだと伝える
お父さんとお母さんに、思いっきり愛してもらおうねと、
子どもたちへと声をかける。

そして、優しく希におめでとうとささやくと
ありがとうと希は微笑み返すのでした。

その頃、
圭太が自動販売機で飲み物を買っていると、
博之(板尾創路)が慌てて廊下を走ってくる

圭太と鉢合わせた博之は、
なんだ、圭太か、何をしていると素知らぬ顔をするが、
子どもの顔を見に来たんなら、病室は向こうだ
病室を案内する圭太。

博之は、通りがかっただけだとわざとらしい言い訳をするが。。。

ついでだから見て行くかと言って背を向ける。

その背中には
今にも飛び上がっていってしまいそうな喜びが溢れていた

すると博之は、ついでだから言っておくと圭太に向き直ると、
お前は今日から父親だ、父親なんだぞと強い眼差しで
何度も圭太に告げると博之は病室へと向かって行く。

父親か。。。と改めて言葉をかみ締める圭太。

病室での初めての親子記念写真
母子ともに健康です。

数日後、塗師屋に弥太郎(中村敦夫)をはじめ、
文(田中裕子)や元治(田中泯)など皆が集まり、
双子の命名式がにぎやかに行われた。

女の子・妹 歩実(あゆみ)
男の子・兄 匠(たくみ)

希と圭太でひとりずつ名付けたと話す希。

匠なんて、「漆」を継がせる気満々だと笑う一徹(葉山奨之)に、
希は、圭太がもっと「漆っぽい名前」を付けようとしていたと
不満げな顔をする。

すると、「漆っぽい名前」とはこれのことか?と文が、
圭太のもとに残されていた巻物を手にすると
そこには「重魂 (じゅうこん)」と書かれていた。

「魂を重ねる」で「重魂 (じゅうこん)」。

職人の魂を込めて、漆を重ねるのが輪島塗だからと
嬉しそうに語る圭太だったが、
本当に「漆馬鹿」ですねと呆れる職人・亜美(梶原ひかり)。

名前はともかくとして、
将来は六代目弥太郎になるのだからなんでもいい
嬉しそうに匠を抱きかかえる弥太郎。

そんな弥太郎に抱かれる匠に希は
自分の思うように生きていいよと語りかけると
名前に親の思いを込めるものだろうとふてくされる圭太に、
歩実にだって、実りのある人生を歩んで欲しいと言う
普遍的な願いが込められていると反論する。

そんなやり取りを見ていた藍子は
希の産まれたときのことを思い出していると、
どうしたのかと心配そうに声をかける一徹。

徹との幸せな日々を思い出した藍子は、
こんな可愛い孫たちを見逃すなんて、
徹は本当に馬鹿だと涙を浮かべたていたのでした。

本当だねと一徹も言うと、
希たちを見つめるのでした。

自分にも抱かせろとせがむ元治と、
自分のひ孫だと言って渡そうとしない弥太郎
もみあっているのを見かねた圭太が間に入っていく。

歩実を抱く希のもとにみのり(門脇麦)が寄ってくると
徹志が使っていたものだけどよかったら使ってと
肌着を希に渡す。

すべてが2人分必要な希は、
助かると喜んでみのりから徹志のおさがり」を受け取る。

そんなやり取りの中、ずっと歩実に頬ずりする文の姿に
文が若いエキスを吸っていると井田和彦(塩山誠司)がこぼすと、
最近、近所で文が若返ったと噂になっているのだと
みのりも言い出すので、驚いた希は文さん!?と
歩実から遠ざけるフリする。

わいわいと双子の命名式がにぎやかなままに幕を閉じる。

その夜、横浜から出産祝いにと送られてきた
お揃いの小さな靴のプレゼントに希は大喜び。

希、歩実、匠、圭太の家族は4人で川の字になって横になると、
いつまで見てても飽きない写真を撮る圭太、
希も今まで見てきた赤ん坊の中で歩美と匠が1番かわいいと言うと、
オレもそう思う!!と2人は親馬鹿を大爆発させていた

そして、圭太は希を見つめると
希ありがとう、俺も親父がんばるよ
夫婦の絆を改めて感じるのでした。

希、圭太おめでとう!
でも、喜んでばかりもいられません
育児は仁義なき戦いです。

早朝の塗師屋に響き渡る泣き声。

am9:25
歩美と匠が大泣きする中、希はおむつを換え、
圭太は慌てて、蒔絵師と打ち合わせに出かける。

出かけ際、騒がしくて申し訳ないと作業場に頭をさげる圭太に
井田は、なんともない、赤ん坊は泣くのが仕事だと言って
塗師屋全体が家族のように協力しあっているが。。。

am11:30
布おむつを洗濯する希。
ぐずる歩美と匠。

pm5:17
子育てと家事で疲れ果て居眠り希。
歩美と匠の泣き声で起きる。

pm9:48
歩美と匠の夜鳴き①。
交代で2人をあやす希と圭太。

am2:36
歩美と匠夜鳴き②
2人であやすも、圭太寝不足で寝崩れ、
希に注意される。

そんな日々が続き、
希はどんどんやつれていき。。。

置くと泣く、かわりばんこに泣くと
うつろな目で言う希の顔にはしっかりとクマができていた。

そんな希を見かねた藍子も希の子育てを手伝うが、
もうすぐ自分たちが置いて行かれるのがわかるからなのではないかと
圭太の母・直美(藤吉久美子)が現れ、3ヶ月で仕事復帰するといった
希のせわしなさを子どもたちが感じているのだと
子育て計画の甘さを指摘する。

その夜、
漆器組合主催の「六代目弥太郎の誕生を祝う会」が開かれていた。

輪島漆器組合長・遠藤(渡辺哲)たちは六代目弥太郎の誕生を祝い、
圭太にも父親になったのだからもっと父親の自覚を持って
しっかりと女房と子どもたちを守っていくんだぞとハッパをかけると
飲め飲めと言って圭太にグラスを空けさせない。

祝いの会を終えた圭太が鼻歌交じりに帰宅すると
赤ん坊を寝かしつけたばかりの希は圭太に静かにするように言うが、
圭太は静止を聞かずに部屋で眠っている赤ん坊たちに抱きつくと、
赤ん坊たちは驚いて泣き出してしまう

そんなことはお構いなしに上機嫌の圭太は、
自らも入って写真を撮影しだしてしまうのだった。

『まれ』第22週 第129話 「出産クッサンベイビー」解説

今回は 「布おむつ」 について解説していきたいと思います。

劇中では、「おむつ」が出てきましたが、
近年は「紙おむつ」が主流なので、
おむつ」はあまり見かけませんよね?
でも最近は、また「おむつ」が見直されています

布おむつが見直されてる理由
【その①経済的でエコロジー】
布おむつは洗濯して繰り返し使えるので、ゴミが少なく済みます。
1回使い捨ての紙おむつよりも環境に優しく、使えなくなったモノは雑巾にしたりと
最後まで使い切ることができます。

【その②安全】
最近では賛否が分かれる話題でもありますが、
経皮毒」というものを気にされることもあるかと思います。

肌の表面からは様々な化学物質が吸収され、
それが原因で体調などに不調が表れるというものですが、
コレに関しては、詳しい研究結果がないのが現状なので、
参考までに。

紙おむつには吸水性を高めるために合成界面活性剤などが利用されています。
赤ちゃんのようなデリケートな肌には、肌荒れの原因になってしまうということも
考えられるのでは?布おむつの方がお肌に優しいのでは?というお話です。

【その③赤ん坊の感覚器官が育つ】
紙おむつはいつでもサラッと気持ち良い快適な環境
長時間保てるように設計されています。

しかし、これではおむつが濡れて不快と感じ、
それを泣いて知らせるなどの表現力が、
乏しくなる傾向にあります。

おむつが不快→お母さんに伝える→交換をしてもらってあースッキリ☆
母と子のコミュニケーション力環境適応する術を学ぶ!
これが布おむつで磨かれる!という考えから
最近では、また推奨されるようになっているようです。

布おむつでお尻が不快だと感じることは、
人が生きる過程で必要な感覚!
確かにそうかもしれませんね。

しかし、布おむつの大変なところは洗濯
汚れれば洗って干してまた使えますが、
洗濯する時間が必要な分、
それだけ枚数も必要になります。

布おむつというと古い、昔の子育てというイメージがありますが、
最近ではかわいい模様の布おむつも出てきていますし、
自分でオリジナルのかわいいおむつを作って楽しむこともできます。

昔ながらの方法を現代的にアレンジして
半分「布おむつ」、半分「紙おむつ」とハイブリットにしてみたり、
楽しく活用していくというのも良いのではないでしょうか。

ゴルフボールの解説は→コチラ 127話 「希、双子を妊娠、圭太パパになる 解説へ」

『まれ』第22週 第129話 「出産クッサンベイビー」感想

今回は、 スピード出産 な 回でしたね。

びっくりです。

スピード出産で安産!
しかも男の子と女の子が産まれました!
一度で二度美味しい感じですか?

羨ましい!

しかし、一人でも大変な育児を
しかも初めてで、通常の2倍しなければなりません。

さすがの希も疲労困憊の様子でしたね。

希の子育ては大丈夫でしょうか?

今日の名言は
希の この子たちの顔を見たら、もう忘れた です
出産したお母さんたちはこういいますよね
でも、それだけの感動が出産にはあるのだろうと
いつも感じる言葉です。

初めての育児に疲労困憊の希
3ヶ月でパティシエ復帰すると公言していましたが
一体どうなるのでしょうか????

次回、第130話  続 「出産クッサンベイビー」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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