あさが来た 60話 あさの妊娠

あさ(波瑠)は九州の炭鉱で妊娠していることがわかる.亀助(三宅弘城)から
大至急で大阪へ手紙が届き、新次郎(玉木宏)はその手紙を読んで大喜びする。
加野屋の人々は、あさの帰りを待ち望みに待っていたが。。。

『あさが来た』第10週60話「お姉ちゃんの旅立ち」あらすじ

九州の炭鉱で働くあさ(波瑠)の具合が悪くなり
あさの体調を心配していたカズ(富田靖子)は
その様子に妊娠しているのではと口にする。

「妊娠しているかもしれない」
そう聞いて亀助(三宅弘城)も炭鉱の男たちも
驚きのあまり身動きできずにいたが
誰よりも驚いていたのはあさ自身でした。

あさは放心状態でトボトボと小屋へ戻っていくと
亀助は大慌てで大阪の加野屋へ至急の手紙を
書きはじめる。

大阪で寄合所に来ていた新次郎(玉木宏)は
妊娠を伝える手紙が来たと聞くと大慌てで
加野屋へ駆け戻り亀助からの手紙を呼んで
大喜びする。

もう子どものことはなかば諦めかけていた
面々は喜びあい姑・よの(風吹ジュン)も
うめ(友近)も嬉しさのあまり泣き出してしまう。

待望の妊娠したとなればさすがのあさも大阪へ
帰ってくると新次郎も舅の正吉(近藤正臣)も
首を長くして楽しみにして待っていた。

その日、大阪は大雨に見舞われ雨男・新次郎は
「これは自分の嬉し涙だ」今日は盛大に降ると
嬉しそうに話す新次郎の姿をふゆ(清原果耶)は
浮かない顔で見つめる。

そんなふゆの姿にうめはまだ新次郎に想いを
寄せているのかと、たしなめるようにふゆを
諭そうとするがふゆはうめの言葉も聞かずに
その場から飛び出していってしまう。

その様子を偶然目にした大番頭の
雁助(山内圭哉)は若い女性とは
難しいものだなとうめへ声をかける。
そんな雁助の言葉にうめは若いうちの
恋心というものは「熱病」のようなもので
どうしようのないものなのだと笑うので
雁助はうめにもそういった思い出が
あるのかと訊ねる。

するとうめは恥ずかしげに笑うと
今井で奉公してからは「熱病」とは
もうとうに縁を切ったので昔の話だと
冗談話のように雁助に答える。

そんなうめの言葉に雁助は
「それはもったいない」と
思わず口にする。

雁助の口から思わぬ言葉が出て驚くうめと
つい口から言葉が出てしまったし雁助は
いそいそと仕事へ戻っていってしまう。

あさが身ごもったと知らせを聞いて
加野屋も店中が大いに盛り上がりました。

ようやく父親になれると喜ぶ新次郎と
待望の孫の報告に浮かれる正吉は
「たまらんなぁ~」と嬉しそうに縁側に座り
まだ見ぬ子どもの誕生に胸を膨らませていた。

しかし、それからしばらくたっても
まだ、あさは帰ってきませんでした。

あさには九州の炭鉱にまだ気になることがあり
サトシ(長塚圭史)行動に妙な違和感を感じる
あさはなかなか大阪に帰れずにいたのでした。

「あの奥さんがここに来られなくなれば
俺たちもやりやすくなるぞ。。。」(サトシ)

そう言いながらサトシは不敵な笑みを浮かべると
仲間たちを引き連れて炭鉱へと入っていきます。

そのころ、はつ(宮崎あおい)は
うめからの手紙であさ妊娠を知り
大阪の加野屋へ手紙を出していました。

その手紙には和歌山の生活にも
ようやく慣れてきたことや
次男・養之助(ようのすけ)もすくすく育ち
長男・藍之助(南岐佐)も男の子らしくなって
地元のこどもたちとのわんぱくぶりなど書かれ
はじめての妊娠で不安なときにあさの側に
いられないことを気遣う言葉と妹を心配する
姉の思いがつづられていた。

はつが川で着物を洗濯していると
藍之助が「白蛇」をみつけたと駆けてきて
はつに蛇が怖いと話す愛之助。

「そんなことはあらへん。白蛇はんはな
「幸せを呼ぶ」いいますのやで」(はつ)

そんなはつのもとへ惣兵衛(柄本佑)が
ふらりとやってくるとはつは惣兵衛の顔を
見るなりクスリと思わず笑ってしまう。

そして、はつの大阪へ向けた手紙の最後には
今井の母・梨江(寺島しのぶ)が自分たち
姉妹を妊娠したとき悪阻(つわり)がひどく
産まれるまで大変な思いをしていたこと
あさもその母の体質を引き継いでいるかも
しれないから体調には十分気を付けるようにと
つづられていた。

そのはつからの手紙を読んでいた新次郎は
急にあさに体調が心配になり立ち上がる。

そのころ店ではそわそわと正吉よのが
あさからの連絡を今か今かと待っていたが。。。

「あーもう!我慢ならん!!!」(正吉)

ようようしびれを切らせた正吉は
突然大きな声を出したかと思うと
だれか九州へ行ってあさを強引にでも
連れ戻してこいと声をあげる。

だれかと言われても。。。と戸惑う面々
するとそこへ新次郎がさっそうとやって来て
「よっしゃ!わてが行こう!」と新次郎は
自らあさを迎えに九州へ行くと名乗りでる。

その勇ましい姿に加野屋の店はどよめき立ち
新次郎はきびすを返し八代目を襲名した弟の
榮三郎(桐山照史)に迎えに出る許しを乞う。

突然の申し出に驚いた榮三郎でしたが
お家の大事と新次郎の九州行きを許します。

「頼むで!!!!」(正吉)

「任しといて!!!」(新次郎)

店からはおぉ~と感嘆とどよめきがおき
それから新次郎は説得要因のうめと共に
さっそうと九州へと旅立っていく。

心なしか雁助だけはなにか心配そうに
ふたりを見送ります。

そして
なんとかかんとか九州の山中へやってきた
うめと新次郎でしたが目の前を飛ぶブヨに
ふたりは怯えてしまい逃げ惑うしまつ。

そのころあさは九州の炭鉱で身重の体で
炊き出しの手伝いをしていましたが
米の炊ける匂いだけでも気分が悪くなり
ひどい悪阻(つわり)に苦しんでいました。

『あさが来た』第10週60話「お姉ちゃんの旅立ち」解説

今回は「ブヨ」について解説していきたいと思います。

ブヨ」とは
体調3~5mmのハエのような姿をした
6~7月の山の川辺によく見られ
蚊やアブのように吸血する虫です。

このブヨは刺すのではなく
噛みついて吸血するので
ブヨに噛まれると痛みを感じ
噛まれたあとは赤く大きく腫れ
激しいかゆみに襲われます。

山中では出会いたくない虫のひとつですね。

『あさが来た』第10週60話「お姉ちゃんの旅立ち」感想

今回は、待望の赤ちゃんな 回でしたね。

ようやくきました!!!

待ちに待ったあさの妊娠です!

あさちゃん、新次郎さん
おめでとうございます!!!

あの穏やかな正吉さんや
普段はふらふらしている
新次郎さんですが
あさの妊娠を知ったとたん
人が変わったような
あの様子が本当に素敵でしたね。

本当に微笑ましかったです。

今日の名言は
はつさんの
白蛇はんはな
「幸せを呼ぶ」いいますのやで」です。
今のはつさんが本当に幸せな証拠ですね。

あさの妊娠がわかり大賑わいの加野屋
なにやら企んでいる様子のサトシ
あさを迎えに出た新次郎とうめは
果たしてあさを大阪へ連れ帰ることが
できるのでしょうか!?
次回、『あさが来た』第61話「九転び十起き」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

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