『まれ』101話「希の内助の功、圭太との夫婦の愛深まる」

希(土屋太鳳)の輪島塗の皿にあしらえた「パリ・ブレスト」を見つめるアンドレ(アルノ・レ)は、
輪島塗の皿とフランス菓子が見事に引き立てあっていることに感動し、圭太(山崎賢人)に
もう一度だけチャンスを与えた。
そして一難は去ったが、パティシエへの気持ちと圭太への思いの狭間で悩んだ希は、
翌朝、圭太にある決意を伝える。。。

『まれ』第17週 101話「究極選択パリブレスト」あらすじ

希が差し出した輪島塗の皿にあしらえた「パリ・ブレスト」を
まじまじと見つめるアンドレ。
美しい、輪島塗の皿とフランス菓子が見事にマッチしている、
どちらか一方が主張するのではなく、互いが引き立てあって
和食器とフランス菓子がこんなに合うと思いませんでした。

素晴らしい!とアンドレの言葉を渡辺が訳する。

その言葉を聞いた圭太は何かを思い立ったかのように
少しだけ話をさせて欲しいと言う圭太。

そんな圭太にアンドレは、
ケーキを作った希の誠意に答えるために
圭太の話を聞くと承諾する。

紺谷弥太郎が陶胎漆器を提案したのは
輪島塗を海外に広めたいという強い気持ちだと
そう思っていたが、本当は違うかもしれない。

自分は輪島塗を広めたいという思いだけで
このコラボの真意を理解していなかった。

磁器は複雑な形に作られていて、
木よりももっと自由で創造的だが少し冷たさが残る

ここに漆を塗ることで温かみと、漆独特の光沢が出でれば
輪島塗のためだけでなく、磁器だけでもない
両方が引き立て合うことで、器として新しい可能性が見つかる
新しい世界が開けると、紺谷弥太郎はそう思ったのではないか
自分は今そう思えるようになったと圭太は話すと、
もう一度だけやらせて欲しいとアンドレに頭をさげる。

その言葉とまっすぐな圭太と希の姿勢を見たアンドレ。

本当に美味しいですね。
私たちの共同作業も、
このお菓子のように
素晴らしいものになることを願っています

と、フランス語で話すと、
もう一度だけですよ」と渡辺が訳し、
楽しみにしていますと微笑みかける。

すると、突然アンドレが希の手を握り

よかったら1度フランスへ来ませんか?
ベルサイユ宮殿を一緒に歩きましょう

と、フランス語で希を口説きだす。

はじめは何事かわからなかった希だったが、
慌てて飛び退くと

Je suis marié!(ジュスィ マリエ)
Je ne peux pas répondre à vos sentiments!(ジュヌプパ レポントダ ヴ ソンティモン)

私は人妻です!
お気持ちには答えられません!

と、きっぱり断るので、
アンドレは希の潔さに眉をあげて笑う。

交渉はよい方向で幕を閉じ、
その夜、「陶胎漆器」のデザインを考える圭太。

パティシエへの気持ちと家族への思いの狭間で悩む希。

それぞれが芽生えた自分の新しい気持ちに向き合っていた。

その頃、横浜では、
弥生のクリームの絞りに下手くそ!!
残念な浅井のケーキデコレートに浅井ダサい!!!
全部やり直せ!!!と大悟の怒号が響く

希が能登へ帰ってからというもの、
すこぶる機嫌が悪いと輪子がため息をつく。

このまま希が帰ってこないのではないか心配している大悟に
そんなことないとは言っているんだけどと美南もため息をもらす。

一方能登では、
希が夜食やお茶、弥太郎のリハビリの手伝いをしようとするも、
皆が皆、不要だ早く横浜へ帰れと口々に言うので、
希はどうしたものかと困惑してした。

しかし、作業場で亜美が、
希はフランスへ行くのだから、
これ以上甘えてはいけない
弥太郎も言っていたと話すのを聞いた希は
自分が横浜へ帰りやすいように、
わざと冷たく接してくれていたことに気づく。

翌朝、徹夜明けの圭太に
今日のバスで横浜に帰ると言う希は、
一旦横浜へ戻ったら、能登へ引き返すと圭太に伝える。

パティシエはしばらくお休みして
塗師屋のこと手伝うと言い
こんな大変時に、なぜ頼らないのかと希は怒る。

しかし圭太は、
自分は、希の夢は自分が守ると誓った
今ここで大切な夢への道を遠回りして欲しくないと訴える。

そんな圭太の言葉に希は、
ここに来て思った、自分はこんなに何も知らなくていいのかと、
圭太が何が大変で、どんなに頑張ってくれていたのか
今まで何も知らなかった

結婚するとき支えると約束していたのに、自分だけが支えされていた
相手がピンチのときに、なにもできない夫婦は嫌
もしこの状況が逆だったら、圭太も同じことをするはず、
きっと傍にいてくれるだろうと希はいうと、
落ち着いたら駄目だと言われてもパティシエに戻るから、
自分はまだ若いから大丈夫、圭太のそばにいたいと話す希。

そんな希を、圭太は思わず抱きしめ、
このピンチを乗り切ってみせると希に誓う。

そして、翌朝横浜へ帰った希は、
店の前に立つのだった。

『まれ』第17週 101話「究極選択パリブレスト」解説

今回は 「ベルサイユ宮殿」「フランス人男性」 について解説していきたいと思います。

ベルサイユ宮殿」は、1682年にフランス王ルイ14世が建てたフランスの宮殿で、
パリの南西22キロに位置し、建物の主な部分の設計はマンサールと、ル・ブランによって
行われ、庭園はアンドレ・ル・ノートルによって造営されました。

ヴェルサイユ宮殿は、王宮も素晴らしいですが、
広大で美しい庭園の魅力が目立つ宮殿となっています。

フランス人男性」は、恋愛においても思ったことを率直に話し
恋愛の駆け引きを使うことは一切しません、基本的にNGです。

個人主義が徹底している国柄なので、人個人個人がいいと思った女性はいい主義で、
年齢やステータスは必要ありません。

そういう自己確立した女性と、対等に歩んでいきたいと思う、
フランス人の男性にとって希は魅力的に映ったようですね。

『まれ』第17週 101話「究極選択パリブレスト」感想

今回は、逆転ホームラン!!な 回でしたね。
やりました!!
逆転ホームラン!!

そして、やはり希のことをお気に召したアンドレさん
口説いてましたね(笑)

でも、すごいなと思ったのが、
文さん、思惑的中です。

もしかすると文さんの恋愛気質はヨーロッパ寄り?
なのかもと、感服いたしました。

そういえば、弥太郎さんもラテン系ですよね(笑)

今日の名言は、
希の

Je suis marié!(ジュスィ マリエ)
Je ne peux pas répondre à vos sentiments!(ジュヌプパ レポントダ ヴ ソンティモン)

私は人妻です!
お気持ちには答えられません!

でしょうか???
正直なところ、
希が言った言葉がうまく聞き取れなくて
私の記述があっているかが不安なところです(笑)

なんとかもう1度チャンスをもらえた圭太
このチャンスを活かすことができるのか!!!??
そして希は本当にパティシエを
フランス行きをやめてしまうのか!!!???

次回、第102話  続 「究極選択パリブレスト」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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